名門左大文字は16日、これまた自然豊かな京都府船井郡八木町の西コミュニティセンターで先週に引き続きデイキャンプの第2クールを開いた。祇園祭宵山の日にもかかわらずひまな部員たち約20人は、京都のにぎわいを背にはるか丹波の地で30度を超す真夏日に、より実戦的な練習に力を入れていた。
先週に引き続き2日続けての練習となったこの日は参加した選手たちは照りつける暑さもあり、ばてばて。それでもなんとかグラウンドセッティングを開始。しんどいながらもなんとか練習を始め、クリアーライドを中心としたNASAの飛行士なみの練習を繰り返してリーグ戦に向けて完璧な調整をしていた。
練習を終えた部員たちは、亀岡市内のファミレスで定例のだべりミーティングのあと、隣にあったユニクロ亀岡店に参集。社会人となっても貧乏症が直らないラクロッサーたちは 「これ安いんちゃう」「これええで」と見事にユニクロの戦略にはまり、狂喜乱舞。行司選手をはじめ次々とレジに並び、お買い物まで満喫。ユニクロも専属スポンサーとして左大文字の選手に衣料を提供することを決めた。今後、近畿各地の試合会場ではユニクロルックでうろうろする左大文字選手団をみることになるだろう。
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「左大文字リーグ戦初戦は8月19日に決定!相手はヘルプ」
エイベックス系アーティストクラブチーム左大文字のミレニアムリーグ戦初戦が8月19日に大阪府の鶴見緑地公園で開かれることがこのほど決まった。相手は昨年の優勝チームのヘルプで名門にとって相手に不足なし。ヘルプをなんとか破って初のリーグ戦制覇(?)に向けて弾みをつけたい。
今年の関西クラブチームリーグ戦はAブロックは、昨年度優勝チーム:ヘルプ、名古屋の虎:中東ラクロスクラブ、新鮮力:KGモルツ、そして京都の名門:左大文字ラクロスクラブの4チームで上位2位を争う。上位2位は決勝トーナメントに出場でき、Bブロックの出場2チームと全日本クラブチーム選手権の出場権をかけて戦うこ とが許される。
左大文字は目標の全国制覇(?)を目指して初戦のヘルプ戦をどう戦うのか?全国の左大文字ファンの注目する初戦の時間決定はのちほどファンクラブ会報などで通知します。応援よろしくメカドック!
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<今週の暮らしの歳時記>
「祇園祭」
現在、ちょうどコンチキチンと京都の暑い夏の訪れを告げる祇園祭のシーズン。16日は宵山、そして17日にはメーン行事の山鉾巡行があります。やっぱ京都に住んでいたら1度くらいゆっくりと眺めてみたいのが祇園祭。
ちなみに私は見るだけでは物足りなく、大学1回生時には黒主山の山鉾をバイトで引いた経験あり。片田舎新潟から出てきたばかりの青年にとって都の行事はどれも新鮮に映り、バイトも京都を知る上で暑い中けっこうしんどかったけどとてもいい経験でした。
さてそもそも祇園祭とはなにか?極度のガンダムマニアにはグワジンやムサイが巡行する「ジオン祭」とも理解されがちな祇園祭は6月半ばから準備が始まります。そもそもの起こりは、869年全国で疫病が広まったことから、疫病を払う神、牛頭天王をまつった八坂神社のみこしを担いで、疫病退散を願ったことから京都の夏の風物詩として定着してきました。
祭りの間、京都の旧家が自慢の屏風を飾りたてる屏風祭も山鉾とまた違った面を見せる祇園祭の魅力。そしてメーンの山鉾も「山」と「鉾」の2つに分かれてます。よく見てみましょう。
「祇園祭は人が多いだけ」という人も多いですが、よくみてみるとやはり1200年の奥深さがあるんやねー。すごい。でも他の土地から来たからかえって興味を持って祭りをみれるんやろうなー。もともと京都に住んでたら逆にあまり興味もたなかったかも。そこらへんはどうでしょう?沖中氏?私も「園部夏祭り」はもう3回目なので、早く京都でゆっくりと祇園祭を見てみたい。まあせっかくの機会ですんで祭を楽しみましょう。
(今週の筆者 LMF仲屋聡)