第671号 3月は去るということであっという間に去った三月1週目の巻

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写真も撮ってる中の人なのに編集追いついておらずブログの人の文字をなんとか世に出すぞと寝落ちする前にアップ作業。

では本題へ!

【中学校の同級生にビワ10箱を送り付けた58歳無職の男を逮捕「困ってる姿を想像して楽しみたかった」「かわいい子だった」】系クラブチームの左大文字ラクロスクラブは3月6日、淀川河川公園鳥飼上グラウンドで定期練習を行った。
最近忙しめの大槻氏は今週も欠席、ATリーダーの舟橋氏が音頭をとった。
クロスパスで横から取って後ろに投げるという動作に関し、実際の試合であるのかを松本氏と田中氏が熱い議論を交わした。
「まあロングやったらないと思うけどショートやったらあるんちゃうかな」と丸く収まった。

今回、福田氏の友達ウエダリョウタ氏も練習してくれた。
クロスを握るのは6年ぶりという。
だがさすがに体に染みついた記憶を呼び起こしキレッキレの動きを見せていた。
転勤があるのかどうかが来週分かるので、転勤がなければ入団意向であるという。
また2年ぶりに渡辺氏も練習に参加してくれ、最後は6on6で練習を締めくくった。

■今週のコラム『野宿ノススメ その2』

全く需要がないだろうが思いのほか長くなって二分割したので今週も野宿の話である。
でもまあ人生で一回ぐらい野宿してもいいんじゃないでしょうか。
新たな発見があるかもしれない。

②バス停
水は確保できないが雨風はしのげて大変良い。特に北海道や東北ではドアがあってもはや完全に小屋である。
ただしトイレはない。
道を走っていれば必ずあるものだが、小屋タイプかどうかは全く分からないので行き当たりばったりとなる。
いい場所を見つけたらすぐ確保することをお勧めする。

新潟の寺泊でのことだ。雨は1日降り続き、ちょうど夕方扉付きのバス停を見つけた。
スクールバス用バス停なのでこれから明日までバスは来ないようであった。
そこで野宿することにした。
走っている間明らかに旅人と思われるスーパーカブに乗っているおっちゃんが私を追い抜いて行った。
水は大量にあったのでラーメンを作って食べ、そのまま寝ることにした。
ラーメンを食べている間、先ほど追い抜いて行ったカブのおっちゃんがバス停の窓から私をのぞき込んでいた。
ラーメンを食べている私をうらやましそうに一瞥しおっちゃんは消えていった。
もはやホラーである。
いい野宿ポイントが見つからず結局戻ってきたのであろう。
寺泊から柏崎あたりは町もなく一桁国道もないため補給が結構困難である。
おとなしく8号線を進みましょう。

あと聞いた話だが、北海道のバス停で野宿していた人が朝起きたら愛車のハーレーが見事に盗まれていたこともあるようだ。
北海道はいろいろとスケールがでかい。

③公園
大きい公園は地図に載っているが小さい公園はあまり載っていないのでこれも行き当たりばったりとなることが多い。
ただし道の駅ほど人が集まることは稀なので夜はぐっすり眠れる事が多い。
ただし田舎では人がいなさ過ぎて逆に怖いことも多々ある。
いい感じの東屋があればよいが、コンクリートの滑り台の下で寝たこともある。
ここまでくればもうホームレスだなって感じがしてくる。
治安が悪い所だとたまに職質される。
北九州の公園で野宿しているとき、職質で「ここ本当に危ないのでやめた方がいいですよ」と言われた。
今思えばよくやったものだ。

④駅
新潟の笹川流れという無人駅の待合室で野宿しようと試みたが、田舎でも案外夜遅くまで電車の発着があり、そして案外人の乗り降りがあるのであまりよろしくない。
ヨーロッパの駅でも野宿をしようと試みたがヨーロッパは24時間電車の発着があるため全く眠れない。
ルーマニアのアラドという町で宿にあぶれ、駅で野宿しようとしたら警備員に怒られた。
仕方ないのでWi-FiでYouTubeを見ながら朝まで過ごしたことがある。
オーストリアのインスブルックでは怒られなかった。
逆にインドのガヤという駅は家がない現地住民たちが毎日駅で過ごしているようであった。
さしずめ難民収容所のようであったが、その中で野宿するのも案外悪くないかもしれない。
駅で野宿は割と考え付くところではあるが、下調べなしだとやや玄人向けな気がする。
なお甲府駅は南アルプスへ向かう登山者たちがよく野宿しているらしい。
案外みんな考えることは一緒である。

⑤道端
本当にただの道端で野宿したことがある。
田んぼの畔にある水路の鉄板の上で寝たことがある。
夏でそのまま寝れば案外涼しくて気持ち良い。
だがそれも最初のうちでだんだん寒くなってくる。

北海道の国道の道端で野宿したことがあったが、車が走る振動がダイレクトに伝わって来るのでよく眠れない。
人間は動物時代の本能か地面から来る振動にはかなり敏感に反応するようだ。
そして晴れていても夜露にも濡れる。やはり屋根は必要ということを知った。

⑥空港
これも定番。安い航空券を使うと発着が深夜や早朝になるため空港で寝る羽目になる。
ところが深夜でも飛行機の発着に伴い人が動くため導線の近くで寝るのはかなりしんどい。
ベンチでも1席1席区切られていて(排除アートという)ベンチで寝ることも厳しいことも多々ある。
ベンチの下に隠れて寝たりしていた。
人目から隠れた少し暗い場所を見つけられるかどうかがほぼカギとなる。
アフリカや中東の空港とかになると便数もそんなになく、割とよく眠れたりする。
定番の割には結構上級者向け。

⑦公共施設の軒下
博物館や図書館などの軒下で寝たりとかもする。
道の駅の延長感はあるがここまでくるともうだいぶ通報案件な気がする。
そして早朝になると新聞配達も来たりするので結構気まずい。
なお北海道は全体的にこういうことに寛容なので、たまたま通りがかった人に「ここは熊が来るからあっちがいいよ」とか教えてくれたりする。
基本的に熊は街灯があるところには来ないらしい。
世の中のほとんどの人はこんなことを知らずに生きている。

⑧地下道
自転車で東京に行こうと向かっていたら静岡あたりでうまく台風に追いつかれ地下道があったのでそこで寝た。
台風来てる中、田舎の地下道を通る人がいるのかと思いきやなんと一組の親子が通った。
子どもに「なにあれ」といわれ親がたいそう気まずそうだった。
服はずぶぬれ、真夏だったが凍えそうなほど寒いということを知った。
人間は経験しないとこんなことすら知らない。

⑦車中泊
野宿というか今はもう別ジャンルとして独立している。
寒くなってくると野宿は厳しいが、車の中に布団を敷けばとんでもなく快適に眠れる。
街灯などの光をうまく工夫すれば本当に家で寝ているのと変わらない。
田舎であれば24時間開放してある駐車場はいくらでもあるのでぶらっと行って車を停めて車中泊できる。
特に登山をするときなど登山口に前の日のうちについておけば朝早くから登れるし、駐車場争奪戦にも参加しなくても済む。
登山口の駐車場争奪戦は結構壮絶で、朝6時にはもう満車になっていることが多々ある。
車中泊が最近ひそかなブームらしいので、道の駅等はもう車中泊の車だらけとなっている。
野宿に比べれば楽すぎてもう野宿に戻れない。
逆に楽すぎて旅をしている感じがあまりないことが難点といえば難点だ。

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