第60号 今年度初練習雨で中止!伝言ダイヤル機能せず左大文字スタートからつまづく

長岡京市の洛西浄化センターで4日、スタートする予定だった名門左大文字の今年度初練習が集中豪雨のため中止となった。今年こそはと初練習に向けて意気込んでいた選手たちは、まるで今年を暗示するかのようなスタートに少し不安を募らせながら、1週間遅れのスタートに照準を合わせている。
4日はくしくも、次世代家庭用テレビゲーム機「プレステ2」発売日と同じ日。この日は癒し系女子クラブチームのJUNKや、博多の雄H・jero、スター集団HELPなども練習開始日だったらしい。しかし、前の日と次の日は見事な晴れだったにもかかわらず土曜日だけが大雨で、日本中のラクロッサーの密かな楽しみを奪って雨雲は去って行った。
ここでチーム運営上思わぬ失態発生。練習中止を伝えるはずの伝言ダイヤルが停止状態になっており、急きょ電話による中止指令が選手たちに回った。初練習には滋賀大からも卒業予定者が参加予定だったが、念願達成ならず。沖中主将は「これに懲りずに名門の練習に続々と参加して欲しい」と話していた。
11日はまだ練習場所は未定。どこかと合同練習になるかも。連絡はメールと連絡網でまわる。
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「ホームページにニューチャット開設。毎週木曜午後11時はチャットの時間決定!」

使い方に疑問が持たれ、一時閉鎖されていた左大文字公式ホームページのチャットルームがこのほど新設。これを受けて広報部では勝手に毎週木曜の午後11時をチャットの時間と決めた。
チャットルームは、前にもホームページにあったが、チャットを借りているサーバーが閉鎖したため、一時休止状態となっていた。しかし、「このままではいかん」と広報部が新たに違うサーバーから借りて設置。見事に復活をとげた。
しかし、貸し出しについてはサーバーから1つの条件があり、14日間チャットルームでなにも話し合いが行われないと貸し出しが停止されてしまうため、広報部では無理矢理、週1回時間を決めて落ち合えるように木曜日午後11時を「チャットの時間」 と勝手に決定した。
チャットの時間はその日暇な人間がいたら、誰でも入れるように配慮。広報部では 「これまでは掲示板で時間を決めなければいけなかったが、時間を決めたとこで暇人同士会話が出来れば」と話している。記念すべき第1回チャットミーティングは9日午後11時から。みなさんこぞってチャットルームへ。
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<短期集中連載、鬼コーチ山本昌宏がゆく>
「カルチャーショック」第2部
「たぬきそば」

肉うどんに懲りず、私は翌日の昼食に「そばや」を選び、あるチャレンジを試みた。そこで注文したのは「冷やしたぬきそば」。
私の住む京都では「たぬきそば」といえば、あんかけ(片栗粉でとろみをつけたもの)にきつね(油揚げ)が入ったものである(あんかけというのもかなり京都限定に近いようだ)。
私の知るところ大阪で「たぬきそば」が意味するものは「きつねうどん」のそばバージョン。つまり「きつねそば」=「たぬき」(そばは付けない)を指す。これは京都で言う「きつねそば」であり、大阪では「きつねそば」は存在しないのである。
大阪では「たぬき」「きつね」と注文するのが一般的、いや絶対である。京都では 「きつねうどん」も「きつねそば」もそして「たぬきうどん」も「たぬきそば」も存在する。大阪では「たぬき」「きつね」しか存在しない。
前置きが長くなったが、この知識から、「冷やしたぬきそば」を注文した私は「冷やしそば」with「油揚げ」をイメージして出来上がりを待った。しかし、私の前に運ばれて来たものは「冷やしそば」with「天かす山盛り」であった。
しかも、冷たい天かすはカリカリしていて、実に食べ辛い。皆さんは普通にご存知だっただろうか、この地域による違いを…。これぞまさにカルチャーショック。食文化って奥が深い。
(今週の筆者 コーチ山本昌宏)

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