日本ラクロス協会が主催で6月に開催する「あなたと訪ねる三国志の世界・初夏の中国遠征」に、名門左大文字からは沖中氏と鶴原氏の2人が参加することになった。 2人はさっそく「チャイナドレス、お団子頭・・・」とはるかなる中国へと思いを馳せ、訪中の準備を進めている。
同遠征は、中国へのラクロス普及と親善交流を狙いに今年初めて開催。6月2日出発で3泊4日の予定で北京市の北京体育大を会場に、ソフトラクロス講習会、親善試合などをおこなう。日本からは38人(男子15、女子23)が参加し、混合チームを組織して遠征に臨む。
また、ウェルカムパーティーや万里の長城、天安門広場の見学ツアーなども予定されており、左大文字からのベテラン2人も「春麗みたいな中国の女の子とコンパの約束してくるわ」と頼もしい発言。左大文字が日中友好のかけ橋となる日も近い?スケジュールは 以下の通り。
> 【スケジュール】
> > 6月2日(金) 日本出国 > > 成田発(16:55 UA853便)、関空発(15:45 MU526 便)、福岡発 > (15:55 CA916便)
> > 北京着後 北京体育大学にてウェルカムパーティー
> > 6月3日(土) AM:開会式 ソフトラクロス講習会(一般)
PM:BUPE/日本選抜(混合ミニゲーム連戦)
> > 6月4日(日)AM:ソフトラクロス講習会(一般) >
PM:女子BUPE-日本選抜
男子BUPE-日本選抜
閉会式
> > 6月5日(月)観光(故宮・万里の長城・天安門広場など)/ 夜パーティー
> > 6月6日(火) 中国出国 北京発の時間は下記のとおりです
> > 成田組(10:35 UA852便)、関空組(09:20 MU525便)、福岡組 > (09:10 CA953便)
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「リーグ戦協会登録締め切り迫る!」
本年度の関西クラブチームリーグ戦の協会登録の締め切りまであと1カ月。左大文字上層部では、提出漏れがないように早めの登録を呼びかけている。
登録は所定の用紙に、登録料の振り込み証明と顔写真を張り、印鑑2箇所、必要事項 (チームコードは「621006」を振り込みの際打ちこむ)を記入の上、加来GMに5月末までに提出するか、そのまま「会員証発行事務局」に郵送する。登録料は最低14000円。締め切りは来月15日。登録しないとリーグ戦には出場できないので部員のみなさん、早めに登録を済ませてください。
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<今週のコラム>
「審判」
先日、中日ドラゴンズの星野監督、大西、立波の両選手が審判に暴行を働き、ろっ骨に負傷させたとして、5日間の出場停止処分となった。そして出場停止解禁後の星野監督の1分にも満たない傲岸不遜の謝罪会見は、あまりに見るに腹ただしいもので、ファンをがっかりさせたことだろう。しかし、審判団は告訴をとりやめたことを先日発表。あまりに不明瞭な幕の閉じ方でなにか気持ち悪い残尿感の残る一件だった。
審判に対する暴行事件では数年前にも、同じ中日がアメリカから来ていたデュミロ審判に対して起こしたことがある。今回全くその教訓が生かされず、同じチームが、同じように暴行を働いたわけだ。これで謝罪をしたとしても誰が信用するのか。デュミロ審判は当時、「こんなことは母国では考えられない。恐ろしい」と言って帰国して行った。米国では選手も審判に文句も言うが、お互いに尊敬しあっており、審判に対する暴行なんてとんでもないことだという。
そう考えると、今回の暴行事件はあまりにも処罰が軽すぎると考えていいだろう。大西なんて審判に蹴りいれてるところがあんなにはっきりとテレビカメラに映されていて、恥とは思わないのだろうか。最低今シーズン1年を棒に振るくらいの覚悟であれくらいのことはやってほしい。鍛え上げられたスポーツ選手が、あくまで普通の人である審判に暴力ふるうのだから罪は大きい。
ラクロスでも私が1回生のとき、関西大が審判の判断に納得がいかず、暴力を振るい、2部降格になったという一件があった。審判に文句を言う人もうすうすとは「どうせ文句言ったって、判定は変わることないだろう」ということは分かりきっているはず。そんな無駄なことに神経使うのなら試合に集中するほうが賢いはずだ。しかし、リーグ戦ではまだ、選手が審判につっかかる姿が相当数見られる。そんな姿を見ると「ラクロスが世間に認められ、熟成するのはまだまだ先の話だな」と寂しく感 じてしまうのは私だけだろうか。
(今週の筆者 LMF仲屋聡)