北部同盟系クラブチーム左大文字のMFバイスの梅垣和雅選手が17日、京都市北区の宝が池プリンスホテルで元同志社大ラクロッサーの桜井直子さんと結婚式を挙げ、とうとう年貢を納めた。ニ次会は下京区の会場で行われ、左大文字からは代表として吉井マストっちが出席。クラブメンバーで立命館でのチームメイトの加来、山本、山口、三宅、青木、松本、仲屋らも参加して梅垣選手の人生の節目を祝った。
この日は久々に左大文字のメンバーと顔を合わせた東京支部の山口選手や、梅垣選手が九州勤務時代に副将も務めていたH・JERO(博多ラクロスクラブ)のメンバーもわざわざ上洛してくれた。梅たんのお相手もラクロッサーということもあり、二次会の会場はラクロス関係者で熱気に包まれた。
司会は毎度おなじみの三宅、青木コンビ。晴れの舞台にCDラジカセを忘れる不手際もあったが、仲屋・松本組が近鉄百貨店の無印良品で調達。梅たん夫妻も晴れて平井賢の「ラブラブラブ」の音楽付きで入場することができた。
腹がきつめのタキシードと純白の美しいドレス姿で登場した梅垣夫妻のキャンドルサービスでニ次会の幕を開け、大盛り上がり。きわめて斬新な企画の「夫婦Q&A大会」で梅垣選手はへべれけになりながらも、なんとか酒つぎ攻勢に耐えてご満悦。
中盤でのビンゴ大会では、カニやメロンの高級食材目当てに参加者たちも大盛り上がり。賞品にはカップラーメンなど会社の備品使いまくりの逆コストダウンのビンゴ大会と料理で参加者も満足したあと、クライマックスの新郎からのあいさつ。酒の酔いからかみまくりだった梅たんも「二人で仲良くやっていきます」と愛を誓いながらも、しっかりと「ラクロスはぜひとも続けていきたい」と来年も選手続投を宣言。新婦の直子さんからも「体系維持のためにも続けることを認めます」とお墨付きももらい、来年もふとっちょMFの中心として活躍することとなる。
何はともあれ、お二人ともおめでとうございます。クラブチーム最低レベルだったチームの既婚率のアップにも貢献していただけました。これからも夫婦で左大文字の練習や試合にきてください。
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「京都大と練習試合、交流深める」
↓(京都新聞11月14日付夕刊より)
名門左大文字は17日、長岡京市の洛西浄化センターで地元の強豪京都大と練習試合を行い、試合を通じてプレーやゲーム内容の指導などを行い、交流を深めた。
練習試合は左大文字の今年のスローガン「地域大学との交流事業」の一環。今年のシーズンも終わり、新チームとして出発している京都大は、新2、3回生が中心の若いチーム。中東戦を12月に控える左大文字にとっても試合に向けての調整ともなる大切な試合。
試合は、若さあふれる京都大チームの早さに戸惑うものの、やはり年の功を見せてか、左大文字が終始攻勢で大勝したが、雑な試合運びも見られたため、来週は反省も踏まえて中東戦に向けて最後の調整に力を入れることとなる。試合後のミーティングでは、京都大のみなさんと一緒に反省会も行い、京都全体のレベルアップにも努めていた。
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「京都パープルサンガJ2優勝」
左大文字とともに京都を代表するプロ球団、サッカーのJ2「京都パープルサンガ」が18日の仙台戦で今年の全日程を終えた。最終戦の仙台には破れたものの、見事J2制覇を果たし、来年からはJ1で活躍する。またこの日は仙台が勝利したため、仙台が京都とともにJ1昇格を決めた。
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「地元紙に左大文字紹介される」
地域密着が信条の左大文字ラクロスクラブが先日、長岡京市で行った市民向けの「ソフトラクロス教室」が京都の地元紙、京都新聞の14日付夕刊で紹介された。記事は100行レベルとかなり大きく、写真には長岡京市民の中山清さん(62)をはじめ、マストっち、垂水、行司の各選手が写っている。
記事の内容は長岡京市が行っているスポーツ振興の話を中心に、この日初めて行われたソフトラクロス教室での左大文字の健闘ぶりを加来GMのコメントとともに掲載。また長岡京市民も「楽しいスポーツ」とコメントしており、楽しいソフトラクロスを京都滋賀の一般読者に印象付けていた。
また、18日付朝刊のスポーツ面では、男女そろって同志社大が出場するファイナル3の紹介記事も掲載されており、山本昌宏コーチのコメントものっている。
今年になって地元紙の京都新聞では、アメフトなどのほかにも、ラクロス学生リーグ戦の試合結果など、地域のラクロス情報がかなり多く掲載されている。京都在住の学生ラクロッサーはぜひとも地元紙を定期購読して情報収集につとめてほしい。
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<今週のコラム>
「京都サンガがJ1へ」
長い長いJ2の日程を終えた18日、「京都対仙台」戦を西京極に見に行ってきた。昇格がすでに決まっていた京都に対して、必死になって挑んできた仙台。結果は仙台がロスタイムにゴールして見事昇格を果たした。これで来年は京都と仙台がそろってJ1の舞台に挑むことになる。
今年の京都は、一人のメンバーの入れ替えがなかった。これは誇るべきことであろう。これまでのチーム作りでは、途中でラモスが入ったり、外国人選手が入ったりと意味のない選手の入れ替えが激しく、選手がいつくひまもなかった。そこでかつてのスター選手を集めて勝とうというチーム作りが失敗してきた教訓を生かして,作り上げた今年のチームは本当にいいチームになったと思う。
まず、昨年まではカズらの陰に隠れて活躍できなかったFWの黒部が急成長。30得点を挙げる活躍を見せて、J1昇格に貢献した。だが、一番に注目したいのが、京都ゆかりの選手の活躍だ。京都出身の松井は、今年はスーパーサブ的に得点して,中盤で動き回り、GKでは旧京都商業出身の中河が堅実な守備を見せ、DFでも辻本、手島の若手がレギュラーとして定着した。また京都生え抜きのベテラン野口も熱いプレーでチームを引っ張った。
地元で地道に育ててきた選手がやっと今になって実を結んだことが今年一番の収穫。また外国人選手の獲得路線も選択がよかった。韓国代表コンビの朴と安が活躍したのだから、在日韓国人が多い京都でも喜ぶ人が多かったのでは。
上記の通り、地元密着の戦力を育て上げてやっと結果を出したサンガがJ1に再昇格できたことは京都府民にとって誠に喜ばしい。野球で言えば四番打者ばかり集めるこれまでのチーム作りがまったく間違いであったことを結果として示すことができた。
そこで思ったのは、このチーム作りの論理はラクロスにも十分活用できるのではないかということだ。ご存知の通り、左大文字はきわめて有名なプレーヤーというのはいない。だが。地元密着のイベントもたくさん行い、地元の大学卒の選手がじっくりとプレーできる場所を提供していけば、いつかは結果が残せると思うのだ。そのためには地元大学との合同練習、ソフトラクロス教室などもこれからも地道に続けていくことが大切だ。
京都サンガも来年からはJ1。今年一年で生まれ変わったチームでぜひ優勝争いにも加わるぐらいしてもらいたい。その結果いかんで左大文字の将来のチーム像も見えてくる。地元密着をうたい文句とする京都を代表する球団「京都サンガ」と「左大文字」。来年の活躍がどちらも楽しみだ。
(今週の筆者 LMF仲屋聡)