第51号 週刊左大文字50号いつのまにか突破

時代をさきがける左大文字のメール部報「週刊左大文字」がいつのまにか50号を突破していたことを編集長も忘れていた。今年1月の創刊からだましだまし続けてきた部報が節目になったこともあり、編集部ではさらなる内容充実にむけて心はすでに2000年に向っている。
同部報は今年1月から、部員のプライベート、試合結果や練習内容、毎週のコラムなどバラエティーに富んだ内容で好評を得て、ホームページにもバックナンバーを掲載している。部員外からも「左大文字の部内の様子がわかりやすい」と評判も上々で、HIDARIマニアにとってはいまやバイブルとなっている。
週刊左大文字編集部では「慢性的なネタ不足もあり、『山山戦争』などのやらせという不祥事もあったが、みなさんの協力でここまできた。今後はもっとコラムとか投稿してくれ。このままだとオフシーズン書くことないじゃん。まあこれからもさらに分かりやすい『情報公開のあるクラブチーム』を目指し、編集作業に取り組みたい」 と話している。
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「青木選手退院!スノボ復帰を表明」

岐阜県でのスノーボードで鎖骨を折った青木秀樹選手が25日めでたく退院。これ に懲りずに今冬中のスノボ復帰を自宅にて表明した。
青木選手は全治3ヶ月と診断されたけがも驚異的な回復力でカバー。クリスマスイブを地元長岡京市の病院で看護婦とともに迎えたが、25日午前中に退院。ラクロスシーズン中には決して見せたことのなかった目の輝きで「まだまだやれる。今冬もスノボいくぞ」と今冬中の復帰を固く誓っていた。
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「SPEEDマニアッククラブ、九州支部発足!ばた君、多香子との愛を再確認するも、 夜行に乗り遅れる!」
(博多特派員 西端記者)

我らがSPEEDの本当に最後のコンサートが、25日のクリスマスに福岡ドーム(福岡市)で行われ、わが名門左大文字からは多忙の中、ばた君氏が参加した。
先週の東京ドームでのコンサートに旅行先からかけつけ、某有名ラクロスチームの主将H氏と参加する予定だったばた君氏であったが、朝チームメイトが誰も起こしてくれずに、多香子との約束が果たせないままでいたため、FINALの福岡1本に全力を注ぐことに決めた。インターネットにて前日の夜中にようやく花道正面のチケットを手に入れ、当日朝ひかりカルテット切符を購入。
コンサート直前、会社の上司から、来週の月曜日提出のコンペの企画書及び見積作成のため、土日出勤を命じられたばた君だが、要領よく「土曜日中に会社で企画書をまとめるので、日曜日に最終の打合せをしましょう」と嘘をつき、福岡で待つ多香子のため、土曜日の朝までに徹夜で仕上げ、多香子の待つ福岡に向かった。
新幹線でようやく3時間の睡眠をとることができたばた君は、朝から何も食べていなかった事に気付き激痩せ気味の身体を気遣い、博多に着くと早速、有名な「一蘭」でラーメンを食べて福岡ドームへ。開演30分前にドームに着き、チームで揃えることになったSPEEDドームツアーT-シャツを買いに走り回るもどこも売り切れ。チーム思いのばた君が走り回ったが、とりあえず開演なのでいったん諦めて入場。会場でのカバンチェックで、信じられない事が起こった。なっ何と、大阪ドームで多香子との愛を誓い合った思い出の「多香子」ボードが入口のアルバイトに没収されたのだった。アルバイトは女の子ばかりだったので、すかさず取り返そうと「ばた君ウインク」を試みたが、九州おこじょにはあまりにも刺激が強すぎたらしく、全く効き目がなかった。
会場に入ると、またもやグッズSHOPがあり、ようやくT-シャツ15枚の購入に成功。 重たい荷物できゃしゃな身体がフラフラになっていた時、背後から「キムタク」と呼ぶ声。何故俺のあだ名を知っているのか?と振り返ってみると、あの、元左大文字のメンバーで龍谷大との練習試合(2年前)では、今年のクラブ選手権で見せたHELP中川氏のフェイク同様のフェイクで、無人ゴールにシュートしたことでも有名な「金堂 氏」が、現在では見事に太りはててコンサート開始予定時刻が過ぎているにも関わらず、空腹を我慢できずにフードコートでカレーライスを食べまくっていた。その横には、元立命館の木村氏がビール片手に既にできあがっており、元京都工繊のデブAT仙波氏の姿もあった。時間がないので、すかさず「左大文字SPEEDマニアッククラブ、 九州支社発足」の乾杯を済ませ、ばた君はアリーナに金堂氏達はスタンド席に向かった。
席に着くと、そこはまさしく花道最先端の真っ正面。花道最先端の真っ正面は10列程度しかなく、真後ろの関係者席にはあのプロデューサー・伊秩氏も格好良く座っていた。最後の日とあって、福岡ドーム内は異様な熱気と雰囲気に包まれ、ここまで来て良かったと再確認。
座るとまもなくコンサートが始まった。開始早々は花道中央ステージ下からリフトで登場するも、ほとんどメインステージで歌っていたが、中盤はほとんど花道中央でのステージ。特に「Long Way Home」や「body & Soul」は目の前で、まるでばた君1人のために歌ってくれている様な気分。そして何度も多香子と見つめ合い、改めてお互いの愛を確認しあった。
コンサート終盤では、クリスマスということで、特別にクリスマスソングをみんなで大合唱したり、アンコールでは、さっきまで後ろに座っていた伊秩氏が、めちゃめちゃウマイピアノ演奏で、いきなりステージ下から登場したり、大阪では見れなかったFINALならではの大サービス。最後には涙の大合唱で後ろの席のおばちゃんも号泣 していて2度びっくり。
そして涙のコンサートが終わって気が付くと既に午後9時。通常なら2時間程度のコンサートだが、最後だけあって、2時間半もSPEEDの4人は歌い、踊り続けていたのだった。と感動するも、9時10分の博多発の夜行バスで帰る予定をしていたばた君の脳裏のSPEEDの顔が上司の怒りの顔に変わった。あわてて帰ろうとするが、融通の利かない警備員が、規制退場だからと出してくれない。そこで、ばた君も特別に普段は見せない「ばた君スマイル」と「ばた君フェイスダッチ」で警備員を切り抜け、タクシーで博多駅に向かった。が、時既に遅し、とりあえずまた「一蘭」でラーメンを食べ、JR窓口に向かうと、10時30分に寝台列車があったので、何とかSPEEDの夢を見ながら大阪に帰ることが出来た。
我らがSPEEDは、この福岡ドームをもって、一応コンサートは全て終了、活動も年内の紅白以降、来年の3月31日の解散まで、ほとんどしない予定となっているが、一部で噂される来年1月の沖縄での凱旋コンサートに備えて、念のためばた君をはじめ準備中。今回参加できなかった某有名ラクロスチームの主将のH氏や厚かましい方の宮崎氏は沖縄ツアーのための費用を誰かから得意の借りパクしようと試み中。また最近SPEED解散のために元気のない「あにき」こと たけし君も、沖縄ツアーのために連敗中のパチンコに年末年始の間に人生の全てをかける。
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<今週のビデオ>
「北斗の拳 実写版」

