牛肉詰め替え系クラブチーム左大文字はこのほど、今年の新入部員の勧誘用ページを公式ホームページ内に開設した。春先のプレミアカップにむけて新入部員リクルートシーズンに部員たちの勧誘活動もいよいよ本格化する。
開設されたページは昨年度の左大文字の活動内容や、広く新入部員をよびかけていることを前面に押し出し、編集部で5分程度で作成した凝りに凝ったすばらしいページとなっている。
今年は就職や異動で多くのメンバーがチームを去ると目算されており、この春先の勧誘をおろそかにしてしまうとリーグ戦でどえらい目にあうことは明白。左大文字上層部では,学生チームの練習が始まる2月下旬頃から京都、滋賀の各チームに出向いて出張勧誘を兼ねた合同練習などにも加わっていく活動も行う予定だ。
すでに他の大手クラブチームでは、1月中に練習会を開いて、新入部員を獲得しようと躍起になっているチームもある。新チーム設立の動きもあり、うっかりしていると、春先には入る部員はだれもなしということにもなりかねない。部員はじぶんたちの母校卒業生のフォローなどを忘れずに新人獲得にがんばりましょう。
ちなみに、今年は京産大出身のDF鈴井くんらがすでに参加希望をしてくれてます。他の学校もよろしく。
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「週刊左大文字ネタ不足に拍車!」
大スポばりの正確さで部員に情報をお届けする「週刊左大文字」が極度のネタ不足におちいっている。冬場で練習がないのが原因で、編集部では読者に広く情報提供を求めていく。部員たちのプライベートな情報にまで踏み込んで報道する体制も整えており、週刊で情報を発信していくためには手段を問わない方針を打ち出した。部員も部員以外でも、なにかラクロス関係、しょうもうない個人ネタ、コラムなどありましたら編集部までメールをsatoshi-nakaya-@mse.biglobe.ne.jpへ。部報はあなたたちの手でつくられています。
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「練習開始は3月第1週、2月最終週にはミーティングと新年会開催」
左大文字上層部は、今年のチーム初練習を3月第1週の土曜日、3月2日から行う方針であることを発表した。あわせて2月の最終週に、今年のチーム方針を話し合うミーティングもラクロス協会大阪事務所で行う予定で、新主将の発表なども行う。ミーティング後には事務所近辺での新年会も計画しており、新入部員歓迎もする予定。予定はまだ確定ではないので、正確に決まりしだい、メーリングリストでまわります。
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「清島氏、2月上旬に一時帰国」
左大文字の元アタッカーで上海に仕事で赴任している清島隆之選手が2月上旬に一時帰国する事が分かった。帰国期間は2月5日から15日まで。清島氏は日本の携帯は持ってないそうなので、久々の帰国時に連絡できたら、みなさん飲みましょうとのこと。
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<今週の一冊>
「インストール」
綿谷りさ 河出書房新社 1000円
京都市北区の紫野高校在学中の女子高生作家が書いた小説。昨年最年少17歳で文藝賞を受賞したと話題を読んだので、京都の書店ではフューチャリングしておいてある書店も多かった。
登校拒否の女生徒が近所の小学生と結託し、パソコンのインターネット上の風俗嬢になりすましてお金をかせぐという、なんとなく山のなさそうな話だが、その日常感あふれる書き込みがういういしい。
年頃の女の子が学校、家庭で考えていることをそのまま文章で飾り気なく表現しており、悩みをもちながらもチャットでのスケベ話に没頭していくさまが読んでいておもしろい。暗いわけでもなく、明るく受験を前にした普通の女子高生と小学生が繰り広げる会話がテンポがあってすがすがしい感触のまま、一冊を読み終えることができた。
現代の女子高生は乱れてる。何考えているかわからないといった風潮が世の中にはあるが、その張本人となっている女子高生が自分たちの言葉で素直に感情を文章としてあらわせば、実は結構普通の女の子だったりする。マスコミでとりあげられる風潮しての女子高生はごく一部の人たちだけなのだ。そういう意味で、悩みながらも生活する普通の女子高生の一面を主人公たちの会話の端々から垣間見ることのできる数少ない小説とも言える。
(今週の筆者 LMF仲屋聡)