第661号 リーグ戦開幕の巻

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【歩いて日本地図の完成を目指す「令和の伊能忠敬」発売。実距離なら約1万9000km、1日1万歩ずつ歩いて完成までに7~8年】系クラブチームの左大文字ラクロスクラブは7月23日、鶴見緑地球技場にて行われたリーグ戦第1試合、かぶとむし戦にて6-7にて敗北した。
2020東京オリンピック(誤字ではない)開会式のために休日が移動し、4連休が出現。
開会式当日の7月23日に試合が行われることになった。
ここのところ天気はずっと快晴。
幸か不幸か真昼間の一番暑い時間を回避し、幾分かは涼しくなった18時に試合開始となった。
人数ぎりぎりで挑んだ去年のリーグ戦とは打って変わり、今年は人数多めだ。

第1Q、 近谷氏が1点を先制、続いて岩田氏も1点を決め2-0となった。
だがすぐにかぶとむしが追い上げ2-2と同点になってしまう。
続く第2Q、宮田氏が2点、岩田氏も1点を決めるが、かぶとむしが一枚上手、7-5となってしまう。
日も暮れ19時になってやっと照明が点灯された。
しかしながら何故かライトはすべて使われず一部のみ。
「これラクロスする明るさちゃうやん」と愚痴るメンバーもいた。
ベンチ陣からは「あれ、いつの間にかクリアしてる」との声が聞かれ、案の定全くボールが見えていなかった。
当チームの疲れが目立ち、第4Qにて舟橋氏が1点を獲得するが最終的に6-7で敗北となった。

出場選手(順不同・敬称略)

坂井、松本、岩田、野尻、中村、志水、舟橋、宇田、田村、三木、近谷、伴仲、大槻、宮田、森田、笹山、梅田

得点者

岩田2点 宮田2点 舟橋1点 近谷1点

■オリンピック開会式を見てみた件

かぶとむし戦が19時半終了、そしてオリンピック開会式は20時からであった。
当然間に合わないので私は録画予約をして家を出た。
2013年の「TOKYO」から8年、オリンピックはトラブル続きだった。
エンブレム盗作、
国立競技場のザハ案白紙撤回(ならなんでその案を選んだ?)、
そして新たに選ばれた国立競技場には消防法の関係上聖火台を置くことができず(なんでその案にした?)、
森本首相は女性蔑視発言で袋叩きに合い五輪組織委員会委員長を辞職(かなり余談だが週刊左初代編集長仲屋氏は森氏が首相時代に森氏のことをボロカス書いていた)、
東京は暑すぎるとマラソンは札幌開催になり(暑いの最初から分かってたやん)、
JOCの竹田会長は汚職疑惑で辞職、そしてJOCの経理部長が自殺した。
コロナにより開催が1年延期され、
野村萬斎氏率いる開会式の演出チームは延期により解散となったが、その後このチームからは辞任・解任が相次ぎ開会式前日まで解任劇は続いた。
解任されたMIKIKO氏が「開会式は10億でやれ」と言われたまさかのリーク、
「コンパクト五輪」がコンセプトだったにもかかわらず、当初約7000億円と言われた開催費用は雪だるま式に膨れ上がり3兆円を超えた。
福島第一原発事故での放射能は「アンダーコントロール」と言ったものの、コロナに関しては全くコントロールできず東京でまた緊急事態宣言が発出され、無観客試合となることが決まったのは2021年7月に入ってからだ。
承知の旗振り役だった安倍元首相は土壇場になって開会式欠席を決め、
オリンピックに興味ない人でも「本当に大丈夫か?」と心配の声が相次いでいた。
直前の直前までオリンピックムードは全くなかった。
全世界が見守る中とうとうオリンピックの開会式が行われた。

私は期待していた。いったいどんな開会式になるのだろうと。
私はリアルタイムで見ることができなかった。
開会式が終わった後のネットでの評判は散々だった。
ネットでは『マツケンサンバ』を推す声が多数聞かれるほどだった。
twitterで「cere」と入力しただけで「ceremony boring」とでてきた。
開会式演出チームのごたごたを乗り越え、なんだかんだ感動的なものになるんだろうなと思っていた。
なんてったってこの開会式だけで165億円が投じられているのだ。
MIKIKO氏の「10億でやれと言われた」はきっと嘘に違いないと。
だが見事に私の期待は裏切られた。
詳細をつらつら書くと粘着認定されてしまうので完結に書くが、165億かけてタップダンスとかパントマイムせんでも、全世界に中継されてるのにへのへのもへじとかドラクエ(※ドラクエは海外であまり人気がない)はあかんやろとか、イマジンはロンドンオリンピックで使用済みやんというのが私の感想である。
本当に『マツケンサンバ』でよかったと思う。
普通にピカチュウとか出しとけばよかったんじゃないか?と思ったのは安直だろうか?
ともあれオリンピックは幕を開けた。
いったいどんなドラマを見せてくれるのだろうか?
とても楽しみにしている。
そして私は今気づいた。競技のほとんどは昼に行われるため、仕事でどのみち生では見れないことに。

もう一つ書きたいことがある。
注目している人はあまりいないだろうが、オリンピックの後にはパラリンピックがある。
これが本当にすごい。
障がいがあるにもかかわらず、そこから繰り広げられる『超人プレー』を見ていて驚愕することまちがいなしである。

陸上の花形種目と言えば100m走である。
これはオリンピックでもパラリンピックでも変わらない。
ここに面白い予測がある。
義足の100m走の記録は、いつしか健常者の記録(ボルトの9秒58)を抜くのではないかと言われている。
現時点での義足100m走の記録は10秒54、だが技術の進歩により記録は『直線的に』伸びている。
私は近い将来義足の記録が健常者の記録を本当に抜くと思っている。
パラリンピック種目ではないのだが、『手足のないボディビルダー』だっていたりする。
いまだにどうやって鍛えているのか全く分からずにいる。
私はそこに人間の無限の可能性を見るのである。

(以上は完全に私個人の意見です)

参考動画
ロンドンオリンピックで女王陛下(本物)を迎えに来るジェームズ・ボンド
東京もこれぐらいやってほしかったのだが……。

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