最近、近所のTSUTAYAがつぶれ、新しいところで会員証を作りましたが、そこで『北斗の拳』の実写版のビデオを発見。そーいえば『北斗の拳』がまだジャンプで連載されている頃に実写で映画化されるとゆうのを目にした覚えはありましたが、 まさかいまごろになって出会えるとは思いもよらず、「どーせおもんないやろ」とはおもいつつも、青春時代をジャンプとともに過ごした私は一人寂しいクリスマスにこのビデオを見ることにしました。
『北斗の拳』。言わずと知れた武論尊、原哲夫コンビの名作。同世代でこの漫画を 知らない人はいないでしょう。舞台はシンとの戦いが描かれたもので、その面白さと言ったら途中で居眠りしてしまうくらいで、なんとも無駄な時間を費やしてしまいました。まあ話のネタになるかなと思ったので借りたんですけどね。
今回見たものは日本語吹替版で、アニメと同じ声優さんが吹き替えしていました。なんか変な感じはしましたが、あの有名なせりふ「おまえはもう死んでいる」も1回出てきます。「ひでぶ!」や「たわば!」が出てこなかったのは残念でしたが、それ以上に残念なのはやはり実写版やと迫力に欠けるとゆうことです。これぞ『北斗神拳』ってゆうとこが描けてなかったし、シンとの戦いもただの格闘技になってました。奥義の「お」の字もでてきません。(あと、やはりオープニングはクリスタルキングの「愛をとりもどせ!」かKODOMOバンドの「SILENT SURVIVER」かトムキャットの「TOUGH BOY」にして欲しかったなぁ。)
あまりお勧めはできませんが、北斗の券ファンの方は是非一度ご覧ください。もうじき2000年、北斗の拳の舞台の199X年もついに過ぎ去ってしまいます。来年こそいい年でありますように。(ところでラオウの声ってアラレちゃんのせんべい博士の声優さんと同じって知ってました?)
(今週の筆者 AT小林克秀)

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