第645号 本日は特別大会1試合目の巻

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ラブホテルに「カニ持ち込みお断り」カニを持ち込まれるお客さんがいて部屋がカニ臭くなるんです系クラブチームの左大文字ラクロスクラブは9月27日、桂川緑地久我橋東詰公園グラウンドにて定期練習を行った。
南北に長いこの公園、ここが初めてで道に迷うメンバーが続出する結果となった。
http://www.kyoto-sports.or.jp/facilities/detail.php?id=8
言われてみればたしかに公園のサイトを見てもグラウンドのマップは出てこない。かなりややこしい。
いつも練習している場所はここになるので初めての方はここを目指してきてください。公園の一番南側やで。
https://goo.gl/maps/iSvMVoQMtGTyXSjbA
私は初めての時特に迷った記憶がないのだが果たして何を参考にして行ったのか、今となっては謎である。

すっかり秋めいた空の下、(永遠の)次期キャプテンとしての地位を不動のものとしている大槻氏が音頭を取った。
また昨年のリーグ戦で点を取りまくってくれた近谷氏も来てくれた。
毎度おなじみ常に走り続ける高速ラインドリルをはじめ充実した練習を行った。
「次のキャプテンは大槻やな!」とのメンバーの声に、
「いやー落としてください」と言いながらもまんざらでもない感じであった。
そんな大槻氏は「今はコロナのせいでスケジュールが遅れたドラマ撮影とマッチングアプリでの女漁りに忙しい。あと理系なので」とバレバレの嘘で『今週のコラム』の執筆要請を拒否。
大槻氏のガードは諸葛孔明並みに堅そうなので、劉備ばりの三顧の礼をもって挑む必要がありそうだ。

■今週のコラム『ポポー』

というわけで今週も毎度おなじみ筆者がラクロス関係ないコラムを書かせていただく。
皆さんポポーという果物をご存じだろうか?
この果物、スーパーなどで売っていることがまずない幻のフルーツである。
始まりは筆者が和歌山の山奥に移住した同級生N氏を訪ねるところから始まった。
N氏は何をとち狂ったのか接道していないため再建築不可のオンボロ一軒家を20万円で買った。
そこのお隣さんがレストランなので二人でピザを食べに行った。
N氏「ここ、秋になったら庭に生ったポポー出してくれるんよね」
俺「ポポー?」
N氏宅まで家から片道3時間、そこのレストランは不定期営業、ましてやちょうどポポーが生った時期に行けるとも限らない。
そこからポポーを探す旅が始まった。
調べてみれば「バナナとマンゴーとパイナップルを足したような味」とか出てくる。
そして「日持ちがとても悪いので市場に出回ることがない幻のフルーツ」とある。ますます気になる。
検索してみれば日本に何軒かポポー農園があるらしい。
値段は送料込み3個で3000円、日持ちしないため発送日と受取日は選べない。
買えない金額ではないが、少し高い。
そうだ、文明の利器SNSで検索してみよう。
twitterやInstagramで検索すれば道の駅や農産物直売所でたまに売っているらしい。
そしてSNSでさらに調べたら片道1時間の距離にある道の駅の農産物直売所で売っていることが分かった。
わざわざ電話して買いに行った。
3個入り350円、通販とは偉い差である。
匂いはまんまパイナップル、味は確かにバナナとマンゴーを足したような味だった。
これはうまい!
調べてみればこのポポー、明治時代に日本に導入され、病害虫に強いこともあり戦前から戦後すぐぐらいまでは日本のいたるところで植えられていたらしい。
バナナやパイナップルが超高級フルーツだったこのころ、ポポーはさぞかし美味なフルーツだったに違いない。
だが日持ちしないのが決定的な弱点となり、戦後大量・安価に輸入されたバナナやパイナップルに押されて消えていったのだという。
そもそもバナナだって検疫の関係で日本には全く熟していないものしか輸入することができない。
日本に到着してから倉庫で追熟させるのだが、もちろん木の上で完熟させたバナナにははるかに味は劣る。
我々が普段食べているバナナは本当のバナナではないのだ。
現代でもっとも重要なのは味そのものではなくいかに日持ちするかどうかなのだ。
ポポー、味はこんなにおいしいのに、なんとも惜しい話だ。
皆さんもドライブがてら見かけた際は是非とも食してみてほしい。
9月中旬から10月中旬が食べごろだそうだ。

☆ちなみに私がポポーを買ったところ↓

あすか夢販売所

〒634-0131
奈良県高市郡明日香村御園2-1

近鉄「飛鳥駅」前交差点 南東広場
国道169号線沿い

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