第669号 2021年もお世話になりましたの巻

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【中国人オペラ歌手、TikTokデビューするも習近平に似すぎて動画削除されまくる】系クラブチームの左大文字ラクロスクラブは10月10日、宝ヶ池球技場にて行われたチャンピオンリーグ及びファンリーグのファイナルにてオフィシャルを行った。という感じで10月にアップするつもりが気が付けば大晦日。。。
今年も一年お世話になりました。
2022年も左大文字ラクロスクラブをよろしくお願いします!!

 

 


惜しくもファイナルに行けなかった悔しさをばねに、裏方仕事も頑張る当チームである。
さて宝ヶ池名物の養生テープによるグラウンドメイクを終えた後いったん集合、そこで来年のことが話し合われた。
なっなんと、左大文字といえばこの人、あの大槻明広氏がとうとう来季のキャプテンに就任することが発表された。
22歳に当チームに入り、30歳を迎えてとうとう年貢を納めた大槻氏の下、当チームはボロ勝ちからのファンリーグ優勝が決定的だ。
他チームの方々は震えて待っていてほしい。
いじりどうのこうのなしに、大槻氏が所信表明ぐらいはちゃんと書いてくれることを筆者は期待している。
書いてね、大槻さん。

天気は雲が多いものおおむね晴れ。10月中旬と思えぬ暑さだった。
チャンピオンリーグは7-4でHELPがGoldzealerを制し優勝、ファンリーグでは11-2でかぶとむしがOLCを制し優勝となった。
本当は当チームがしなければいけなかった最後のテープはがしも続く女子オフィシャルのCrazy scorpionがやってくれた。
この場を借りてお礼申し上げたい。
オフィシャルバッグに電子ホイッスルが入っていないなどのトラブルもあったが、無事オフィシャルを終えることができた。

10月はグラウンドが取れずにかぶとむしに全乗っかり、11月はまだわからないがまあ似たような感じになることが予想される。
しばらく何もない(=ネタがない)ので、全国1000万の週刊左ファンは是非とも何かネタを提供してほしい。
仕事の愚痴や仕事の愚痴、はてまたは仕事の愚痴など多彩な寄稿をお待ちしている。

■今週のコラム『近所の金券ショップがつぶれた件』

2021年、JR西日本およびJR東海からある発表がなされた。
それは「新幹線回数券の廃止」および「普通回数券の廃止」というものであった。
私はもともと近鉄南大阪線の河内松原というひなびた下町育ちであった。
それがJR大和路線の王寺という町に引っ越したのである。

私はあることを知った。
JR沿線の駅前にはたいてい金券ショップがあるのだ。
そこではJRの回数券をばら売りしていたのだ。
JRの運賃には独特の法則性がある。
それは距離が延びるとそれ以上に値段が上がることがあるのだ。
例えば三ノ宮駅から京都駅まで通しで切符を買うと1100円となる。
ところが三ノ宮駅から大阪駅まで410円、大阪駅から京都駅までだと570円となる。
三ノ宮~京都間の移動で大阪でいったん降りると980円となり、120円も安くなってしまう。
しかもこの区間は私鉄との競合が激しい。
JR西日本は、通常10枚で11枚買える回数券を、9枚分の価格で11枚販売していたのだ。
上記の三ノ宮~京都の場合、回数券を使用すればなんと一枚当たり802円で移動できるのだ。
1100円から3割近くも安くなってしまう。
今はもう廃止になったが、昔はさらにお得な昼特切符なんてものもあった。
そこに商売が生まれる。
回数券のばら売りだ。
JR沿線にはたいてい金券ショップか回数券の自動販売機があることを知った。
皆電車に乗る前にそこで回数券を買い、電車に乗っていた。
近鉄沿線にはそんなものはなかった。
松原には商品券などを細々と売っているいわゆる昔ながらの金券ショップしかなかった。

金券ショップの主な売り上げはその普通回数券ともう一つ、新幹線回数券が担っていたという。
その2つが同時に廃止になるという。
JR西日本の普通回数券は2021年9月末で販売を終了することとなった、
沿線の金券ショップは9月をもって閉店ラッシュを迎えた。

私もよく金券ショップで普通回数券を買っていた。
ある時は三宮まで、ある時は和歌山まで。
「今日行かれますか?」と聞かれて「はい」とこたえれば、「いってらっしゃい」と店員が笑顔で見送ってくれた。
その店員のおばちゃんは記憶に残るほど愛想が良かった。
その店のグーグルマップでのレビューもそればかりであった。
レビューで愛想がよいと書かれることなどそうそうないと思う。
そこまで行くともはや天賦の才だと思わずにはいられない。
私もあれほどとは言わないが半分ぐらいでも愛想が良くなりたいものだ。
そのおばちゃんと会うことはもう二度とないかもしれないが、どこかでうまくやっていてくれたらなあと思わずにはいられない。

回数券のばら売りなんて賤業だという人もいるだろう。
私は昔旅行でパリに行ったとき、地下鉄の切符を買おうとした。
そこでいかにも暇そうなおっちゃんが「回数券買わんか」と言ってきたのだ。
おっちゃんはそれを生業にしているようであった。
金券ショップは結局それと同じレベルの商売である。
誰でも思いつく簡単なこと。
いつかは消えゆく商売であるが、だがそこに確実に需要があったのだ。

そもそも論の話として、三宮から京都に行くとき大阪で一回降りた方が安くなるといういびつな運賃体系こそがそもそもおかしいと思うのは私の気のせいだろうか?
そして売り上げの柱になるほど粗利の大きい新幹線の運賃自体が高すぎなのではないだろうか?
東京~大阪間の移動に最低賃金で1日8時間働いても到底足りない金額を払わなければいけないのがそもそもおかしくないのだろうか?
私は昔よくヨーロッパに旅行に行っていた。
関空~モスクワが往復3万円、関空~マドリッドが5万円とかだった。
東アジア、東南アジア、インド、ネパールはほぼほぼ4万円以内だった。
東京~大阪の移動で往復3万円近くかかる新幹線はやっぱり高い。
閉店のお知らせが貼られた金券ショップの前を通りながら、そんなことをふと思った。

最近コラムにマンネリを感じてきたのでちょっと違うテイストで書いてみようとおもったけど、結局いつもと同じような感じになってしまいました。

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