名門左大文字は9日、自然豊かな京都府船井郡日吉町の五カ荘野球場で戦術の確立を図るデイキャンプを開いた。部員たちは照りつける日差しの中、1日かけてじっくりと練習をして夏の始まりを満喫していた。
この日の朝から、京都、大阪、滋賀からはるか丹波の奥地に約20人の部員たちが参集。野球場のインチキ芝生にグラウンドセッティングしてさっそく練習開始。4対4、6対6などの実戦的な練習を組み入れて午前中は練習終了。昼ご飯は弁当をつかったが、高井選手が近くの自動販売機で買った「なっちゃん」が1年前に賞味期限が切れていたことが発覚。雪印ばりに気分の悪くなった高井選手は、午後の練習開始まで寝こむ騒ぎに。ますます暑さのました午後には、ブレイクを交えた海兵隊なみの激しいメニューをこなして、部員はお互い意思疎通をしながら迫り来るリーグ戦に向けて確認を怠らなかった。
午後5時に練習を終えると、部員たちは汗を流すため、日吉町の温泉施設「スプリングスひよし」に直行。ゆっくりと温泉、サウナで激しい1日練習の疲れをいやしていた。
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「練習試合、立命館に大敗。マークの徹底を再確認」
名門左大文字は8日、大阪府の服部緑地公園で立命館大学と練習試合をして、2-10と大敗。敗退を受けて左上層部は、あらためてマークの徹底と得点力の増強の2つの課題をリーグ戦前に再確認することを記者会見で明らかにした。
リーグ戦前の貴重な練習試合となるこの日だったが、仕事のため欠席者が続出。予想通りロングが3本と厳しい状況のなかフェイスオフ。相変わらずのスロースターターぶりをあらわし、厳しい試合展開に。クリース前でフィードを次々と通され失点。勢いにのった若者たちを前に、中年ラクロッサーたちにもう追いつく力はなかった。あれよあれよと立てなおせぬままに10点という大量失点を喫して試合終了。人員がそろわなかったとはいえ、リーグ戦に向けてチームに暗い影をおとした練習試合だった。
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左大文字 2-10 立命館 (負け)
〔得点者〕沖中、清島
〔メンバー〕
G:衣袋
DF:吉井、青野、L宮崎
MF:沖中、加来、梅垣、西端、八木、竹志、松本、森本、安田
AT:清島、鶴原、S宮崎、芝、行司
マネ:エムクミ
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「小林選手、47点の好成績で審判テスト合格!」
↓合格した小林選手
左大文字期待の若手でチーム一のラクロス好き小林克秀選手がこのほど受けた3級審判テストにめでたく合格。47点(50点満点)という好成績での合格で今後、チームでの選手としてのプレイとともに審判員での活動でも期待されている。チームの審判資格保持者はこれで5人目。
小林選手は、先月に大阪ラクロス協会事務所で開かれた審判テストを1人で受験。結果は3問しか間違えず、自動車免許取得テストでも高得点の部類とされる47点。
小林選手は「いやーラクだったっすよ。勉強も予想問題1回やっただけです」と余裕の表情。今後、小林選手の合格を機にほかの部員の資格取得が促進されることが期待される。
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<今週のこれ食べよ>
スペイン帰りの流浪の家事手伝いによる食べ物コラム。
[ jamon =生ハム]
スペインへ行ったら絶対に食べましょう!中にはちょっと生臭さの残るもののある けどおいしい!
イタリアの生ハムとは塩加減は同じぐらいだけど味と食感は全然違います。赤ワインにとっても合います。もちろんbocadillo(=スペインのサンドイッチ)にチーズと一緒にはさんで食べてもめちゃめちゃおいしいです。日本にはほとんど輸入されてな いようだけど機会があったら是非どうぞ。
ちなみにステイ先のキッチンには(豚の足)1本丸ごと”jamon置き(?)”に固定されていました。
(マネージャー江村久美子)