第92号 いよいよファイナル6!22日、PONSEと対戦へ

リーグ戦も押し迫った22日午前11時か大阪府の浜寺公園グラウンドで、やまとなでしこ系クラブチームの左大文字はファイナル6決勝トーナメントで、PONSE上方ラクロスクラブと対戦する。これに勝てば全日本クラブチーム選手権出場の芽も見えてくるため、選手たちは気合を入れて練習に臨んでいる。
今年から導入されたファイナル6の決勝トーナメント方式は、2つの予選ブロックを勝ち抜いたHELP、ナニワ、中東、PONSE上方、左大文字と今年から関西へ進出する福岡のクラブチームH・JEROの6チームで争われる。この決勝トーナメントで上位2チームが全日本クラブチーム選手権に出場することができる。
対戦相手のPONSE上方は若手主体の強豪チーム。初戦はKOBEと引き分けたものの、徐々に調子を戻し、大阪には大勝して最後は得失点差で決勝トーナメント進出を果たした。チーム自体は上り調子で、勢いにのったら一気に爆発する得点力があるため注意が必要だ。
しかし、左大文字もKOBE戦で勝利してやっと歯車がかみ合ってきた。練習でも早瀬ら若手MF陣を中心に意気が上がり、正G青木もかつてのベストGの輝きが戻ってきた。ディフェンス陣は要の宮崎を怪我でかくものの、ベテラン吉井、大原を中心によくまとまっている。力を出し切ることができれば好勝負となることは間違いない。
公認ファンクラブ「妙法」のみなさんには試合の案内状が回ります。当日は京都在住の服飾研究家・市田ひろみ氏と暇となっている山田勇前大阪府知事も応援に来訪予定。みなさんもお誘いあわせのうえ応援よろしく。
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「ホームページに写真館開設、部員の投稿求む」

左大文字ホームページ制作委員会(松本健オムロンソフトウェア委員長)はこのほど、公式ホームページ上に部員たちの試合内外の表情を写真で紹介する「左大文字写真館」を開設した。同委員会では「ページ充実のため、田代まさしのように盗撮写真などどんどん投稿して欲しい」と部員に投稿を呼びかけている。
写真館は、カメラマン兼アドバイザーの山本昌宏氏がKOBE戦の写真を激写していたことから、開設が企画された。同委員会では、現在は適当に並べてあるだけだが、将来的には整理していくとしている。今後も試合風景や恒例の温泉旅行でのポロリ写真なども掲載していく予定。
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<今週のコラム>
【Let’s positive thinking! vol.3】
「飲みたい?勝ちたい?」

『試合後に美酒を味わう』  これは本来、勝者だけが味わえる醍醐味。0プロ野球での優勝後のBEER掛けは定番ですし、 大リーグやバイクやカーレースではシャンペンシャワーに変わる。BEERまみれにされたアナウンサーに目を真っ赤にした選手が「このために1年間やって来ました」みたいなコメントがあったりして我々の場合「酒もったいないなあ」より「あれやってみたいなあ」なんてことを学生時代から思ってるんではないでしょうか?
試合に快勝した後に打ち上げで、盛大に乾杯してその後泥酔した事のある人は多いはず。負けて「ちくしょう会」をした人もいるだろう。でも勝った後の乾杯は最高で、又やりたいと必ず思うでしょう。試合に挑むときに、それがチラつくことはありませんか?
あって当然、それが楽しみの一つでラクロスをして試合をするのは本来の姿だからこそ、試合に挑むときの心構えとして 「勝っておいしいお酒が飲みたい」 「勝つために点数を決めたい」 「勝つためにゴールを守りたい」 と思ってラクロスの試合をする。これです!
ところが、[どうしても勝たなければならない試合][負けるわけにはいかない相手との試合]になると目の前のことで頭がイッパイで、もしも大きくリードされたりすると「点を取らなければ」「ゴールを守らなければ」となってしまい、プレーに精細を欠いてしまい、いい結果につながらない。これもまあ良くあるパターン。
でもそんなときにでも、「勝ちたい!」と思うことが大切です。「勝って美酒を味わいたい」。 そのために「シュートを決めたい」「ボールを持ちたい」「チェックを決めたい」「ボールを奪いたい」「ゴールを守りたい」そう考えてプレーすることが必ずいい結果につながります。
劣勢になってもその考えを自分に問い掛ける。そうすれば、以前にも書いた“落ち着いてプレーする”ことにもなるのです。「落ち着こう」と考えずに、勝った後の自分をイメージしてそのために「勝ちたい」と思えばいいのです。勝ちたいからどうしたいってことは、自然に浮かんでくるはずでしょう。
しかし、試合中には具体的には自分にのみ問い掛けるのであってベンチから大声で「酒」って言葉を口に出したり「生中!」コールをしたりしてはいけません。それこそスポーツとしてのモラルを問われます。ベンチでタバコを吸って応援して、試合直後に缶ビールを空けている草野球ではないですから。
間違っても試合中なのに携帯で飲み屋の予約をしてはいけません。終わってからのお楽しみは大事にとっておきましょう。それから、飲み会の後に泥酔のまま車を運転して帰るのもご法度です。お酒を控えめにして、その車を運転してかえらなければならない人の身にもなりましょう。
(今週の筆者 アドバイザー兼カメラマン 山本昌宏)

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