第105号 左大文字新年会&ミーティング 2月24日に決定!

KSD系クラブチーム左大文字上層部はこのほど、21世紀初の顔合わせとなる新年会&ミーティングの開催日が2月24日に決まったことを発表した。このミーティングで今年のチームの首脳陣を決定し、計画・目標を立てるほか、新年会で今年1年間の夜の計画も策定する予定だ。
毎年恒例となっている賀詞交歓会(新年会)は、当初は1月27日に予定されていたが、加来GMの呼びかけに対して部員の反応がなかったため断念。結局2月24日にミーティングを兼ねて新年会も同一日に行うことにした。ミーティングの場所はまだ未確定だが、多分、ラクロス協会大阪事務所(大阪市天六付近)になると思われ、新年会も大阪梅田周辺になる予定。
ミーティングでは沖中主将の勇退で空白となっている主将選挙が行われ、即日手集計で開票されるほか、今年の内閣(バイス)ポストの振り分け作業がなされる。現在、主将選挙にはMF星野選手が告示日(2月19日)に向けて立候補の準備を進めており、無投票当選となる公算が強い。
新年会は、現在店の選考中。焼肉派、しゃぶしゃぶ派、居酒屋派などさまざまな要望があるなか、食料担当庁長官のばたくんの意見によりメニュー&店が最終決定される。
詳しい時間、場所はのちほどメーリングリストで回る。みなさん出欠確認を加来さんまでメールしてください。
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<トピックス>
「青木選手2年連続骨折!記録更新へ」

左大文字スノボ部部長のG青木選手がこのほどスノーボードで手を骨折。昨年の鎖骨に続いて2年連続の骨折で、「こうなったら来年も狙いますよ」とにこやかに語った。手の骨折は順調に回復している模様で、シーズンには間に合うという。
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<不定期連載>
〔マニアがマニラに!高井俊之・フィリピンからの贈り物〕

一応、京都大大学院生であり、米の研究のため遠くフィリピンへと旅立った左大文字を代表するマニア&酒乱の高井俊之特派員=写真=からさっそくフィリピンレポートが届いたので、不定期に連載が始まる。これまでのパソコンが使えるようなので、みなさん現地の彼へ応援メールを送ったってください。

レポートその1
『エストラーダ政権崩壊へ』
(フィリピンマニア支局 高井俊之記者)

マニラから車で約2時間、ロス・バニョスという何にもない田舎町からのレポートです。
日本でもご存知の通り、昨年10月、約4億ペソ(約9億円)のとばく上納金受領疑惑が表面化し、同12月からは同国史上初の弾劾裁判を受けているエストラーダ大統領の退陣がどうやら現実的になってきました。(このレポートが出る頃には辞任しているかもしれない)
私の部屋にはテレビがないので、先ほどロビーに速報を仕入れに行ったがテレビは現在故障中。なんと使えない国であろうか。
話がそれたが、個人的に感じたのは昨日見たテレビの様子では、10万にも膨れ上がった大統領辞任要求運動に参加している人々の顔が全くもって真剣でないということ。
むしろお祭り騒ぎで「なんだなんだ、何か楽しそうだぞ、俺も参加しよう!」というような人が大半を占めているのではないか?
かつて中国で起こった天安門事件のような緊迫した様子はなく、『俺が大統領を刺し殺して英雄になってやる!』という勇者は今のフィリピンには見られない。そのくせ、喧嘩したらすぐに熱くなって、人を刺してしまうやつは多い。
そういう快楽的国民性のために、現在のフィリピン政治・経済は破綻している という人もいる。
それでもマニラ市内は現在危険ということで、 上司から「Don’t go to Manila !」 とイエローカードをもらっている状態からの感想であるため事実は定かではない。
実はもう既に1回、マニラの夜の町に遊びに行ってしまったのだがそれはさすがに言えなかった。
(以下不定期につづく)
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<今週のルポ>
「ぶらりシリーズ③  さすらい北海道旅情編~網走、摩周にて」

網走に午後9時半ごろ到着。電車ばっかに乗ってたから腰が痛くなってきた。エコノミー症候群ならまだしも、さらに低級な症候群で死にそうになる。こんなこともあって、この日ばかりはさすがにホテルに泊まろうと思って、旭川駅で前もって網走のホテルを予約しておいたのだ。
ご飯は電車で2時間ほど前に、かに弁当食ったのみで腹が減っていることに気づく。ホテルからさっそく夜の網走の町へと繰り出すことにした。うふ何があるやら楽しみ。
「ネオン輝く」とまではいかないが、結構歩いてみると繁華街は小さい。飲み屋がつづくなか、いい味出してる郷土料理屋があったのでふらり。老夫婦がやっている店でなかなか雰囲気もいい。まずサッポロビールと刺身の盛り合わせを注文。ぐびぐびやりながら刺身をみつくろってもらうと、おっちゃんが「今日はいいのはいってんよ」といつか見た黒ーい肉をだしてきた。鯨である。
ゲイはあまり好きではないが、鯨は大好物である。鯨なんか食べたのは何年ぶりやろうと思いながら舌鼓をうつ。ほかの魚もそりゃ新鮮で、うに、いくらなどぜいたくの限りを尽くしながらおっちゃんから網走市の情報と今後の旅行先を取材した。
なかなかおもろいおやじで、気前よく料理出しながら長話してくれる。網走市は人口が約4万6千人。京都でいえばそうやなあ、京田辺市が5万7000人くらいだから、京田辺より一回り小さく、八幡市よりやや大きいくらい。でもなんか結構さびしい町のイメージがした。やっぱ網走番外地シリーズの影響か?冬だからかもしれんが。流氷もまだ来ていないらしく、タイミング悪いことに私が京都に帰って2日後に来たらしい。ここらへんあたりからついてない兆しが・・・。
ということで、ホテルでは温泉にもつかり、ゆっくりと就寝。朝は、早めに起きて網走刑務所に行ってみた。ここでニポポ人形という置物を買いたかったのだが、冬季は売店が休みらしい。またもやついてない。仕方なく雪かきする囚人たちの注目を浴びながら、建物の写真とったりして帰ってきた。
で、この日のうちに摩周に向かう電車に乗車。車内でオホーツクの海を眺め、なぜかオリジナルラブの歌を聴きながら2時間ほど揺られると、摩周駅に到着。しかし、これまたえらい大寒波も到着しており、一面のブリザード。この日は今冬一番の寒波の日で、近くの女満別空港は閉鎖になったほど。キグナス氷河のダイヤモンドダストのごとく降り注ぐ雪の中、タクシーをなんとかチャーター。
「摩周湖に行ってくれ」と要請すると、運転手の嫌そうな顔。「吹雪でっせ!お客さん」(関西弁ちゃうけど)と説得されたが、「どうしても行きたいの!」とこっちも逆説得して吹雪で前も見えぬ道を行ってもらった。ほとんど絶叫マシーンに乗っている気分。
摩周湖はカムイッシュの島というものが湖の中心にあり、非常に神秘的な湖。北海道で行きたいところ俺ランキングで宗谷岬に続きNO2を保っていた観光地であるが、運転手のおっさんの予言どおり、到着するとまったく湖面が見えず「霧の摩周湖」ならぬ「吹雪の摩周湖」。まるで罰ゲームのような摩周湖観光を終えて、タクシー代も往復1万ほど払い、失意のうちに釧路へ向かいました。
(つづく、もう飽きてきたので来週最終回)

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