第154号 今季初練習3月2日に決定!2月23日にはミーティング

ラベル張替え系クラブチーム左大文字の今季初練習が3月2日午前9時から長岡京市の洛西浄化センターで行われることが明らかになった。2月23日午後5時には今季の目標や幹部などを発表するミーティングを開く予定で、今季いよいよスタートする左大文字にかかる期待は大きい。
昨年と同じく、3月第1週から練習はスタートする。春先には学生たちと対戦するプレミアカップを控えていることもあり、メンバーたちには早めの仕上がりが求められる。部員たちはオフ中にもスノボでの足腰強化、夜間のゴールデン街を徘徊しての体力強化など練習開始にむけて調整の余念がない。
23日にラクロス協会大阪事務所で開くミーティングでは注目の新主将の発表や今年の目標の確認、新入部員紹介などがあり、ミーティング後には近隣で恒例の新年会も開催して気勢をあげる予定だ。部員のみなさんは出欠確認をメーリングリストかHP掲示板に。
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<2月、3月の予定>

2/23(土)午後5時 日本ラクロス協会大阪事務所でミーティング、新年会
3/2(土)午前9時 洛西浄化センター
3/16(土)午前9時 洛西浄化センター
他の土曜日は現在グラウンド探し中。詳細は後日掲示
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「京滋の大学練習に参加しよう」

2月に入ってクラブチームも新入部員リクルートシーズン真っ只中。名門左大文字ではまず足元から固めるため、2月下旬に練習が始まる地元の大学への訪問練習を企画している。シーズンへの体を慣らす練習を兼ねて、チームの知名度をあげるというスペシャルな企画。京滋の大学では2月下旬に練習をはじめるところが多いので、部員のみなさん、どうせ週末は暇なんやから(特に鶴君)積極的に参加していきましょう。
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<今週のコラム>
大原仙人ひさびさのコラム発射!
 「新生左大文字は?」

1月30日の京都新聞で、浅草にある大衆演劇の劇場である「大勝館」が20年ぶりに再開したことが紹介されていた。その翌日には道頓堀の「浪花座」が惜しまれつつも閉館したことも伝えられていた。再開にせよ、閉館にせよ、古くからの形態で興行を続けることの難しさがうかがい知れる。
先日、偶然にも大勝館の向かいにある浅草演芸ホールで落語を観てきたので、そこで感じたことを紹介したい。このホールは主に落語が上演されている寄席である。この日は林家一門が出演しており、取りは笑点でお馴染みの、こん平だった。落語を生で見たのは初めてである。語りを直接、耳にするのは、演者の生っぽさが伝わってくるし、身振り手振りにしても、テレビでみるよりずっと立体感があっていい。
でも、これは何とかならんかいな、という点も多々見受けられた。 まず、興行全体の時間が長い。4時間ぐらい、総勢20人ぐらいの落語家やマジシャンが演じていただろうか。好きな時間帯を選んで観たらいいのではと思われるかもしれないが、ひいきの落語家を目当てに行ったのではないから、的を絞ることができない。
また、一旦、寄席に入場すると入退場できない決まりになっている。 それから、これはもっと重要な問題であるが、何人かの話の導入部、つまり、枕の内容がダブっていた。その内容とは、落語自体の不人気や寄席への客入りの悪さを自ら茶化したものだった。
別に、自嘲することを 不愉快に思っているのではない。でも、若手も真打も同じような枕を使うとなると聞く方はちょいとつらい。プロレスで、若手もベテランも同じ技を繰り出すようなものだ。例えば、何人ものレスラーが、木村健吾の得意技「稲妻レッグラリアート」を乱発したらどうだろうか。まあ、あの技を他のレスラーが使いたがることはありえないが。
たった一度きりの経験で推測するのもどうかと思うが、寄席では出し物を総合的にマネジメントする人がいないのではなかろうか。テレビ中継があるような特別な寄席は抜きにして、日常的に興行されている寄席では、全体の組立についてあまり関心が払われていないような気がする。このあたりは、大衆演芸の後輩であるプロレスに学ぶところが大いにあろう。
最近、新日本プロレスのレフリーであった、ミスター高橋が『流血の魔術 最強の演技』という暴露本を講談社から出した。プロレスを興行として盛り上げるため、誰に勝たせて、誰に引き立て役になってもらい、誰に乱入させるか、といったマッチメークの苦労話で綴られた本である。
部分の質が高くても、それに比例して全体の質が高くなるわけではない。こうした例はスポーツ界にもよく見られることだ。プロ野球セリーグで巨人ではなく、ヤクルトが優勝したこととか、ラグビーのウェールズ代表チームが、サントリーに敗北を喫したこととか、個人の能力をチームの総合力に結びつける難しさを示している。
さて、来月から始動する左大文字には新たなメンバーも加入することだろう。新チームはどのような形で個人の能力を活かし、総合力をつけていくのだろうか。
(今週の筆者 休部中DF 大原 悟務)

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