今年のクラブチーム選手権もいよいよクライマックス。最近買ったハロゲンヒーターは思ったより温まらない系クラブチーム左大文字もあと一歩のところで届かなかったクラブチーム選手権の決勝戦には、我が関西からナニワラクロスクラブ、関東からはバレンティアが出場。23日に愛知県の半田市陸上競技場で午後2時激突する。関西のクラブチーム代表としてナニワラクロスクラブにはぜひとも優勝してもらいたいところだ。左大文字からも当日は加来、吉井、沖中氏ら頼もしいラクロス馬鹿たちが応援に駆けつける予定だ。
トーナメントに入ってからなにわは関東2位のラガマフィンズと対戦し11-6で勝利。山本諜報員によると、今年のナニワはチーム力が格段とあがっており、ルーキー吉田選手(佛大)が4得点するなど、若手育成にも成功しているという。マネージャーもかなりの敏腕で、トレーニングもJapanトレーナーの指導で確実にアップ。山本氏によると「きっと今年の全日の決勝は、クラブ選手権の決勝と同じカードになるでしょう。昨年もそのはずだったのに、同志社にやられたナニワはさすがに同じ轍はふまないはず」と分析している。
リーグ戦ではさすがの名門左大文字も大差で負けたなにわには、関西初の優勝カップを持ち帰ってもらうことを祈念し、左大文字の西端選手はジャンクフード以外は食べない断食生活に入っている。関西のレベルアップのためにもなにわの選手たちはがんばってください。
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「忘年会、12月14日に開催か?」
左大文字レク班は、毎年恒例の忘年会の日程を12月14日で進める方針を固めた。中東戦祝勝会でのご乱行が記憶に新しいメンバーたちだが、部員の意見で日程は調整するので、出欠連絡はお早めにと呼びかけている。
昨年は京都市中京区のさざんか亭六角店という学生のような店チョイスで、冬の鴨川に飛び込む輩まで出た恒例のあほ忘年会。今年も3位という好結果であったことから、多くの参加者が見込まれ、さらなる盛り上がりが期待される。坂井、沖中選手がたっての希望のジャイアンカラオケリサイタルも期待できそうだ。また鶴原選手のマネージャーとセクハラトークなどメニューはもりだくさん。のんだくれには、木屋町の盛り場から程近い仲屋邸での休憩(土日1時間2000円)も用意している。
14日は仮日程なので、できればこの日でやりたいが、他の日に希望する人が多いのならば変更もありうる。一応左大文字ラクロスクラブなので京都での開催にしたいが、これもあまりに希望が多いようなら大阪でも開催もやぶさかではない。
まあとりあえず、鶴原言うだけ班長が指揮するレク班では、「早めに人数によって会場設定せねばならぬので、できれば今週中に出欠教えて。途中で変更もありよ」と話している。
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<連絡>
同じくレク班から、恒例の社員旅行は12月に忘年会と旅行が重なるのはいかがなものかということで、年明けの1月か2月はどうかという案が出ております。これに関して意見を求めますがどうでしょうか?
「ぜったい12月じゃないとやだもん」という人がいたら考えますが、「1月は正月で酒が飲めるからいけない」とか「2月はバレンタインでダミーで家にいるので忙しい」など、ならいつがいいかとか皆さんの意見を聞かせてください。
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<今週の読書室特別編>
「大蔵選手の秋の夜長に…②」
山口東京支社長の読書批評シリーズ第2段!秋の夜長を鳴き通す渾身の一作を読め!
「砂の狩人 上/下巻」
<幻冬舎・大沢在昌著・各1667円>
舞台は新宿。暴力団組長の子供ばかり狙う猟奇殺人が起こる。この事件を内部の犯行と疑い極秘に闇に葬ろうとする警察庁。そのキャリア女刑事・時岡に極秘に依頼されこの事件に立ち向かうのが、かつて未青年殺人犯を逮捕することなく射殺した元刑事・西野。
しかし、事件が公になるとその手口から中国人の仕業かと思われ、新宿は暴力団とチャイ ニーズマフィアとの全面戦争となり戒厳令下に置かれる。暴力団、チャイニーズマフィ アを罠にかけ真実に迫る西野。
公安の横槍も入り西野が頼れるのは、シリーズ前作「北の狩人」にも登場した新宿署マル暴刑事・佐江、娘を殺された暴力団組長・工藤のボデ ィーガードである原の2人だけ。
「新宿鮫」でも見られる、キャリア警察官の警察に対する信頼感を守るための歪んだ思考を描いた部分もあるが、ストーリー展開は軽快で難しいこと抜きに新宿がこんなことになったらえらいこっちゃとか思いながら、上/下巻のボリュームを感じずに読むことができた。
(今週の筆者 東京支社長・山口大蔵)