(阪南出張所 鶴原記者)
手錠放置系クラブチーム左大文字は9日、大阪府貝塚市の二色の浜グラウンドでPONSE上方ラクロスクラブと対戦。7-5で辛くも勝利し、念願の決勝トーナメントへとコマを進めた。
グループリーグ2位を争うこの日の勝負は、決勝トーナメント進出がかかった大切な試合。昨年は一点差で破れたPONSE上方は、テクニシャンぞろいの若手主体で困難な試合となることが予測された。
三週連続で金沢からデビッドを迎えた左大文字はほぼフルメンバー。1Q開始早々、エキストラのチャンスからMF小松が先制で調子づき、続いてMF梅垣が1オン1から得点。かつてのベスト10コンビの活躍で2-0で2Qを迎える。だが、テクニシャンがそろうPONSEも負けじと追いつき、次々と得点を重ね、2Qに2-3と逆転されるものの、AT鶴原のショットで同点として後半を迎えた。
後半にはいって両チームとも運動量が落ち、三宅の得点のみで4-4のまま最終Qへ。4Q開始早々、PONSEに得点され、あやしい雰囲気が漂ったが、この日けがをおして出場したMF八木が技ありの同点ゴール。
続いて、DF大槻がロングでクリアーをしてそのままブレイク。ゴール前へと突き進み、ショットをゴールに突き刺した。ロングでの得点でがぜん盛り上がった左ベンチ。最後はエキストラでこの日2点目となる小松のショットでとどめをさして試合終了。
G坂井のビッグセーブを中心に安定したディフェンスとエキストラでの小松を中心としたオフェンスが噛み合い、接戦をものにした左大文字がファイナル6の決勝トーナメントに進み、10月8日の次節、九州の雄、H・JEROとの勝負に臨むこととなった。
思惑通りの快勝にメンバーも大喜び。試合後には3週連続遠い金沢からかけつけてくれたデビッドの胴上げもあり、帰りには焼肉のはやで祝勝会を行って勝利の余韻を楽しんでいた。デビッドは次節からは参加ができなくなるが、決勝トーナメントで勝ち進んでいきましょう!
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<試合結果>
左大文字 VS PONSE上方
7-5
☆勝利
(得点者)
小松②、鶴原、三宅、梅垣、八木、大槻
<出場メンバー>
G:坂井、濱野
DF:吉井、宮崎、吉田、田中、大槻
LMF:デビッド
MF:星野、沖中、小松、梅垣、高井、森本、西端、加来、八木、安田、佐藤
AT:鶴原、山田、行司、垂水、三宅
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「新宿勤務の左大文字OBの生存確認…」
(城陽支局 山本記者)
雑居ビル火災系左大文字ラクロスクラブOBに東京の新宿勤務のしがないサラリーマンがいる。そのサラリーマンが、仕事明けには頻繁に不夜城新宿歌舞伎町を徘徊していると噂を耳にし、先日のビル火災報道を見て、彼の動向が気になり、その消息を探った。
彼、Y口D蔵氏(28)=通称D’z=は麻雀を趣味に持つものの、周囲に面子がおらず、「麻雀ゲーム店」への常連化も予想された。もちろん、会社の同僚や左OBの大食い鈴木氏らとの「ルーズソックスキャバクラ」への出入りの可能性も高かった。
生存確認の電話を火災の翌日の早朝から何度も入れたが、全く通じず携帯にメールを送るものの、返信は無かった。
「やはり、行ってたか『セーラー服キャバクラ・スーパールーズ』に…」
とやや諦めて、黒いネクタイを探し始めたところ、メールでの返信があり
「週末はあの店混むんで、平日にしか行かへんねん」
とのこと。
「あの麻雀ゲーム店には、ヤーさんが絡んでるから怖くて行けへんわ」
となんとか安否が確認できた。
44人もの死者を出した今回の大火災、他人事ではない。趣味、接待を含め、東通り商店街・祇園・木屋町などこういった雑居ビルに出入りする機会の少なくない左大文字メンバー。入店の際は、非常階段の位置を確認し 階段にロッカーが並んでいないか、ガスの匂いはしないかに注意し、是非、優良店での交遊をしていただきたい。
安全なキャバクラは、きっと行司選手が紹介してくれるでしょう…。
(この記事には極々一部に脚色が加えられております。ご注意下さい)
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<突発的連載シリーズ>
☆山本昌宏の世界ウルルン滞在記①
「イングランドのラクロスばばあに山本昌宏が出会ったぁ」
(イギリス特派員 城陽支局山本記者)
このたび、女子ラクロスのワールドカップを観戦しに行くことになった。会場はイングランドのロンドンから電車で30分ほどの田舎の高貴な女子校(ルーズソックスにガングロコギャルはもちろんいない)である。
目的は単なる観戦だけではなく、まあイロイロある。まあここではその内容の細かくは省略することとして、そこでのエピソードを体験記風にまとめようかと思っていた。
しかし、これを書いているのは渡英して4日目。ここまでに大したエピソードもなく、ショートコラムにもなりそうなネタは見当たらないのでホント適当に書いていくことにします。
コラムその1:
「最近の旅行業界(KLMオランダ航空)」
今回は帰国が「カーディフ空港」というウェールズ国内からの出発のため、日本への直行便がなく、オランダを経由するこのKLMオランダ航空って航空会社を利用した。
とはいっても手配は全て旅行会社JTSさんにお願いしていた。今回利用するまでこの航空会社の存在は全く知らず、聞いたことも無かった。噂によると「まあまあイイ会社だよ」とのこと。
根拠を尋ねると何やらランキングで上位にあがっているそうでまあ落ちることはないってことで納得してみた。
往路は関空からオランダを経由してロンドンに入ったのですが、オランダ行きの飛行機に日本人のかなり高年齢の旅行者があまりにも多いことに驚く。いわゆる”じじい”と”ばばあ”の集団です。
「こいつらこれからオランダ観光かよ」
と思いながらも私の周り一帯を占拠した団体をしばし観察。
一番心配だったのは、タダだと思い機内サービスの酒を飲みまくり、トイレでタバコ吸って、英語で注意されて逆切れして怒って関空に引き返すようなことが起こらないかだった。
まあ比較的おとなしい団体だったが、窓から地上の景色をカメラで撮りまくっているオヤジやトイレの前で長時間井戸端会議をしているオバタリアンなどおそらく添乗員さん泣かせの人達ばかりのようだった。
しかし、こういった連中が旅行会社にとっては最高のお得意さんなのでしょう。いいホテルに泊まってくれて、たくさんおみやげ買ってくれて。でも旅行代理店は決して大きくは儲からなくてきっと火の車のはず。
こんなお客さんばかりがどっさりいるわけではなく、きっと貴重なんでしょうな、得をしているのは結局はどこの誰だか???よくわからない。
つまり、世は不景気っていうことやね(オチ無し)。