小型無人航空機系クラブチームの左大文字は4月26日、深北緑地公園で定期練習を行った。この所週末はぐずついた天候が続いていたが、今週は一転、清々しい日本晴の一日となった。
サマーバケーション気分に一瞬で切り替えた左大文字のメンバー達は、暑いだの日に焼けるだ海に行こうだのビールが飲みたいだの夏特有の不満が一気に噴出。試合中でもこの切り替えの速さを見せてほしいものだ。
当日はゲストに立命館大学OBの大西選手が参加、二年のブランクを感じさせない切れのあるプレイを披露していた。またの練習参加をお待ちしております。
また、川端選手も久々に顔を見せる等、単独練習であったが参加メンバーも多く、短いながらも中身の濃い練習となった。
この後熾烈な腹筋トレーニングが行われるとは誰一人想像していなかった・・・
練習会場にドローン襲来!
26日の練習中、澄み渡る青空に一点、不穏な影がちらついていた。程なくしてその影は姿を消したが、練習後に見慣れぬ小型飛行物体が発見された。
部内公安係の捜査によりその飛行物体は沖中選手の所有物と判明。一時的に身柄を拘束される事態となった。「動機はなに?」「なぜこの時期にあえてのドローン?」様々な憶測が広がる中、沖中容疑者から「チーム戦術を上から撮影したかったねん」と自供が得られ、嫌疑不十分との理由で釈放された。
押収されたドローンのカメラからは確かに練習風景が撮影されていたようだが、未熟な操縦技術の為、動画が有意義に活用されるかは未知数である。
押収された空撮画像
ちなみに釈放後の沖中選手は記者団との対話の中で「これめっちゃヤバイ、綺麗に取れてて盗撮に使えるじゃん」と語っていたらしく、この件に関しては既に通報済みである。
熾烈な戦いが予想される今季の関西クラブチームリーグ戦。左大文字が所属する二部リーグも例外ではなく、ハイテク機器を利用したスカウティング対策にも万全を期していきたいところだ。