第178号  忘年会、12月14日に決定!京都木屋町周辺が戦場に

行きつけのレンタルビデオ屋は3日ぐらい返却忘れてた時に、タイトル告げて催促の留守電入れるのはやめてほしい系クラブチーム左大文字の忘年会は、12月14日に京都木屋町周辺で開催することが決まった。総じて参加状況は良好で、すでに10人以上が出席する予定。夜の木屋町が再び酔っ払いたちの戦場となることが確定し、木屋町飲食業協同組合では「WANTED沖中、大槻」のチラシを配布して、厳重な警戒体制に入っている。
毎年恒例の忘年会は左大文字の1年を締めくくる重大な行事。普段の練習には行かなくても、この行事だけは絶食をして臨むという食いしん坊選手も多い。
だが、ここで課題となるのが、酔っ払いの対処である。酒乱三連星のガイアことリーダーの沖中選手は、昨年は冬の鴨川で鈴木大地ばりのバサロスタートを披露するという荒業を見せた。今年はマッシュこと高井選手がフィリピン在学中のため不在にもかかわらず、新たにオルテガ大槻がここにきて頭角をあらわしてきた。先日の祝勝会では冷酒を次々と空ける酒豪ぶりを発揮した大槻選手は最後の忘年会とあって、万全のコンディションで臨むことになるだろう。
そしてその酒乱三連星を統括するへたれマクベ田中も捨てがたい。全裸での乱痴気騒ぎでさざんか亭六角店から出入り禁止を食らった反省を活かして、素肌にコートくらいは着るプチ変態ぶりを発揮することもありうるだろう。
今から、夜にも恐ろしい光景が想像される忘年会だが、ちなみの会場では、今年のMVPや三賞の発表も行われる。レクリエーション班では「遊びとちゃうんやぞ!しっかり気合入れて参加するように」と苦言を呈している。
レク班はすでに会場の選定に入っているが、結構安くつくようなので、旅館の座敷を借りるという選択肢も視野に入れている。予算は1人5、6千円程度を用意しておくように。二次会ももちろんある、一次会で帰れるとおもうなこのやろー、ボーナスはしっかりとためとけ。
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「23日、クラブチーム選手権決勝ツアー同行者募る」

おれのクリスマスイブは稲盛和夫氏との記者懇親会に決まってしまった系クラブチーム左大文字では、23日に愛知県半田市で行われるクラブチーム決勝戦「ナニワ対バレンティア」の観戦ツアー参加者を募集している。
すでに加来、三宅、吉井など大御所たちが車を出す用意をしているため、かなりの人数の同席は可能。みんなで行ったら安くなる。しかも楽しい。でも男ばかりという特典がつく。参加希望者は前日までに加来GMにメールを。どうせラクロスシーズン終わってひましてるやろ。
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<来週の予告>
来週の週刊左大文字は、左大文字今年の公式戦まとめ。
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<今週の読書室特別編>
「大蔵選手の秋の夜長に…③」
山口東京支社長の読書批評シリーズ第3段!秋の夜長を鳴き通す渾身の一作を読め!

「蚊トンボ白鬚の冒険」
<講談社・藤原伊織著・1900円>
奇妙な蚊トンボ「白鬚」が頭に進入してから、瞬発的ではあるが脅威の筋力を発揮できる ようになった水道職人の達夫。彼は隣人である黒木をオヤジ狩りから助ける。黒木は株取 引で暴力団に莫大な損害を与え行方を追われる身だった。黒木の居所を吐かせようとする 暴力団に恋人・真紀を攫われ達夫は立ち向かう決意をした。
「テロリストのパラソル」で江戸川乱歩賞と直木賞をW受賞した著者の最新作。著者名を 見ただけで購入したが、ストーリー展開だけでなく白鬚と達夫のやりとりも絶妙で、翌日 の仕事を忘れ徹夜で即日読み通してしまった。
(今週の筆者 東京支社長山口大蔵)

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