入試ミス系クラブチーム左大文字は16日、洛西浄化センターで龍谷大と練習試合を行い8-6で辛くも勝利した。終始リードを許す危ない試合展開に幹部陣はご立腹で反省点の多い練習試合となった。
龍谷大がゴーリーを欠いていたため、この日はなんと主将の星野をゴーリーとしてレンタルする大盤振る舞い。グラウンドセッティングまでしっかりとして試合に臨んだ。
1週間練習があいたこともあり、アップ時から動きのにぶかったオジン軍はフェイスオフから守勢。1Q早々に先制点を許すと、続けて失点。いきなりのリードを許す展開にAT鶴原がなんとか1点を返す。その後もMF八木のショットも連続でゴールに嫌われるなど、攻め込むが点が入らない。
3Qに入ると動き回っていた学生たちの運動量も徐々に落ち始め、左大文字も省エネ攻撃。カットインで小松が追加すると、今度はDFの宮崎がクリアーからそのまま上がってショットを決める。その後も八木の得点でやっと同点に追いつくと、4Qは左大文字ペース。鶴原、西端、三宅らが追加してなんとか勝利した。
序盤は、相手DFが詰めてくることもあり、なかなかMFからDFにボールが落とせず、オフェンスの形が作れなかった。後半は龍谷の運動量が落ちたため助けられた面が多く、オフェンス自体は単調で今後の練習での改善がしいられそうだ。
来週はKOBE戦。みんなきばっていきやしょう!
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左大文字 対 龍谷大
8 - 6 勝ち☆
<得点者>
1Q:鶴原
2Q:梅垣
3Q:小松、宮崎、八木
4Q:鶴原、西端、三宅
<メンバー>
G:濱野 (星野は龍谷大へレンタル)
DF:吉井、宮崎、吉田
LMF:仲屋
MF:加来、梅垣、沖中、西端、小松、八木、松本、佐藤、安田
AT:三宅、鶴原、山田、行司
オフィシャル:田中
マネ:江村
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「清島選手退団!上海へ転勤に」
ATのユーティリティープレーヤーとして活躍してきた清島隆之選手(26)が8月付けで中国上海へ一年間の研修のため転勤することとなった。AT陣の大きな戦力低下が心配されるが、清島選手は「希望通りの上海でふるえるぞハート。がんばってきます」と話していた。
清島選手は98年入団。以来MFもできるATとして、人数不足の左大文字で貴重な戦力として活躍していた。上の海といっても丹後へ行くわけではない。上海といえば中国の超大都会で料理もおいしい。来週からとりあえず月末まで下見に行く予定で練習は「できるかぎり行く」とのこと。
キャリアアップのためにもぜひ海外でがんばってきてほしい。ちなみに退団に伴い、22番のユニフォームを半額で放出。また百式色のCR-Vも一年間レンタルしますとのこと。希望者はきよたんまで。
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<今週の懐かしドラマ>
「スクールウォーズ」
伏見工をモデルにしたラグビー熱血ものドラマ。最近DVDで発売され大ヒットを飛ばしているというのもわかる気がする懐かしドラマ。われわれの世代でこれを見ないで育った人はいないであろう。わたしは再放送も含め、何回みたかわからん。スクールウォーズの話だけで一晩語り明かせるくらいのマニアだ。
タレントの松村もこのドラマが好きで、オールナイトニッポンで司会してたころよくスクールウォーズネタを使っていたのを良く覚えている。
内容はもう説明するまでもないが、水原の初期不良グループとの格闘から、内田の国語学習ノート花園満載エピソード、森田の主将時代の東海大相模に負けた109-0の試合。そして大木の入学とイソップのけんすい。八木のスパイクが盗まれるなど、見所はたくさん。
さらにこのドラマでおもしろいところは人があほほど死ぬこと。マネージャーのかよちゃんをはじめ、イソップ、挙句の果てには梅宮たっちゃんまで死んでしまう。はまっこクラブでラグビーを始めたばかりだったのに残念だ。
あの頃は必死で見ていたが、今はそんな人を引き込むようなドラマがないような気がする。これくらいボリュームある伝説的なドラマはまた放映さえないものだろうか?そういう意味で考えると、私たちの世代はジャンプの黄金時代、ドラマの黄金時代、どちらも経験できて幸せじゃッた。今の子供たちは心に染み入るドラマがなくってかわいそうねえ。
ぜひスクールウォーズのドラマで話のできる人、メールくれ。一晩かけて居酒屋で語り明かそう。
(今週の筆者 LMF仲屋聡)