第42号 KOBEに快勝!左大文字5位決定

関西クラブチームリーグの5位を決める順位決定戦の黄金カード「左大文字 対 KOBE」が24日、二色の浜グラウンド(大阪府貝塚市)で行われ、10対5で左大文字が快勝。リーグ5位となって来年への望みをつなげた。
 左メンバーたちも昨年と同じシチュエーションでの順位決定戦に気合は十分。服部、小林などのメンバーを仕事で欠くが今季最後の試合にかける意気込みは大きく、先々週、大阪L・Cに大勝して勢いにのっているKOBEとの試合前のモチベーションは互角。
 試合は予想通りのシー
ソーゲーム。1Q序盤、左大文字は星野、八木などMF陣が攻め続けるものの、ゴールに嫌われ点は入らず、逆に速攻から先取点を許してしまう。しかし、ショットの多さで流れをつかみ始めた左は今年からの新戦力で大活躍を見せているMF竹志のグラウンダーのショットですぐに追いついた。2Qに入っても試合の主導権は左が握るものの決定力がなく、試合は均衡。鶴原、山田のショットでリードをするも、KOBEは、LMF井口の豊富な運動量でターンオーバーを狙い、技巧派オフェンス陣がすぐに追いついてくる。
 3Qに入り疲れの見え始めてきたKOBEにオフェンス豊富な左大文字は、徐々に力を発揮しだし、鶴原から山田への絶妙なカットイン、松本お得意の1オン1からのショットなどが要所に決まり、2点差に突き放して、4Qを迎えた。そして4Q中盤に涙なしには語れないドラマが訪れる。GM兼のMF加来のクリース前のショットがとうとうゴールへ。これまでにないガッツポーズを見せた加来の感動の初ゴールにベンチは、異様な盛り上がりを見せた。続けてベテランMF三宅のショット も決まり、ディフェンダー陣も踏ん張りを見せKOBEを一気に突き放し、勝負を決めた。
 これで今季は昨年と同じ5位に確定。しかし、今年はなんとかラクロス三都物語でも首位に立ち、チームの成長という点で昨年の5位よりもさらに価値ある順位といえるだろう。
 試合後には恒例の祝勝会が、大阪府内のしゃぶしゃぶ店で開かれ、選手らは、むちゃくちゃな雰囲気の中で勝利の余韻にひたっていた。
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<試合結果>
左大文字 対 KOBE
   10 対 5

左大文字 1-2-4-3=10
KOBE  1-2-2-0=5

得点者:#44山田③/#8竹志②/#21鶴原②/#4三宅①/#28松本①/#29加来①
アシスト:#77西端①/#21鶴原①

1Q:竹志
2Q:鶴原-アシスト西端、山田
3Q:鶴原、山田-アシスト#21鶴原、竹志、松本
4Q:加来、三宅、山田

( メンバー)
AT:宮崎、鶴原、清島、山田、芝
MF:(1)八木、星野、沖中(2)三宅、濱田、加来 (3)鈴木、竹志、松本、西端
LMF:仲屋
DF:宮崎智、青野、吉井
G:青木、衣袋
コーチ:山本
マネージャー:江村
ゴミ拾い、カメラ:米谷
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「リーグ戦得点ランキング」
①山田 12点
②竹志 7点
③清島、三宅、鶴原 4点
⑥宮崎 3点
⑦松本 2点
⑧星野、西端、加来 1点
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「ラクロス三都物語、交流深める」


 左大文字対KOBEの試合があった24日、せっかくとれたグラウンドを1試合だけで終わらすのはもったいないと、「大阪ラクロスクラブ」 対 「KOBE」、 「左大文字」、「PONSE上方」の合同チームで練習試合を行い、10-3で合同チームが勝利した。
 試合は今年不振に終わった大阪ラクロスクラブが「チームの確認のためにも練習試合をしたい」と他チームに参加を呼びかけ各チームが選手を少しずつ出しておこなった。 直前の試合で疲れの見える左大文字とKOBEも「チーム同士の交流になれば」と喜んで参加し、試合は15分Qで行われた。
 合同チームでは、試合中のベン
チの中はさまざまなユニフォームが軒を連ねたが、最近の銀行合併のごとく「昨日の敵は今日の友」。三都のさまざまな話題で盛り上がり、協力してゲームを行った。試合は若手チームの上方の選手の活躍などで順調に勝利して、無事幕を 閉じ、各チームの交流は深まったようだった。
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「沖中キャプテン防具盗まれる」

5位決定戦が行われた24日朝、左大文字の沖中キャプテンが試合に行こうと家から外へ出たとき、置いてあったはずの防具がなくなっていたことに気づき、110番通報で九条署に届け出た。
 
