燃費不正データ系クラブチームの左大文字ラクロスクラブは、ラクロス協会主催のクラブチームの交流戦に参加し、各チームと熱戦を繰り広げた。

会場は前日ブラタモリで特集された伏見桃山城公園グランド。一人興奮してうんちくを垂れるもイマイチ反応の薄い左大文字メンバー

試合の始動が遅れている今シーズンではあるが、左大文字はなんとか単独チームでの参加にこぎつけた。当日出場のメンバーは新戦力や復帰組も多く、ぶっつけ本番で挑む試合となったが、そこは歴戦の猛者達。軽く打ち合わせを済ませると息のあった連携プレイを見せてくれた。

 試合前にはオフィシャルを担当

第一試合は1部の強豪HELP。相手チームには謎の助っ人外国人選手も登場し、否応なしに盛り上がる会場であった。毎度のことながら立ち上がりの悪い左大文字は開始早々から失点を重ねてしまうが、試合が進むにつれ徐々に運動量も増え少ないながらも攻撃のチャンスを掴む。終わってみれば1-7と大差をつけられてしまったが、後半には沖中選手の得点で一矢報いることができた。

第二試合は新チームのCYL。今年はリーグ戦でも優勝最有力候補の一つと言われており、相手の実力をしっかり把握しておきたい所。序盤は互いに得点しあう展開であったが、後半に入り疲れの見えてきた左大文字は防戦一方に。ルール上タイムアウトが取れない中、長時間ディフェンスが続き、その疲労でクリアの精度も悪くなるという悪循環に陥ったが、最小限の失点で粘りを見せた左大文字であった。

スコアを見れば惨敗であったが、初試合となった新戦力はそれぞれ光るプレイを見せてくれており、早急にチームとして成熟させていきたいところ。リーグ戦が始まるまでの2ヶ月、残された時間は僅かである。