第104号 スクープ おめでとう竹志選手とうとう結婚へ!

(百万遍支局 宮崎祐丞記者)

おしとやか系クラブチーム左大文字のMFの中心として活躍した竹志道雄選手がいよいよ今年7月に結婚することが明らかになった。左大文字のメンバーはみな歓迎ムードで「おれたちもスチュワーデスと!」と2次会に向けて気合を入れている。
かれこれ学生時代からの約8年越しの交際を実らせゴールイン。お相手はドラマ「やまとなでしこ」ばりの現役スチュワーデスの方。竹志選手は昨年12月で東京へ異動となり、左大文字を去ることになるが、新しく築く家庭でもかつての「京大のドゥンガ」ぶりを発揮してくれるはず。
式の日取りは7月1日梅田のホテルで。みなさん2次会来てください。スッチーが20人くらいくるそうです。
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「マニア高井、フィリピンへ」
(百万遍支局 宮崎祐丞記者)

左大文字一のお笑いマニアでもあり、女性の好みもマニアである高井俊之選手が10日、米の研究に磨きをかけるため遠くフィリピンの地へと飛び立った。高井選手は約6ヶ月の滞在の後、帰国する予定。
京都大農学部大学院に所属する高井選手は、左大文字でのハードなそして厳しい練習のかたわら、学業にも精を出し、米作りの研究に力を入れていた。今回は亜熱帯地区での米作りの研究のためフィリピンで実地研修をすることになった。ぜひともまた酒乱になって現地の女性に手を出して、くっついて帰ってきて欲しい。下は現地滞在中のメールアドレス。現地でのマニア振りを発揮する高い選手を励ましてやってください。また「高井のフィリピン現地レポート」の連載も始まる予定。
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「新入団選手発表!京大からロング3人加入」
(百万遍支局 宮崎祐丞記者)

リクルート活動まっただなかのこの時期、名門左大文字の新しい仲間たちが加わる。なんと心配されていた薄目のロング陣に吉報。京大のドゥンが竹志の退団の影響が心配されたが、京大から吉田選手、田中選手、大槻選手の3人が今春から参戦する。これでLMFもつけられるぞ!やった。新加入選手の略歴は次の通り。

氏名 吉田智憲(よしだとものり)
ポジション DF
生年月日 1977年9月16日
身長・体重 178cm、82kg
職業 京大院M2
出身校 京都大
好きなタレント 「いとうさん」
特徴 かつては京都大の熱血capとして活躍した。普段は爽やかな青年を装って、本音と建前がまったく噛み合わない。苦手とする先輩竹志の退団に伴い入団を決意。部屋は汚い。あと、結構ガンダムおたく。 ———————————————-
氏名 田中聡(たなかさとる)
ポジション DF
生年月日 1977年8月19日
身長・体重 177cm、65kg
職業 京大6回生
出身校 京大
好きなタレント 優香
特徴  イブに次ぐ史上2人目の学部6回生プレーヤー。決して医学部ではない。 彼のニックネームは高校時代から「へたれ」。ニックネームで「へたれ」というのを聞いたのは初めて。 後輩からは「へたれさん」と親しまれ、彼の父親が観戦に訪れた日だけは、皆「さとるくん」と呼ぶ。 4回生時に急成長を遂げプレーぶりは「へたれ」の域を脱したことになっている 公式戦での得点経験をも持つDF。ちなみになぜか彼も国家公務員Ⅰ種試験を昨年合格した官僚候補。鶴原氏の贈答費の支出が増えそうな予感。 左の官僚候補の顔ぶれを見るにつけ日本の将来が不安になる。
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氏名 大槻直也(おおつきなおや)
ポジション DF
生年月日 1979年2月24日
身長・体重 178cm、71kg
職業 京大院M1
出身校 京大
好きなタレント 後藤真希
特徴 有名な京大のカリスマDFかつ鬼軍曹出井氏の門下生で、入学時はひ弱な印象だったが 出井の指導を受けオフ中も砂詰めロングで特訓した成果もあり成長、昨年は京大ディフェンスの一角を担い相手の得点に貢献。まだまだもの足りないらしく左入団を決意。 ニックネームは「やんぼう」。人見知りしそうな大人しいナイスガイ。京都府綾部市出身で左大文字色の濃いプレーヤー。   ———————————————-
<今週のルポ>
「ぶらりシリーズ  さすらい北海道旅情編②~稚内、宗谷にて」

朝6時の稚内。寒い。そして何もない。寝不足ぎみの目をこすりながら、とりあえず宗谷岬へいくためにバス停へとぼとぼと。時刻表では8時までバスなし。ぎゃふん。仕方なく朝の稚内市内をふらふら歩いてみた。朝の海は美しい。海沿いを歩いて時間をつぶして宗谷岬行きのバスに乗った。
日本最北端の地。それはサハリンも間近に見られ,異郷の地ともいえる。なんと稚内からもバスで50分かかるそうだ。さっそくバスに乗り込んでみると、わたくしみたいなアホな若者が厳寒の最北端目指して5、6人乗ってた。みんなあほやのうと思いながらもちょっと仲良くなる。
で、バスの時刻表見てて気になったのが、8時50分に宗谷に到着して、帰りのバスが9時半ごろにくるということ。「たかだか30分くらいで少なすぎるやろ」と思いつつ、バスの外の風景を眺める。これが曇り空なのにひどく美しい。海の色が寝ぼけたような青をしている。
そんなこんなで宗谷についたらありました。宗谷岬の碑。真っ白な雪原の中にちょこんと立つ姿は、そうめんの中の色のついた麺のよう。間宮林蔵の像も雄雄しく立っておる。さっそくあほな若者連中たちと写真を撮り合い、ひどい吹雪のなか知人には最北端の電波で電話も。
間宮林蔵は間宮海峡の発見など蝦夷地の探検・開発に尽力した人物。小説「菜の花の沖」のなかでは気難しい幕臣として登場。無骨な面が多い地理探検屋として名を残している。識見高く、一生独り者のとして過ごしたことでも知られる。そんな林蔵が立った宗谷の地に同じく立った感動はひとしお。
で、見ること結局そこしかないねん。他に見るものないねん。こりゃバスの時刻表にも納得。寒くて寒くて早くバス来てくれという感じやった。うまくできてるもんだ時刻表も。
バスでとりあえず稚内に帰り、市内をまたぶらぶら。特急でとりあえず旭川まで戻ることに。でもやっぱ電車で5時間近くかかんのよ。
北海道2番目の都市、旭川では時間つぶし。夕方になってたので、ちょこっと旭川ラーメンで腹ごなし。街中を歩くとやっぱ大都市。大きなビルや店が多く、あるいてて楽しい。結局どっち方面いくか迷って、結局道東方面へ向かうことにした。網走行き特急は3時間ほど走り続ける。
(つづく)

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