左大文字の活動方針を決める今年初のミーティングが19日、大阪市本庄の日本ラクロス協会大阪事務所で開かれ、目標や新人事などが決められ、活動のスタートを切った。
今年初のミーティングには16人が出席。隣には淑女系クラブチームのJUNKがミーティングするなか余裕の30分遅れで話し合い開始。
まず今年の年間目標としてこれまで惜敗してきた「打倒中東ラクロスクラブ」と目標を決めたのをはじめ、チーム上層部の新人事と年間スケジュールを発表。スケジュールには5月に名古屋遠征、7月に2回のデイキャンプなどを盛り込んでいる。また新選手の獲得状況、左大文字シールなどグッズ作成計画などを次々と報告した後に、星野選手が今年の戦術、戦略、練習方法の説明をしてミーティングを終えた。
内容の詳細は以下の通り。
<新人事>
・主将 沖中英徳
・GM 加来真佐志
・コーチ 山本昌宏
・オフェンスリーダー AT 山田義博
MF 沖中英徳
・ディフェンスリーダーLMF 仲屋聡
DF 青野将也
<年間スケジュール>
3月4日 洛西浄化センターで午前9時から練習開始
4月 練習
5月 名古屋遠征またはキャンプ
6月 新入生練習会in京都
7月 デイキャンプを2回
8月 リーグ戦開幕。16日は左大文字の日
9月以降 リーグ戦(果ては全日?)
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「チョット遅めの新年会開催。肉で盛り上がる」
名門左大文字は19日、大阪事務所でのミーティング終了後、夜の梅田で毎年恒例ちょっと遅めの新年会を開いた。
新年会には、ミーティングに仕事のため参加できなかった吉井氏、山田氏、エムクミらが途中参加。メニューは焼き肉で西端栄養管理部長の手配のもと、部員たちは焼き肉に興じつつ今年のチームの状況を話し合った。途中からは後輩の結婚式2次会に出席していた鶴原氏と八木氏も美女3人を連れて参戦。そこそこに盛り上がったなか、バイオレンスキャップは2次会で眠気に襲われ、小林氏は一次会で無念の帰還。
それぞれ楽しんでつつがなく新年会も終わり、選手たちは今季に向けて力を蓄えていた。
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「沖中主将の債務170万円。部費滞納者は猛省を!」
多数の部費滞納者が次々と摘発されている左大文字の主将沖中英徳氏の債務が170万円にものぼっていることが19日までに分かった。部費を払わない部員らのしわよせが主将に今になってきていることが原因と思われ、チーム上層部では部費の回収に全力を傾けていく姿勢を示した。
沖中氏の債権の発覚は、ユニフォームを発注したラクロスショップからの請求書によって明らかにされ、19日のミーティングでは部費滞納者に猛省を促す勧告が加来GMからなされた。名門左大文字では、99年度は新ユニフォームと短パンの製作をしたことから、自治体なみの火の車の財政のおり、部費滞納者も重なって債務が膨らんだものと思われる。
今後チーム上層部は、新年度の部費と合わせて確実に徴収していくとし、3月から 日栄ばりの取り立てを行っていく模様。99年度部費滞納者はすぐに加来GMと連絡をとってください。今後のラクロスショップとの友好関係にも災いします。
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<お知らせ>
小林選手の卒業校でもある滋賀大学への練習参加会が26日、彦根市内のグラウンドで午前9時ごろから開かれる。左大文字練習開始への調整も合わせ、多数の参加をよろしくメカドック。詳細は2、3日前にホームページ掲示板に告知する。雪が降ったらなくなるかも。
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<今週の映写室>
「シュリ」
この前、「シュリ」を見た。韓国国内でタイタニックの興行記録を半分の期間で破り、韓国史上最大のヒットを飛ばした作品である。恋愛あり、アクションありと娯楽 作品のエッセンスを備えた作品とのうたい文句を聞いており、期待して見に行った。
ストーリーは韓国の情報機関の男と北朝鮮の女工作員の関係を軸に展開する。最近見た映画の中では一番よかったというのが率直な感想である。展開的にはハリウッドのアクション映画と似ており、先が読めてしまうがそれでも十分に楽しめる。最近のハリウッド作品はアメリカが唯一の超大国になってしまったのもあり、敵役が宇宙人やいん石などになってしまい子供向けのSF作品になりさがってるきらいがある。しかし、「シュリ」の場合、南北分断を根底にしており、最近の北朝鮮情勢の緊迫感もあってか、非常に現実味を 帯び、鑑賞後に様々な思いが去来した。また、東洋人もアクションシーンが絵になるというのも感じた。
韓国は徴兵制があるからか、銃の構えかたなどが皆きまっていて緊迫感があった。 僕は別に映画制作に携わってるわけではないが、同じアジアの国が今の日本にはできないであろう素晴らしい映画をつくったことに対し、 賞賛の気持ちと屈辱感を感じた。映画記事などではもっと大きく扱っていいのではないかと思った。あまり、大きな映画館ではやってませんが、一見の価値はあると思う。
(今週の筆者 AT 宮崎祐丞)