第67号 左大文字部員ほぼ携帯普及。連絡網再構築

電脳集団左大文字の部員たちにとって確実な連絡手段として、電子メールとともに重宝されているのが携帯電話。そんな部員のなかで最後の壁として、家の電話を情報手段として活用していた鶴原選手と星野選手がこのほど携帯電話を購入。これで部員のすべてが携帯電話で連絡がとれるようになった。
星野選手の場合はメールがこれまで連絡手段となっていたため、特に緊急な連絡などは影響はなかったが、鶴原選手は携帯はおろか、パソコンとアドレスは持ってはいるが、誰もそのメールを受けた人がいない状況。常に家に電話して、おばちゃん、おっちゃんに伝言しなければならないため、主将泣かせの連絡網の大きな壁だった。 しかし、今回は、不通問題で話題のi-MODEの携帯電話を購入し、メール機能も搭載。しかし、使いこなしているかはまだ不明だという。
今回から携帯電話、電子メールで連絡がすべてに行き渡るようになり、クラブ活動以外で、夜の活動でもさらなる部員の結束が期待されている。
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「体験練習参加続々、そのまま獲得なるか?」
↓初参加した早瀬選手

雨続きで中止になることの多かった左大文字の練習に、続々と体験参加が相次いでいる。22日の練習には大阪学院大卒のMF早瀬直樹氏が参加。30日の練習試合にも龍谷大卒の元日本代表候補MF増村尚人氏が参戦を予定しており、左大文字上層部では「とりあえずチームの雰囲気を体験してもらい、そのまま入部してもらえたら」と話している。
22日の練習に参加した早瀬選手は、卒業後1年は仕事のためラクロスを中断していたが、落ちつきも出てきたため体験練習に参加。タレントで言えばいやし系の本上まなみが好みの大型テクニシャンMF。滋賀県草津市在住なので、今後も積極的な練習参加が期待されている。グラウンドの間違いなどのごたごたで最後のミーティングで参加できなかったが、30日の試合にも来てね。

また増村氏=写真=はナニワラクロスクラブに所属していたが、仕事の都合で京都市内に転勤したのを機に左大文字の練習に体験参加するという。30日の練習試合からの参加となるが、高いレベルの経験と技術でMFの柱としてのプレーが期待される。
名門復活に向け、左大文字の補強状況は今後も目が離せない。
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<お知らせ>
「今季初の練習試合、対ヘルプ、立命 30日開催」

名門左大文字の今年初の練習試合が30日、大阪府の大泉緑地公園で午前11時から開かれる。相手は古豪クラブチーム「HELP」と昨年の全日出場校の「立命館大学」。形式は三つ巴の20分ハーフ。試合後には左大文字選手による「ファンと感謝のつどい」で握手会も開かれる。無料。左大文字ファンのみなさんどうぞお気軽にお越し下さい。
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<今週の読書室>
「ジョークでさらば20世紀」
落合信彦 1500円 青春出版社

実は高校生からの落合本の読者。「狼たちへの伝言」シリーズから「アメリカよ、 あめりかよ」、「モサドその真実」などを読み倒してきており、その頃から「世界を相手にしてみてえー」とか思ってた単純な時期あり。だけど今でも落合ものは結構面白く読ましてもらっており、最近立て続けで3冊読んだ落合ものの中で一番面白かったものくを紹介。
日本人はユーモアがないと言われているが、取材で講演会なんかいっても、どんなに地位のある人でもつまらないダジャレでお茶を濁し、ジョークのつもり。それだけじゃ知性も感じないし、なんとなく話題の貧困さを感じてしまうことが多々ある。この本を読むと改めて実感。本の内容は世界の政治家、各国の人間の性格などをおもしろおかしく紹介している。まあ、そんななかで私が気に入ったジョークを少し紹介(以下抜粋)。
「米国人、英国人、仏国人、日本人を乗せた船が沈みかけ、何人かが犠牲になって 海に飛び込まねばならない。そこで船長が米国人に『星条旗と民主主義のために飛び 込んでくれ』。それならと飛び込む。続けて英国人には『ユニオンジャックと女王陛下のために飛び込んでくれ」と頼む。それならと英国人も飛び込む。そして仏国人には『自由、平等、博愛のために飛びこんでくれ』と頼むと仏国人も飛び込んだ。みんなが飛び込み、そして最後に残った日本人に対して船長は言った。『さあ、もうみんな飛び込みましたよ』」
世界でこれほど日本人はバカにされてるのかと思うと怒りが込み上げてくる。また資本主義に転換し混迷するロシア経済の状況を表したジョークには・・・。
「パンを買うために並んだモスクワ市街のパン屋の長蛇の行列。我慢しきれなくなっ た一市民が、『もう許せん。こんな経済状況にしたエリツィンを殺してやる!』とクレムリンへ向かった。しかし、少したってとぼとぼと帰ってきたその一市民にパン屋の後続に並んでいた人が声をかけた。『どうだった。エリツィンを殺ったかい?』と聞くと、『だめだったよ。あっちの列はここの列より3倍長いんだ』」などなど。 こんな知性あふれたジョークが会話の端々で出るようになったら女性を口説くにも役立つだろうに・・・。ファミレスミーティングでのエロジョークばかりではグローバルにはこれから通用しないだろうしなあ・・・。
(今週の筆者 LMF仲屋聡)

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