【平井卓也大臣 ワニ動画閲覧を謝罪「ワニが好きで…」審議中に巨大なワニが歩いたり、大蛇にかみつかれたりする動画を5分間見続ける】系クラブチームの左大文字ラクロスクラブは10月25日、鳥飼下グラウンドでかぶとむし・LOHASと合同練習を行った。
ゴーリーがおらん!ということで急遽合同錬に決定したのは前日夜、練習は朝7時から。
布団が恋しい季節になってきたということもあり、体調不良・寝坊するものが続出し集まったのは4名。
単独練では到底できないような、よどみなく進められるシステマティックな練習を満喫した。
メンバーは日曜のすがすがしい早朝を十二分に堪能し、その後家に帰ってぐっすり昼寝したらしい。
11月後半はグラウンド取れておらず、また合同練になるっぽいので皆さんご覚悟を。
■今週の試写室
三大履歴書に書いてはいけない趣味、『映画・旅行・読書』について今日も語る。
自分はそんなことないやろと思いきや、よくよく考えたら私から映画と旅行と読書取ったら書くこと何も残らんやん!と気づいたのは今である。
◆『プラハのモーツァルト』
予告→https://www.youtube.com/watch?v=cVNBwD5kiGI
モーツァルト作曲のオペラ『ドン・ジョバンニ』制作過程を描く作品。
ウィーンの貴族社会で浮き気味であったモーツァルトは、自身の作曲したオペラ『フィガロの結婚』が大絶賛されていたプラハへと招かれる。
そこで駆け出しのオペラ歌手スザンナと出会い、妻帯の身でありながらスザンナと恋に落ちる。
だがプラハ芸術界に絶大な影響を持ちをし、モーツァルトを招くのにも多大な寄付をしているサロカ男爵もまたスザンナを狙っていた、という内容。
サロカ男爵はドン・ジョバンニをモチーフにしているらしい。
ありがちなメロドラマ的な展開かと思いきや、まさかの展開に目が釘付けにさせられる。
この辺のラストも『ドン・ジョバンニ』をモチーフにしているらしい。
ベートーベンをモチーフにした映画は数多くあるのだが、実はモーツァルトをモチーフにした映画は皆無である。
一番有名なのは『アマデウス』予告→https://www.youtube.com/watch?v=P6iCpgvH1NY(というか私はこれしか知らない)。
なんとこの『アマデウス』、1985年のアカデミー賞8部門受賞と伝説的な映画となっている。
実際モーツァルトは奇行が多く、貴族社会からかなり浮いていた存在であったらしい。
そんなモーツァルトの変人っぷりを、タブーを恐れず映画化したことで『アマデウス』は伝説的存在となった。
もっとも実際のモーツァルトはさらに変人だったらしいが。
そして『アマデウス』が伝説的存在となったことでモーツァルトを描く映画はそれ以降現れなかった。
『アマデウス』そのものが一種のタブーと化してしまったのだ。
今回そのタブーを打ち破ったがこの『プラハのモーツァルト』だ。
ただ予想通りではあるが、ここにでてくるモーツァルトは『アマデウス』が描いたモーツァルトとは程遠く、なんか違う感が頭から離れない。
これこそが『アマデウス』以降モーツァルトの映画が作られなかった原因そのものであるが。
でもこれはこれで面白かった。
みんな『アマデウス』も観てね。
こういう系のが好きやったら『ショパン愛と哀しみの旋律』予告→https://www.youtube.com/watch?v=mzTJQeuHHw8あたりもいいと思うで。
◆『ロリータ』(原作未読)
予告→https://www.youtube.com/watch?v=pa2Xneqv5oc
【ロリータ・コンプレックス】(通称:ロリコン)の語源となったのはこの作品の原作である。
原作はその過激さからアメリカで発売禁止処分が出された。
なぜその作品を映画化しようとなったのかはまったくもって謎であるが、ともかくも1962年に映画化された。
監督は『2001年宇宙の旅』でキレッキレの才能を見せたスタンリー・キュブリック。
1962年にはもうカラー映画が主流となっていた時代で、あえて白黒映画となっているがこれはわざとか?
ハリウッドの倫理規制やカトリック界からの厳しい批判のために性的な描写は全くない。
また原作では12歳だったロリータ役には当時15歳のスー・リオンが抜擢された。
しかしながら白人の15歳は日本人から見れば20代と言われても特に違和感はなく(しかも白黒)、日本の昼メロのほうがよっぽど過激やん的な印象はぬぐえなかった。
内容であるが、作家で大学教授のハンバートは大学に赴任することになった。
未亡人・シャーロットが営む下宿屋でロリータと出会い、シャーロットの娘・ロリータに一目ぼれする。
そしてシャーロットから愛を打ち明けられ、ロリータへの下心を隠しながら彼女との交際を始め結婚することとなった。
ある日ハンバートとシャーロットは大げんかをした。
そしてシャーロットはロリータへの思いをつづったハンバートの日記を見てしまう。
この展開はシャーロットがあまりにも不憫で、いたたまれなくなった。
このシャーロット、いかにもアメリカ的婦人て感じで魅力的やと思うんやけどな。
そしてハンバートとロリータは旅に出かけるが、ロリータが体調を崩し入院することとなった。
だがロリータは入院中、叔父と名乗る男が連れ出しふと姿を消した。
数年後ハンバートにロリータから手紙が来た。お金の無心だった。
ハンバートはロリータに会いに行き、「あなたのことはもう愛していない」というロリータに泣きじゃくりながらお金を渡す、というのがラスト。
ここには気まずさというよりも、おそらくシャーロットを裏切った罪なんだろうな、と思うのが個人的感想である。
おそらくハンバートはロリータから振られたことに号泣したのではなく、かつて愛した存在がもういなくなってしまったことに対して号泣したんだろうな、と思うと不憫ではあるが、そもそもシャーロットのほうがよっぽど不憫である。
シャーロットは天国で幸せになってほしいな、と思うばかりであった。
他の3人にはあんまり同情できん。かろうじてハンバートにちょっと同情できるぐらい。
ちなみにロリータを演じたスー・リオンもその後不遇な人生を送ったので興味のある人は検索してみてほしい。
10代前半のアイドルがいくらでもいる日本はロリコン大国と言われている。
日本的なロリコン趣味とはかなりかけ離れていると思うが、その語源を見ておくことは悪くないと思う。
一応言っておくが私はロリコン趣味は全くないのでご安心を。