祇園祭はドローン禁止です系クラブの左大文字は、6月7日(日)二色の浜公園にて京都大学Bチームと練習試合を行った。
妻子あるメンバーが多い左大文字。試合といえど家族の体調不良や急用があれば、当然そちら優先する大人のチーム。今日は参加予定者が5人欠席したが、十分試合ができる人数が集結。しかも助っ人ゼロ!否が応でもテンションは上がるであった。
さてBチームとはいえ関西強豪の京都大学。
人数が凄い・・。続々とグランドに若者が増えていく。マネージャー陣も豊富に揃え、「今日は女子の試合もあるのか?」と思わせるほどである。タイムキーパー、ドリンク補給、審判までお任せでき、「京都大学、ハンパねえ!」と感心しきりである。
肝心の試合では今季加入のメンバーを要所に配置し、意思疎通を試合の中で図ることができるかが大きな鍵をなった。
試合開始からフェイスオフで圧倒され、連続三失点。守備陣はポジショニングやスライドのタイミングが合わず、首を捻るシーンが続いたようである。
先ずは一点返したいところであるが、ここでクリアからの速攻で新加入AT北選手の初得点が生まれた。
昨年までの左大文字には無い得点シーンであり、リーグ戦での大きな力になるのは間違いなし!
また得点率の低さが懸念されていたエキストラでは、MF森田選手のミドルが炸裂。これもリーグ戦での大きな武器にしたいところである。
試合全体は京都大学ペースで進んでいくが、守備陣には徐々に意思疎通が生まれ、失点しても修正ポイントを直ぐに確認。
新加入DF衣川選手も、ブランクからの試合勘を取り戻し光るプレーを連発。
中盤ではこれまた新加入MF宮田選手が、平均年齢の高いMF陣の中で若さ溢れるプレーを見せる。既に無くてはならない戦力である。90年代に青春時代を過ごした人なら「左のダイナモ」と命名するところであろう。
また第一子の誕生に併せ、1シーズン育休取得した清水選手も本格復帰。
戦力は整いつつある。
試合後半にはAT垂水選手の体躯を活かした1on1からも得点。
各チームが警戒するであろうプレーであるが、これを意識してくれるほど左の攻撃は幅を持つのである。むしろスカウティングしてください!
試合は3―10で京都大学Bチームの勝利となったが、得る物大の一日であった。
京都大学の皆さん、遠路はるばるありがとうございました。
次回は互いのホームタウン、京都市で再戦しましょう!
試合後にはグランド脇に特設のかき氷店が出現。反省を始める学生達を横目に、大人たちはかき氷へ一直線。
試合後の冷たいものは最高だね!
リーグ戦開幕まで約一か月。オリジナルメンバーで試合をする。これが一番の大きな収穫なのであった。