京都の名門左大文字は12日、雨で1週間延びていた念願の初練習を大阪府の浜寺グラウンドで大阪ラクロスクラブと合同で行い、体をほぐした。
1週間前と同じくこの日も朝から雨が残り、練習の有無が心配されたがなんとか行える程度に天気も回復。グラウンドはかなりの荒れ模様だったが、今年の左大文字を担うメンバー、加来GMを始め、沖中主将、鶴原、八木、服部、鈴木、芝、仲屋、清島の9人が参加。オフ明けということもあり、体調不良のメンバーも多く、大阪という遠隔地だったこともあり、人数は少なめだったが、選手たちは久しぶりにクロスを握って、練習を楽しんだ。
この日はグラウンドがとれなかったため、大阪ラクロスクラブの練習にお邪魔させてもらい一緒にラインドリル。走り込みをして選手たちは来週からの本格的な練習に備えていた。定例の練習後ファミレスミーティングで、選手らは「久しぶりの練習だったが、やっぱりラクロスはいいなあ」とさわやかさ100%で今年初練習の感想を話し合っていた。
::::::
「6月に中国遠征か?左大文字に打診あり」
名門左大文字に6月2日(金)から6日(火)にかけて、広島県や岡山県などではない本物の中国へのラクロス遠征の打診が日本ラクロス協会からあったことを9日、左大文字上層部が明らかにした。
同遠征は、中国のラクロッサーとラクロスを通じて交流を深めるのが狙い。よく言えば「ラクロス親善大使」という感じだという。
関西地区からは学生ら男女2、30人の参加が見込まれ、選手団のリーダー的な役割として我が左大文字LCが指名されようとしているという。予算は約8万円。社会人のため、土日のみの参加も考えられる。左大文字上層部では「各自参加できるかどうか検討しておくように」と話し、積極的な参加を呼びかけていく。
::::::
「初のチャットミーティング失敗!次に期待」
左大文字公式ホームページ上に新設されたチャットルームを利用しての初のミーティングが9日午後11時から企画されていたが、呼びかけ人の仲屋氏もつい忘れてしまい結局、時間ずれで沖中氏と山本氏が登場しただけで、話し合いはなされなかった。広報部では今回の失敗を次に生かし、「次こそチャット利用を」とリベンジを誓っている。
次回チャットミーティングは16日午後11時ごろから。誰もいなくても気長に待っててください。
::::::
<お知らせ>
練習日に雨や天災だった場合、練習中止を伝える伝言ダイヤルが新装されました。次から雨で怪しいときは 以下の要領でお願いします。練習をやる場合は伝言ダイヤルは入れません。中止の場合のみ入れます。
① 0170-8500-26 をダイアルする。
② 7#をダイアル。
③ 登録番号 20000416(八木氏の結婚式の日にち) をダイアル。
④ 暗証番号 5010 をダイアル。
とりあえず①をダイアルすればあとは音声ガイダンスにしたがってダイアルするだけです。携帯からは聞くことが出来ませんでした。
:::::::
<短期集中連載、鬼コーチ山本昌宏がゆく>
「カルチャーショック③ 最終回」
・東京に住む京都人の愚かな悩み
先日、私と松本健の両名で、現在東京に生息している元左大文字ラクロスクラブのケンカ隊長こと山口大蔵(ヤマグチダイゾウ)氏の最近の動向の調査に向かった。
彼の住まいは新宿から数駅の杉並区の一角で相撲部屋が点在したり、お笑い芸人の多くすむ中野に程近い。彼は東京での初めての一人暮らしをそこそこ満喫している様子で、こうした、たまの関西からの来客を迎えることを楽しみにしている様子でもあった。話しているうち彼には一つ、小さいようで大きな悩みがあることを我々に打ち明けてくれた。
彼の住まいに向かうためには、営団地下鉄の丸の内線「新中野」駅で降りる。降りたそこには「青梅街道」が走っており、この街道の先にある「青梅市」では2月20日に『青梅マラソン』なるものが開かれたらしい。第34回を迎える歴史あるマラソン大会で、招待選手も招かれ外国人選手も出場する立派なマラソン大会だと彼は言う。
彼の悩みはそんな立派で国際的なマラソン大会なのにどうして“国際マラソン”と銘打って更なる大会の規模拡大や派手なPRをしないのか?ということだそうだ。
私達もどうしてなのかと一瞬考えたが、答えは関西人には簡単なことだった。『青梅国際マラソン』になると、関西出身の女性の出場が減る可能性を恐れた主催者側の配慮ではないだろうか?どういった配慮かお分かりだろうか?後の調べでわかったのは、青梅市には「国際病院」「国際会議」等の“国際”のつく施設やイベントが一切存在しないのだという。これが京都から東京へ移り住み、若干マヒし始めた言葉の障害である。
解禁されたという噂の週刊左大文字のコラムにこの下ネタがどこまで波紋を呼ぶか愛読者のレベル試す意味でも、ちょっとギャンブルに出てみた。いかがかな?(おわり)
(今週の筆者 コーチ山本昌宏)