10月2日、二色浜グランドで行われたワイルトボアーズ第2戦で左大文字は8-7で辛くも勝利。入れ替え戦出場に望みをつなげた。
1Q出だしで2点先制するも、前戦で改善のみられたパスミスが再発、じわじわと追いつかれ終了間際に逆転。2Qもそのままずるずると失点を重ね2-5の3点ビハインドで折り返した。しかしハーフタイムのクロスチェックで3分のエキストラを得え、じわじわと流れを引き戻すことに成功。#10中野の連続得点で5-7と3Qを終え、追い上げムードで迎えた4Q、ついに8-7のと逆転。いつもならここから失点しで押し切られてしまうところだが、ここでディフェンス陣が奮起、ゴーリーのファウルのエキストラや終了間際のどブレイクにも何とか耐えゲームセット。今季初勝利をあげた。
1Q 2Q 3Q 4Q スコア
左大文字 2 0 4 2 8
ワイルドボアーズ 3 2 2 0 7
得点者 中野4、古跡2、谷口2
2年振りの公式戦勝利にベテラン勢はほっと息をなでおろし、若手選手の中には初勝利だった者が多く勝利の喜びをかみしめていた。
4得点を挙げて大活躍の#10中野選手は「このチームの半分は僕で持っているものだ、もっと他のメンバーもがんばってほしい」と高慢ちきなコメント。京大新人争いに一歩リードの古跡選手は同級生の竹尾選手に日頃の怨み辛み張らせたと鼻高々であった。
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今週のコラム
ラクロスをプレーしていたり、プレーされていたならほとんどの人が一度は耳にしたことがあるであろう言葉、「Lacrosse Pride」。みなさんはこの言葉をどのように感じていますか?(もしくは感じていましたか?)
「すばらしい。感動した」って感じですか?それとも、「べっつにどうでもいいやん、めんどくさいなー」って感じですか?私はもともと極度のめんどくさがり屋でもあるので、正直後者のほうでした。しかし今年、ひょんなことからクラブ連盟西日本支部男子の支部長を拝命することになり、クラブ連盟としてマナーの問題について考えていく必要に迫られたのです。
最近、チームの中においても、グラウンドの使い方などについて事あるごとに言っていますが、なぜそのようなことに気をつける必要があるのでしょうか?
マナーが悪いとどうなるかちょっと考えてみましょう。第一に、グラウンドの使い方が方が悪い、ゴミを残して帰っているとなると、グラウンドの管理者の印象が悪くなります。すると、ただでさえ不足しているグラウンドが余計に使いにくくなってしまいま
す。
第二に、真っ裸で着替えたり、荷物をぐちゃぐちゃにしていたり、グラウンド内でタバコを吸っていたりすると、周りの人からの印象が悪くなります。別にそんなん関係ないやんって思われる人もいるかもしれませんが、これがなかなかあなどれないところだと思います。というのも、スポーツを見たときのパッと見の印象って、その人のそのスポーツに対するイメージに与える影響って大きいと思うんです。同じスポーツをやっていても取り組み方や姿勢によっても受ける印象はだいぶ違います。
例えば、プロ野球と高校野球。技術的にはプロ野球のほうが圧倒的に上です。ですが、高校野球ファンて案外多いですよね。プロ野球のほうが華やかだけど、どうしてもその裏の暗い部分は隠しきれてない、だからこそ、そんな裏表がない高校野球が余計輝いて見えるんでしょう。
野球の例と全く同じではありませんが、あるスポーツをやっている選手のマナーや態度が悪かったら、それがそのままそのスポーツ自体のイメージになります。これがそのままラクロスにも起こりうるということです。せっかく自分たちが好きでやっているスポーツが悪く思われるなんてやじゃないですか。せっかく認知してもらえるなら、より良いスポーツとして認知してもらいたいですよね。
結局は、自分たちのラクロスを高めるのも自分なら、おとしめるのもまた自分であるということです。
そんなことを考えながら、「Lacrosse Pride」って言葉について考えてみてください。人から言われて行動するより、自分で考えて行動してこそ、だと思います。
参考に今年代議員会で話し合われたことを添付します。
参考にしていただければと思います。
(大阪府支局:田中記者)
参考資料) もう一度マナーについて考えて見ましょう
一昨年までマッチコミッサリー委員会によって選手の意識向上につとめてきましたが、昨年は一定の成果を収めたとして一旦終了しました。しかし、昨年度、マナー等の悪化がまたもや見られるようになって来たのです。そこで、自分たちのラクロスは自分たちで高めるという考えのもと、ラクロスプレーヤーが持つべき意識について代議員会で考え、議論しました。その結果、「大人なラクロッサー」として試合等を行う際にこれだけは守りましょうというものを以下の10項目にまとめました。
1)暴言・・・熱くなれば言ってしまうことはあるでしょう。しかし、チーム内でお互いに注意し、抑えることが大切です。
2)迷惑駐車・・・物をおろすときにしてはいないでしょうか。歩行者の通行の邪魔を考えましょう。
3)選手の更衣・・・公共スペースでは着替えず、グラウンドの中でかたまって着替えるようにしましょう。4)試合会場での喫煙・・・グラウンド内では吸わない。ポイステはしない。練習から意識していくべきです。
5)試合会場での飲食・・・グラウンドの中で。目立たないように。食べ歩きはしない。
6)試合会場での荷物の置き方・・・ちらかさない。ベンチは汚くない程度に整理しておきましょう。脱ぎ散らかさないで。
7)会場設備の使用方法、公共施設の使用態度・・・ベンチ等を勝手に動かしたり、椅子で寝転がったりしないようにしましょう。あくまで公共のもの。周りの迷惑を考えた行動を。
8)ハーフタイム中の応援席とベンチの行き来・・・トイレなど必要な場合を除いて行き来するのはやめましょう。特に外からベンチに入ってくるのはなくしましょう。
9)通信機器の使用・・・ベンチ内での携帯電話の使用はやめましょう。
10)街中でクロスを裸で持ち歩く・・・ケースに入れないで街中でクロスを持ち歩いていると周りにあたることもあり危険です。振っていたりするのは論外です。
どれもさほど難しいことではないはずです。ちょっとした意識の持ちようで簡単に達成できるものばかりだと思います。お互いに意識を高めあうことで、気持ちよくラクロスを楽しめる環境を創り出していきましょう。
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