第129号 京大と合同練習、交流を深める

コンチキチン系クラブチーム左大文字は14日、長岡京市の洛西浄化センターで京都大との合同練習を行った。新人の毛芝、中塚の両選手も初合流。炎天下のなか、若いもんに混じっておっさんたちもさわやかな汗を流した。
先々先週に続いて京大との合同練習になった左大文字は今度はグラウンドを提供する立場。大人数の京大生を前に、学歴に弱い鶴君などは圧倒されっぱなしだったが、左大文字の今年のテーマに学生との交流が挙げられていることもあり、気のいい京男児たちはさっそく仲良く練習開始。
この日は35度を超す真夏日で、さすがの学生たちもバテ気味。しかし、もっとバテバテだった左のメンバーもなんとか元気を出して、スクリーメッジなどの練習に取り組み、学生たちにアドバイスをしながら交流を深めた。最後には10分ハーフの練習試合も行い、暑い中なんとか2-2の同点で学生たちを引き分け、半病人のように練習を終えた。
メンバーたちは「学生たちと一緒に練習するとよく動くのでとても励みになり、刺激にもなる。今後とも練習試合などを行っていきたい」と話していた。
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「新人・G毛芝、MF中塚練習合流」

引きこもり系クラブチーム左大文字の14日の練習に、新人の毛芝選手と中塚選手の両名が合流。ひさびさのラクロスの練習を左のメンバーと満喫した。
毛芝和也選手は、今年大阪学院を卒業したばかりのルーキー。的確なセーブとスローイングが定評を呼び、先輩の早瀬選手の紹介で初めて左大文字の門を叩いた。また中塚信一選手は99年度立命館大卒の高速MF。頭も筋肉でできているため、少々プレーの機転が効かない面もあるが、その俊足とショット力に得点力アップの期待が持てる。しかし、今年結婚したばかりのため、入団は微妙とか。
Gは一時期の星野代替ゴーリー時代がうそのような豊富な人員となる大補強となり、メンバーたちもホクホク顔。今年のリーグ戦に向けてかなりの期待が持てそうだ。
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「鶴原選手主任に昇格!本社栄転」

和歌山のとある地方銀行に勤めるしがない銀行員のロッキー鶴原選手=写真=がこのほど、主任に昇格。和歌山本社への栄転となりエリート街道をまっしぐらに突き進んでいる。
鶴原選手はつい最近まで梅田の大阪支店勤務だったが、この栄転により和歌山市の本店勤務。主任になったのは沖中氏に続いてチームで二番目の高速出世。
鶴原選手は栄転に気をよくし、「いやーエリートはたいへんやわ。梅田のエグザスもういかれへんなるけど」と話している。
しかし、一部の識者の話では、「会社自体は大丈夫か?」と危惧する声もあり、今後鶴君の動向に予断が許せない状況となっている。
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「今年も海計画発動か?」

名門左大文字の毎年の恒例行事、海ツアーのシーズンがいよいよやってきた。一昨年は舞鶴、昨年は白浜と場所を決めて決行してきたが、今年の場所選定をめぐって一部部員により早くも水面下で、多数派工作する招致運動の動きが出始めている。
7月下旬から8月上旬にかけて毎年行われている海ツアー。男性部員だけのひたすら暑苦しいツアーだが、現地での夜間のアバンチュールが楽しいと人気で、毎年参加者が増加傾向になっている。
今年の場所を巡っては、「再び舞鶴案」、「天橋立宮津案」、「福井高浜原発案」、「坂井のふるさと和歌山案」などが挙げられており、海計画実行委員会ではオリンピックばりの選考作業を行っている最中。
舞鶴案では痛い目を見ている一部員は、凝りもせずに「大阪オリンピックのような厳しさだが、なんとか舞鶴に招致したい」と話していた。
最終決定は7月中旬。部員の投票によって決定する。 -*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
<今週のちょっといい店>
居酒屋
「ばさらん」

(京都市下京区堺町綾小路下ル・仲屋邸前、四条通堺町を南に2筋下がったところ)

最近、京都市内に戻ったのだが、家の目の前にとてもよい店を見つけて、結構通っている。それは「こんなうまい牛スジ食べたことない」という、幻の牛スジ煮込みがある居酒屋「ばさらん」。
四条通りから少し下に入った、静かなところにあるのだが、店のマスターがなかなかの料理人。創作料理など見事で、材料も非常にいいものを使っており、妥協のない味がほどよい価格で楽しめる。
刺身、サラダ、焼き物、おつまみなど洋風、和風こだわらずにおいてあり、ビールのほかに日本酒も久保田、締張鶴など新潟産のいいものがそろっているのもおすすめ。
そして幻の牛スジ煮込みはこの店のかなりの人気メニュー。仕事帰りとかご飯食ってないときによるのだが、この牛スジとごはんを一緒に食べると最高。ビーフシチューとまちがうような牛スジに七味をたっぷりとかけて、ごはんにのせて食べると、柔らかい肉が口の中でとろけ、気持ちもとろとろと疲れが一気にとれていく。この牛スジを食べるだけでもこの店に来る価値があるであろう。ぜひともお試しを。確か600円ぐらい。
またこの店がいいのはうるさくないこと。申し訳程度のクラシックが流れているだけで、客は会話を楽しめ、マスターも差し障りのない程度にかまってくれる。昼間は近所でも評判のうまい定食もやっている。「出し巻き定食」がおいしいじょ。
客もあまりこなくて、全然混んでないのでいつでも座れる。祇園祭の帰りなどよってみるのもよいぞ。穴場の店じゃ。
(今週の筆者 LMF仲屋聡)

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