最近家にゴキブリがでてきた系クラブチーム左大文字のATとして活躍してきた清島隆之選手が上海への転勤のため、7日の練習をもって、モーニング娘。を卒業することとなった。2年半にわたるチームへの貢献は大きく、他のメンバーたちからは引退を惜しむ声も多かったが、海外での活躍を祈りつつ、胴上げで明るく送り出した。
立命館大98年卒業の清島選手は、卒業後すぐに左大文字に入団。尼崎に住みながら毎週CR-Vを駆って練習にかけつけていた。AT,MFの両方をつとめる器用さで、人数不足の初期の左大文字では,重宝がられ、几帳面な性格と世話好きの面も見せ、コンパから結婚式の2次会、宴会の手配まで一手にこなす貴重な存在だった。
今回は上海への転勤となったため、7月中に中国大陸へ出向くことになる。最後の練習となった7日は、洛西浄化センターでの練習後、会見が行われ、清島選手は「2年半お世話になりました。むこうでもお仕事頑張ってきます」と引退宣言。周りのメンバーからはすすりなきの声も聞かれ、最後は胴上げで栄転を祝福した。清島選手、また日本にきたときは、左大文字へ帰ってきてね。
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「九州遠征の打診あり!どうする左大文字」
九州へ派遣している諜報員宮崎祐丞氏の情報によると、福岡のクラブチーム「H・JERO」が8月4、5日に、中四国のクラブチーム「バーバリアンズ」と、福岡の大学数チームでちょっとした大会を福岡で開くらしい。「ぜひとも左大文字にも参加して欲しい」との打診が宮崎氏を通じて、寄せられており、夜の中洲遠征が実現するかもしれない。
左上層部では早急に検討して、打診について返答を迫られている。実現すれば、名古屋遠征同様、宮崎氏が多数の素人女性の招集をかける予定らしい。
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<特別企画>
「マニア高井のマニラ回想記」
6月までの半年間、米の研究のため、マニラへ行っていた京都大研究生の高井がついに帰ってきた。がりがりにやせ衰えながらもマニアぶりを発揮してきたらしく、その回想記を連載で披露する。
「その① パールハーバー編」
皆さんお久しぶりです。 フィリピンより大きな病気をすることもなく?無事日本に戻ってまいりました。私の現地での生活を知りたいというファンの皆さんのご期待に答えしまして、公共の場で応えられる範囲で、ネタになりそうなものをぜひ報告したいと思います。いつまで続くかわかりませんが、しばらく堪能してください。
日本でも2週間後に公開となる話題の映画「パール・ハーバー」を帰国間際の数日前に一足早く私、日本で自慢するだけの為に見てまいりました。しかも150円で。
ストーリー等あまり詳しく紹介すると、これから楽しみにしておられる人達に怒られちゃうので私が感じた見所だけを紹介します。(実は細かいトーク、及びアメリカンジョークは私の乏しいリスニング力の為に理解出来ない状態でした。情けない)
まず、日本の零戦ははっきりいってカッコよかったです。特に白銀の奴。戦艦から発進していくところなんかは実際はあの様だったか知りませんが、日本軍がカッコよく描かれていました。
戦闘シーンもまずまずイイッす。特に魚雷。ただ戦闘シーンの中にタイタニックそっくりの部分があるので注意!
あと、これは明らかにあり得ないと確信した部分は、アメリカ軍がリベンジとして日本本土に空襲に来るのですが、バックに戦闘機が迫っている画面に着物を着て傘をさした舞妓さんと思われる日本人女性が呑気に映っている箇所です。
あの頃の日本はもんぺ姿で「欲しがりません勝つまでは。」だったはず。あれは本気でやっていたのかウケを狙ったのか真相は謎でした。日本版ではカットされるかも!
最後にすごかったのは、クライマックスを迎えたところで、映画館内で異臭騒ぎが起こったのか、まるで海が真っ二つに割れたかのように突然客が立ち上がって非常口へと駆け出したのです。
私は何が起こったのか最初分からず、テロでもやってきたのかとかなり興奮しましたが、その後何も起こらず、最後まで見たかったのでそのまま映画館に残りましたが、半分異常の客は途中で逃げ出して閑散としていました。全く信じられない事が起こる国でした。(つづく)
(高井俊之)