クラブチームの日本一を決める第1回全日本クラブ選手権の決勝「アドバンス(関東1位) VS バレンティア(関東2位)」戦=写真=が27日、東京都の大井第2球技場で行われ、アドバンスが8-6で勝利し、初代王者に輝いた。
今年は前評判では、バレンティアのほうが上と言われていたが、リーグ戦においてはアドバンスが勝利しており、今回バレンティアはリベンジ戦に意欲を燃やしており、好勝負が期待された。スタンドもクラブチームの選手を中心にほぼ満員に膨れ上がり、 秋晴れの空の下でフェイスオフ。
序盤はアドバンスがテンポのよい球回しから中盤を支配。1Qの5分に先制し、続けざまに2点目を挙げるなど、好調な滑り出しを見せた。3点差となったところで、バレンティアはしつこいライドから1点を返すにとどまった。2Qになっても、アドバンスは鋭いMF陣の1オン1から次々とバレンティアゴールを強襲。エキストラのチャンスを確実にゲットし、一気に5-1にまで点差を広げ、悠々の後半戦を迎えた。
後半に入ると、いよいよバレンティアのハートに火がつき、AT山本を中心に得点を重ね、じわじわと追い詰めるが、アドバンスも落ち着いたディフェンス陣とG嶋田のビッグセーブで持ちこたえる。
しかし、4Qにはいると試合は一気にヒートアップ。ブレイクを主体にバレンティアが2点差にまで追い上げたが、落ち着いた試合運びで要所要所を締めたアドバンスが貫禄を見せ、クラブ選手権初の王者に輝いた。
決勝戦に出場した両チームは、12月12日から開幕する「第10回ラクロス全日本選手権大会」で学生チームと真の日本一をかけて出場する。
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「左ホームページにチャット開設も、利用者状況悪戦苦闘!」
HIDARI市民・オンブズパーソン委員会は27日、左大文字ホームページにこのほど新設された「チャットルーム」の利用者がほとんどいないという調査結果を発表した。左大文字広報部では、報告を受けて利用者増加のための改善策を立案することを検討している。
チャットルームは、メールと違い、多人数でリアルタイムで話し合いができるのが特徴。同広報部では「面白そうやし、つけんのもいいかな」と発案し、滋賀大HP管理者などから協力を得て苦闘を重ねながら設置した。
しかし、設置当初から利用状況はすこぶる悪く、「まるで意味ないじゃん」といわれるまでの存在となってしまっていた。これらの状況をかんがみて、同広報部では、①掲示板で時間を決めて落ち合う。②意味ない話でもとりあえず部屋に入ってみる。 ③試合前のミーティングで利用する。④テレクラがわりに利用する。などの骨子を取り入れた改革案を立案し、部員、または部員外のゲストのさらなる利用の促進を呼びかけていくとしている。
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「京都に第2のクラブチーム誕生か?」
これまで左大文字ラクロスクラブ1チームだけだった京都府で、京都工芸繊維大や佛教大らのOBを中心とする第2のクラブチーム設立の動きがあることがこのほど分かった。左大文字強化部では、「京都のラクロス界の活性化になり、練習試合、合同練習も頻繁にできる」と府内のチームの設立に一様に歓迎ムードを表明してはいるものの、人材獲得面で少し焦りを見せ始めている。今後、さらに設立状況の調査を進めていく。
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<今週のコラム>
「びわこ虫」
職場が琵琶湖のすぐ近くにあり、11月中旬あたりから通称『びわこ虫』が大量発生しました。なんでも毎年のことらしく、近所にあるコンビニに「11月中はびわこ虫が大量発生します。店内に虫の死骸が転がってる場合がありますが、無害なので気にしないでください」ってなことが書いて張ってあるような異常な状況です。
びわこ虫はだいたい1センチぐらい、見た目も大して気持ち悪いもんではないし、ブーンってな羽音もしないのですが、異常発生で数が数だけにまさに気持ち悪いのひとこと。駅の白い壁はまたたく間に「黒い家」となり、駅員さんはほうき片手にホームをお掃除する毎日で、コンビニの入り口はキンチョール臭く虫の死骸の山だらけ。
そんなびわこ虫を見て、ふと最近虫が苦手になってきたかなと思いました。小学生の頃とかはカブトムシなどよく虫とりとかしてたし、嫌いな虫といったらゴキブリくらいなもんでした。しかし、最近は風流なコオロギや鈴虫でさえも気持ち悪く思ってしまいます。あの触角がうようよ動くのが苦手な原因なんだろうなあ。昔、世界の珍品料理とゆうテレビ番組で虫料理シリーズってのがありましたが、改めて所ジョージっていろんな意味でホンマすごいなって思いました。今でもあの番組やってるんだろうか?
なぜ昔は平気だったのか。虫に限らず、料理や女性の好みなどなど、どんなもんでも好き嫌いって年を重ねるごとに変わっていくもんなんでしょうか?
(今週の筆者 AT小林克秀)