第411号 左大文字の日

毎年8月16日と言えば京都の夏の風物詩、「五山の送り火」、つまり左大文字ラクロスクラブの日である。
今年も左大文字ラクロスクラブのお祝いのために全国から30万人ものファンが押し寄せ、京の街はいつも以上の熱気に包まれていた。

当の左大文字ラクロスクラブのメンバーも2週間前に引っ越したばかりの安田邸に精鋭が集結。
安田邸のマンションは目の前が左大文字という送り火鑑賞には絶好のロケーション。
しかも送り火の日だけ屋上を解放してくれるというサービスっぷりで、まさに左大文字の左大文字による左大文字のための部屋なのである

先発隊は6時前から集結し始めたようで、記者が到着した7時ごろにはすでに大盛り上がりとなっており、ダイニングでは安田父が安田本人からは想像も出来ないほどの饒舌ぶりを発揮されてるかと思えば、リビングではすでに沖中軍曹は何をしゃべっているのかわからない状態で、8時からの送り火までもつのかという懸念すら頭をよぎったのだった。

しかし、そこは左大文字ラクロスクラブの精鋭部隊、主旨は忘れていなかったようで8時前になると屋上へGO。
わくわくドキドキして待っていると、遠く東の方角に「大」の文字が浮かびあがる。あちこちから「わー」「すげー」と歓声があがった。
その後「妙法」に続いていよいよ左大文字が。
「大」のてっぺんから徐々に火が下りて行き、少しずつ「大」の文字が浮かび上がってくる。
「で、でかい…」すぐ目の前の「大」は迫力満点。あまりの近さに、安田父は「火をつける人の姿まで見えた」そうで、かがり火の高さまではっきりと見え、熱がこちらまで伝わってくるのではないかと思うほどであった。

 

京都の夏もこれで終わり。

さて、送り火を堪能して目的を果たした面々、しかしまぁこれで散会するはずもない。
部屋へ戻ってワインやら日本酒やらを次々と飲み干していく。
ダイニングでは安田父の八田夫妻への語りが続き、リビングではワインを新しいテーブルにひっくり返すなどお決まりの光景が繰り返されて夜が更けていった。

やっさんありがとう。来年もよろしくね☆

定期練習開催。新人の衣笠選手も参加!

五山の送り火の興奮も冷めやらぬ8月19日、上陸系クラブチームの左大文字ラクロスクラブは香芝健民グランドで定期練習を開催した。雨男玉置軍曹が呼び寄せた雷雨を何とか退けると、ワイルドボアーズ戦の勝利を次に繋げるべく、試合内容の総チェックと得点力アップのためシュート練習を重点的に行なった。

また、当日の練習には次戦より参戦予定の「サモア帰りの鉄人」衣笠選手が駆けつけチームと合流。合流早々純一選手の「かわいがり」を受けた模様で本人も相当答えた様子。金原選手の一つ上の先輩でもあり、若さ・スキル・体力共に充実の大型新人DFが左大文字の鉄壁の守りを更に強固にしてくれるだろう。

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