第59号 沖中主将ら滋賀大と合同練習 滋賀で麒麟児発見!in彦根

「滋賀と京都にラクロスのかけ橋を」と名門左大文字の沖中、小林、仲屋の3選手は井伊の赤備えで有名な滋賀県彦根市のグラウンドで26日、今季の練習開始を前に滋賀大と初の京滋をまたにかけた合同練習を行った。
滋賀大は、小林選手の出場校で3月4日からの左大文字始動を前に体をほぐす目的で合同練習が企画され、スノボ自主トレで鍛えた沖中バイオレンスキャップ、二日酔い仲屋、CR-V小林の3人が参加表明。心配された雪も降らなかったため、若さあふれる集団とともに練習開始。クロスも久しぶりに握るご老体たちは全くボールに手がつかずさっそく靴ズレや股関節痛などで体を痛めていた。久々に母校の練習に参加した小林選手も「1年でこれだけ体が衰えているとは我情けなや」と話していた。
また練習のなかでご老体左大文字のメンバーたちの目をひいたのは、滋賀大を今年卒業(予定?)の4回生MF池谷嘉尚選手とG井元潔選手。自称ビジュアル系の池谷選手は高い技術をもつレフティーで、そのよくしゃべるキャラクターから想像できないプレースタイルと、G井元選手の攻撃的なセービングが沖中主将の目に止まった。
2選手は卒業後の進路はまだ未定で、名古屋で設立されたTeam・USAなどからも呼び声がかかっているという。左大文字も選択の候補に入っている模様で、来月4日の初練習に参加する模様。合同練習での交流のなかで沖中主将は「これが機会となって、今後チームに選手が入団してくれたら」と筋肉痛に顔をしかめながら語っていた。
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「ラクロスマガジン最新号発売!仲屋氏の文章掲載」

全国のラクロッサーの情報誌「ラクロスマガジン」の最新号が15日発売され、編集委員として参加していた我が左大文字広報部の仲屋氏の文章が見事掲載された。
仲屋氏が担当したのは、クラブチーム欄の担当。今年はじめて開催された全日本ク ラブチーム選手権の内容、クラブチームのホームページなど広報の方法、クラブチー ムの課題と全5ページにわたってカラー写真付きで紹介されている。
仲屋氏は「少し文章が多すぎてレイアウトが苦しそうだった。でも今回はいい経験になりました」と話していた。ラクロスマガジンはチーム購入しているため、初練習あたりで配布される予定。
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<短期集中連載、鬼コーチ山本昌宏がゆく>
「カルチャーショック」 第1部
「肉うどんとステーキ丼」

先日東京に行く機会があり、昼食を取るためにうどん屋で「肉うどん」を注文した。関西で普通「肉うどん」といえば甘辛く煮た牛肉が乗っていたり、だしで煮込まれた牛肉の入ったうどんが出されるのが一般的だ。しかし、そこで出されたのは、明らかに豚肉がだしで煮込まれた「肉うどん」であった。これにはさすがに大ショック。
東京(ここでのくくりは関東がよいのかもしれない)では肉といえば豚肉をさすのだろうか? 「肉じゃが」や「肉入り野菜炒め」はどうなのであろうか?次回東京に行った際には確認のため注文してみたいと思う。軽いカルチャーショックだった。
その日の夜はハンバーグからたこ焼き、皿うどんまである和洋折衷といったイメー ジのややごちゃごちゃとしたレストランに入った。そこで私はその店の設定ではやや安い(今思うとかなり安い)¥750のステーキ丼(味噌汁、漬物付)を注文した。
この時うっすらと感じた不安は見事に的中。出されたものはごく普通の丼の中央に 6切れほどの焼かれた肉と刻みのりとかいわれ大根が盛られ、その上からタレがかけ られたものだった。
まず、その肉を端の脂身混じりの部分からいただいた。そこで私の口に広がった味は、日本で味わった記憶が極端に少なく、そう、数年前にオーストラリアに旅行した 際に味わった肉の味によく似ていた。
まさかと思いながら、箸を進めたが、やはり匂いが鼻につく、二切れ目の途中で断念した。まさにこれは、「ひつじ肉」である。俗に言う「ラム(子羊)」ではなく 「マトン(成熟した羊)」である。
さすがにこの匂いにはこれを食べる人誰もが不思議に感じるはずだと思うが一緒にいた友人に進めても、やや自信なさげに首をかしげる程度であった。自分の舌が決して敏感だとは思わない。何より、普通に「ステーキ丼」と称して「羊ステーキ丼」を 商品にしているこのレストランに腹が立った。
しかし、そのときその日の昼食のことが頭をよぎった。東京でいうステーキとは羊のことなのか?いやいや、そんなことはあり得ない。その店の単なるコストダウンの戦略に違いないのだと…これもカルチャーショックなのだろうか?
(・・・続く)
(今週の筆者 コーチ山本昌宏)

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