盗まれていたのはバッグ内の道具一式。焦った沖中選手は、周りのごみ箱などをあさりまくったが、見つからず仕方なく試合時間までに大阪市のラクロスショップ「ラックスコング」へ急行。取り急ぎグローブとスパイクを買い求め、残りの防具は周囲の人々のレンタル品でしのいで、試合に臨んだ。
 今回の防具盗難事件について沖中選手は「極めて遺憾。防具を盗んで何に使うのか?マニアの犯行としか思えない。南区の治安も地に落ちた。DX東寺のステージで使われているかもしれないので近々調査に出向く予定」と嘆いていた。
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「同志社と初の合同練習。チームの浸透図る」

京都の大学OBを中心に構成されている左大文字ラクロスクラブは、23日同志社大との初の合同練習を同大田辺グラウンドで行い、大原選手(昨年まで左在籍)以降途絶えていた同大との交流が復活した。
 左大文字は試合の1日前。グラウンドが見つからなかったため、急きょ同志社大に合同練習を呼びかけ合同練習が実現した。集まったメンバーたちはAチームとの6対6やエキストラ、Bチームとの1オン1などで一緒に汗を流し、ひさびさの学生の速さに動揺しながらも楽しんで練習に励んでいた。
 高学歴に弱い左のメンバーの1人は「おれらもとうとう同志社と一緒に練習してもらえるレベルになったか」と感慨深げに話していた。左上層部では「今後、合同練習もたまにやって、学生たちの卒業後に少しでも左大文字に興味を持ってもらえれば」と期待を寄せている。
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短期集中連載
「左大文字のSPEEDで (下)」

        (投稿者 匿名希望)
多香子という魅力的な女性に出会い、私の人生は大きく変貌を遂げた。最初 SPEEDの中で好きだったのは、絵理子と寛子だった。絵理子の絶やさない笑顔、元気いっぱいで純粋な寛子。今まで加藤紀子の様なごく普通で明るく元気な女性がタイプの私にとって、彼女達2人に惹かれていくのはごく自然な事だった。
 しかし、SPEEDがメジャーになり、メディアで姿をあらわす機会が多くなるにつれ、彼女達の性格もよりわかってくるようになった。寛子は最年少の割に実は1番のしっかり屋さん。絵理子は笑顔の裏に隠された性格の悪さ(絵理ちゃんファンのS君、ごめりんこ!)。そして何事にも少し冷めているように見えた多香子は、実は歌もダンスも演技も一番一生懸命で、実はちょっぴり天然ボケ。そんな性格がわかるにつれ、どんどん多香子に惹かれ始めた。(あれ?SPEEDのあと1人って誰やったっけ?)
 それ以来、現実の中にも多香子の様な女性を追い求めてはや約1年半が経つ。実際、外見は多香子の様にかわいくきれいであっても、性格が悪くって、意地悪されたり、現実はそう上手くいかない。そう思いつつ、ますます傷つきながらも また多香子の様な女性を追い求め続ける私であった。誰か多香子を紹介してくれないかなぁ?
                    (おわり)
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<今週のコラム>
「リーグ戦終了おつかれさまでした」

リーグ戦最後の試合勝利で飾れて良かったです。みなさんおつかれさまでした。昨年と同じ5位とはいっても、まったく価値の違う5位だと思います。今年のリーグ戦はまさにみんなでチームを作っていくという、うちのがらにない運営でなかなか面白かったですわ。
 これまでのベテランたちの頑張りももちろんですが、新入りのメンバーたちがチームに溶け込んでいろいろ提言してくれたことが大きかったなあ。京大からはあほしの、宮崎がムードメーカーとして特に練習以外でも貢献がでかかったし、途中参加の竹志もMFの柱となっていきなり得点ランキング2位の大活躍。また初めての滋賀大からのプレイヤー小林も仕事の忙しいなか、チームの今後の滋賀県への発展性を示し、大国大からはマトリックス芝さん、鈴木も初の大阪方面の大学からの参加で積極的に練習に参加し、チームを盛り上げてくれた。立命からは衣袋がハイトーンボイスでビッグセーブを披露。京都工芸繊維大の扇谷も学業との両立のため休部しているが、余裕ができたら来年はすぐに戻ってきて欲しい。
今年は念願の中東撃破という夢は1点差の前にもろくも崩れてしまったが、あの試合が
あったおかげで、わだかまりも溶け、みんなが意見を言い合える良いチームの雰囲気がなったのでは?それこそ新しい収穫です。昨年までは立命色が強く、内輪の集まりといった印象が意識の中で少しあったんですが、今年は本当の意味でクラブチームになれた気がします。
さらに今年は、練習以外(夜?)でも活動の幅がこれまで以上に広がり、本格的な遊び
シーズンに入るこれからが楽しみ。ということでスノボサークル左大文字の設立が決定し、おっさん連中は大張りきりです。さあ、これからのオフシーズン、ラクロス以上に活動を頑張りましょう。
(今週の筆者 LMF仲屋聡)

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