タマネギ100キロがオホーツクに消ゆ系クラブチームの左大文字ラクロスクラブは9月6日、交流戦2試合で敗北を期した。
コロナウイルスで例年は5月に開かれる交流戦は大幅に遅れ9月開催となった。
それが決定したのは8月に入ってからと、なかなかのドタバタ開催であった。
急な決定ともあって人数も集まらず、出席したのは選手13名+MG1名とギリギリだった。
また一年ぶりとなるS宮崎氏や田中幹人氏も登場。
コロナと台風の話を交えつつ再会を喜んだ。
我々はもうコロナの話題をまったく交えない会話を忘れてしまったのかもしれない。
これぞ新しい生活様式。
宮崎氏は我らがスーパーアイドル大槻氏を見るやいなや「久しぶりに見たらシュッとして垢ぬけたんちゃうん?」と発言。
ところが大槻氏の返しは「いやー先週おなか壊してたんで」となかなかの変化球だった。
チーム一のスーパーイケメンである大槻氏はおなかを壊すとさらにイケメンになるらしい。
第一試合vs LOHAS戦は9時開始。
今回は10分×2Qで開催される。
相手側ベンチにはフリーで活動する孤高のゴーリー松尾氏の姿も見られた。
「俺間借りしてるねん」とさらっと言いのけポジションについていった。
試合結果は0-2で敗北、今年初試合は手痛い敗北となった。
1点だけ取れた。だがその点は無効になってしまい幻の1点となってしまった。
またこの試合で小林選手が負傷、我々がもう一度出る第4試合を待たずして帰宅していった。
第二試合のLOHAS vs かぶとむし戦ではオフィシャルを務めた。
我々が戦うわけではないのでもちろんマスクはつけて、感染対策はばっちりだ。
そして第四試合のvs OLC戦では選手12名で挑み、これも0-2で惜しい敗北となった。
出場選手
坂井、宮崎、松本、田中聡、中村、舟橋、小泉、岩田、志水、小林(第一試合のみ)、大槻、田中幹人、三木
宮下MG
■今週のコラム『恐怖の新婚旅行』
筆者の知り合いが新婚旅行で恐怖体験をしたらしい。
「これから行く人のために伝えてほしい」と承諾を得たのでそれについて話したと思う。
もちろん皆さんお分かりだとは思うがこんな話をしている時点でもうかなりのネタ切れである。
同情するならネタをくれ。
2012年、知り合いのS氏(もちろん当チームとは全くの無関係)はネットでの婚活の結果、めでたく40歳にして10歳年下の女性とゴールインした。
新婚旅行はH○Sで申し込んだ添乗員付きパッケージツアー。
行先はイタリア・フランス・チェコの12日間、新婚旅行だからと飛行機の座席はちちょっと奮発してプレエコ、旅費は80万円だった。
出発当日ウキウキして空港に向かった。そこまでは良かった。
同じツアーの参加者は偶然にもすべて新婚旅行だったらしい。
ところが30代後半の夫婦が一組いた以外は全員20歳前後の夫婦だった。
10代の夫婦さえいた。
パッケージツアーなので当然3度の食事も移動も観光も一緒になる。
「お酌しましょうか?」と言ってみんな気を使ってくれた。
だが世代間の差はいかんともしがたく、S氏夫婦ともう一組の夫婦は80万も払って高校の修学旅行に紛れ込んだような気まずさを常に抱えながら12日間を過ごしたらしい。
道中何のトラブルもなかったし、だれも悪くない。
旅行会社だって事前にそんなことを言う義務はない。
だからこその何とも言い難いバツの悪さが残るのがこの話のポイントだと思う。
私がこの話を聞いたとき「なんで80万払ってそんな思いせなあかんねん」と恐怖に震えた。
多分私が20歳ぐらいの時にこの話を聞いても何も思わなかっただろう。
この話に恐怖してしまったことこそが私はもういい年したおっさんな証拠なのだ。
ちなみに余談ではあるが、私が小学生3年か4年の時にアニメの『赤毛のアン』を見た。
その時は「そばかすの女がワーワー騒いでるだけやん」としか思わなかった。
それから時は過ぎ20代後半になってもう一度『赤毛のアン』を見たら感動してボロボロ泣いてしまった。
確かマシューが亡くなった時だったと思うが。
(いま『赤毛のアン 号泣』でググればみんなそこで号泣していた。ちょっと面白かった)
私はこの時に初めて「もう自分はおっさんなんや」と思ったのだ。
人の感性はびっくりするほど変わる。性格はそうそう変わらんと思うけどね。