第64号 新歓野外バーベキュー盛り上がる!

名門左大文字の4月第1回目の練習が2日、大阪府の浜寺公園グラウンドで行われ、練習後に同公園内で新歓バーベキュー大会を開き部員たちは盛り上がった。
バーベキューはアウトドア系サークルとしても知られる左大文字の毎年恒例の行事。初めは花見の予定だったが、桜前線にも嫌われたため、今回は第1回目の新歓行事としてなぜか大阪府で単なる野外バーベキューとして開催。隣で練習していた癒し系クラブチームのJUNKの部員の一部も参加し、いつも以上に練習参加率もあがった左の部員たちがビールと肉に舌鼓をうった。
この日練習に訪れた新入部員は京都大卒の安田優選手と高井俊之選手の2人。先輩竹志、星野選手らの手荒い歓迎を受けながらも部員たちと交流を深めていた。なおこれからサクラの季節ということもあり、今後の新入部員のための歓迎行事も嵐山グラウンドで開催予定。
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「大物新人獲得情報次々と」

左大文字新人部員の来訪シーズンとなったこの時期、大物ラクロッサー入部の噂が続々と編集部に入ってきている。まず、ほぼ入部確実と見られているのが、同志社大卒の大型DFのM氏。本人からのアクセスはまだないものの、九州の某クラブチームの情報によると、勧誘した際にM氏が「左大文字に入部する」と発言したとされている。
また、龍谷大出身の服部選手によると、龍谷大卒の大物MFのM氏も「左大文字の練習に参加してみようかな」と話していたとの情報もあり、早めの練習参加が期待される。また滋賀大卒のテクニシャンMF池谷、積極派G井元の両氏の動向も期待。
現在、京大勢の若手、安田・高井の両選手が練習に参加しているだけで、まだまだ新入部員の人数は少なめ。左大文字上層部では「期待の大物選手と接触、交渉して、早めの練習参加を希望したい」と今後の新入部員の動向に期待をかけていた。
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「関西地区限定ラクロス協会公式Webサイトオープン」
(城陽支局 山本記者)
日本ラクロス協会大阪支部はこのほど、大阪支部として独立した公式のホームページをオープン。さっそく関西のラクロッサーたちがサイトを訪れ、あふれる情報を楽しんでいる。
ホームページの内容は関西地区のラクロッサー情報が詰め込まれており、これまでの関西学生リーグ戦の結果や高校生ラクロッサーのためのページ、コラム、国際部の情報など盛りだくさん。クラブチームの情報はまだまだ少ないが今後、左大文字広報部仲屋氏、同じく左大文字の情報屋山本氏の協力でどんどんグレードアップしてゆく予定だ。
一足早く左大文字ではリンク済み。カウント数拡大に協力してゆく計画だが、実はまだプレオープン状態。どんなもんなのか一度閲覧していただきたい。一部、山本昌宏氏が担当するベタでコテコテなコーナーもある。
ホームページアドレスは http://www.lacrosse.gr.jp/kansai/index.htm
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<連絡>
「新人合同練習会&フレキャンのコーチの募集」

ラクロス協会主催の毎年恒例の新人合同練習会は、今年はチーム単位で振り分けでなくコーチングに興味のある人で事前の講習会に参加した人から派遣されることになりました。
コーチミーティングは、新人練習会用は5/20、フレキャン用は7/8。どちらも19:00より大阪事務所で行われます。参加希望者はGMまで連絡を。

「韓国&中国親善大会への参加募集」

両方とも普及と国際交流を目的とし、参加資格は特になく、内容は親善試合、ラクロス講習会、市内観光などです。日程は韓国が5/25(木)から5/29(月)の4泊5日、中国が6/2(金)から6/6(火)の4泊5日で、両ツアーとも週末のみ参加の日程がくまれるようです。
費用(自己負担)は韓国約6万、中国約10万です。興味のある人は4/2までにGM連絡して下さい。
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<今週のコラム>
「NHK大河ドラマ」

歴史モノが好きで、毎年NHKの大河ドラマの題材が何になるか楽しみにしている。今年は言わずと知れた「葵 徳川三代」で家康もの。初回のスペシャルなどは関ヶ原の戦を忠実に再現していてなかなか面白かった。
これまでのイメージである「忍」の家康ではなく、津川雅彦が意識的に「動」の家康を演じていているのも面白い。一見おっとりしているように見える小渕恵三首相(いま入院ニュースが流れているが・・・)は「私ほどせっかちな人間はいない」とある識者の前で公言している。案外、家康も「鳴くまで待とう」は生き方だけに徹し、性格的にはせっかちで意気盛んな人間だったのかもしれないとも思う。そう考えると若いころ三方ヶ原で無理に出陣して武田信玄に大敗した戦も納得がいくのである。
歴史ドラマというのは人物のスポットの当て方によってずいぶんと視聴者の受け取り方が違ってくる。昨年の大河ドラマの「元禄繚乱」もなかなか面白かったが、実際のところ三河の吉良上野介の文化人ぶりと地元での仁政は有名で、江戸期に三河で「忠臣蔵」の劇をしようものなら、芝居小屋がつぶされてしまうほどだったらしい。一方、浅野赤穂藩は重税の藩として地元農民には不評だったという。この一件をとっても話のどの面をとらえるかが難しいことが分かる。
今回は家康の家族という点に力を入れ、今まで日の目を見ることの少なかった秀忠との語らいのシーンが多いのが顕著である。また石田三成を必要以上に持ち上げ、家康の暗の部分をうまく引き出しているが、なぜか暗いイメージとならないのが不思議。親子、兄弟という視点でとらえた家族ドラマともとれる大河ドラマとしてはこれまでなかった異色作でもある。
今後の展開としては歴史ものなので分かりきっているのだが、そこを飽きさせず親子の情を絡めて視聴者にどう訴えていくか。「動」の家康にスポットを当てて演じる津川と脚本のジェームズ三木の手腕に期待しながら、自分の頭の中で仮想の家康像を組み立てていくのもなかなか面白いものだ。
(今週の筆者 LMF仲屋聡)

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