第650号 くにお氏おめでとうの巻

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【自称婚活コンサルタント「マグロとアカマンボウの見分けつかないのは年収400万未満」→炎上】系クラブチームの左大文字ラクロスクラブは11月14日、太陽が丘で行われた公式リーグ戦最終試合、OLC戦において1-7で敗北した。
今年はコロナの影響でリーグ戦開催が大幅にずれ込み、しかも公式リーグ戦はたったの2試合。
今期ファンリーグには4チームしか参加していないため、この試合が3位決定戦となる。
協会費は15,000円。2試合出たら1試合7,500円。
コロナのせいでまたまたまたずれた国家試験ともろ被りしたせいで、筆者は第1試合は行けなかった。

『1試合、60分、15,000円』

「このお金でエッチなお店に行ける!なんとしてでも爪痕を残したい!」
そう思った私は毎週土曜日にしているアルバイトを休んで試合に向かうことにした。
この時点で私の財布からは2万円が飛んでいたことになる。
なんとしても、爪痕を残したい。

当チームがグラウンドメイクも担当していたのだがここで一つ謎のトラブルが起きる。
なんとゴールのパーツが1か所メス同士なためはまらないという意味不明なトラブルが起きたのだった。
坂井氏がホームセンターまで塩ビのパイプを買いに出かけ、テーピングでぐるぐる巻きにして太さを調節し、それを挿入して組み立てるという機転を利かせ、なんとかゴールを組み立てることができた。
まったくもって終始謎な出来事だった。

当日出席したのはゴーリー2名を含めて13名。
11人で9つのポジションを守る。ケガは許されない。
「炭治郎」「ねずこ」というはやりに乗った謎の合図も発案されたが、さっぱりわからない人達と「こいつら流行に乗りやがって」と思われるのを避けるためのためこの案は却下された。
複数のメンバーは口を開けば「腰が痛い」という。
「明日日曜なんで、明日のこと考えずに全力で行きましょう!」とキャプテン志水氏は言った。

試合開始早々当方DFがキャッチしようとしたボールをヘッドがはじいてしまう。
ボールはそのままゴールに吸い込まれていった。オウンゴールだった。
1点も上げられないまま徐々に点数差は開いていく。
ATとMFが頻繁に入れ替わるためオフサイドも多発した。
普段DFの大槻氏もATやMFとして大活躍。
相手チームには大槻氏の母校、大阪市立大学のOBが多い。
「MFってあっち行ったりこっち行ったりでしんどいですね」と感想を残していた大槻氏、相手DFには「大槻さんやん!」と言われたりもしていた。
大槻氏は母校にいたときからスーパーアイドルの地位を不動のものとしていたようだ。

最終クォーターでは0-7にまで点数が開いた。
あと数分、ここである出来事が起こった。
『何を思ったのか30歳を過ぎてからラクロスを始めたド変態初心者』くにお氏にパスが飛んできた。
ミドルからシュート、地面にバウンドし見事にゴールを決めた。
人生初得点だった。
オフィシャルはここのところ合同練習によく参加させてもらっているかぶとむしが務めていた。
「左のあの初心者の子がゴールを決めた!」と自分のことのように喜んでいる人もいたそう。
試合はそのまま終わった。1-7だった。
そのままメンバー6人は「まあそこまで密ちゃうからええやろ」との判断の下、大槻氏セレクトの『ステーキのどん 宇治店』で今年最初で最後のファミレスミーティングに臨んだ。
土曜午後という一番眠い時間帯に肉に舌鼓を打ち、満腹となったメンバーはつかのまの至福の時間を過ごし帰路についたという。

気が付けばもう11月、今年は甲子園もオリンピックもなくなった。
ラクロスどころじゃなくなった人も、いっぱいいるだろう。
人が足りない、一体どうなるのかと思われた今年のラクロスはこんな形で終わった。
でも来年も、みんなでラクロスできたらいいな。

ところでゴリさんは今どうしているんだろうか?

★出場メンバー

G 伴仲、坂井
DF、MF、AT(ごちゃまぜ) 松本、岩田、舟橋、田中、中村、小林、志水、大槻、近谷、山本、三木

得点者 三木(1点)

■今週のコラム

疲れたのとネタがないのと今週映画も見てないのと興奮しているので無し。

 

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