時代の最先端をいく若者に人気のメールマガジン「週刊左大文字」が来週からしばらく休刊となることが25日までにわかった。原因は仲屋聡編集長のパソコンが整備不良となり修理に出すため。復帰までには約2週間かかると思われる。
思わぬ休刊に週刊左大文字の仲屋編集長は「夏ぐらいからモニターの画面が暗くなって見にくいったらありゃしなかった。これではH画像も見る効果も半減するので、もう我慢できなくて修理にだしちゃった。休みの間は特になにもなさそうなので大丈夫だろう」と話している。
仲屋氏は代替機として携帯モバイルを買ったので一応メールは見ることも可能。重要な連絡はメールか携帯電話で。
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「滋賀大ホームページとリンク完成!」
京滋をまたにかけて活動するビジュアル系クラブチーム左大文字のホームページがこのほど、滋賀大ラクロスクラブホームページとリンクした。これで、さらに「滋賀への活動の幅が広がる」と部員たちは喜んでいる。
滋賀大ホームページ「WILL」は最近完成したばかり。マネージャー欄が見当たらず、非常に色気のないページではあるが、写真を多くとりいれ、部員紹介から掲示板、さらには部内で使われる言葉を紹介した「WILL辞典」など、多彩なページで見る人をあきさせない工夫をこらしており、OBの小林選手もなかなかのお気に入りとか。
左上層部では「このリンクを機会に、練習や試合での交流まで発展してくれれば」と期待をかけている。ホームページアドレスは
http://www.biwa.ne.jp/~takuro-k/
まで。
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「グラウンドセッティング健闘in服部緑地」
名門左大文字の今年の一大イベント、グラウンドセッティングが23日の秋分の日、大阪府豊中市の服部緑地公園で行われ、メンバーたちは泥まみれになりながらも 円滑な試合運営のため必死で働いた。
グラウンドセッティングは、各クラブチームが1回はやらなくてはならないイベン ト。休みにもかかわらず、一部の部員を除いて午前8時半に集合したメンバーたちは 水溜りの多いグラウンドに愕然。バケツを持っての必死の復旧作業に取り組んだ。重役出勤で遅れてきた仲屋氏を加え、水とり活動はヒートアップ。すっかりいい天気になったグラウンドはメンバーの頑張りできれいになった。しかし、すっかりGSから遠ざかっていたメンバーたちはリストレイニングラインまでの長さも忘れて右往左往していたが、より現役に近い部員の力を借りてなんとかラインをひいていた。
左大文字部員の頑張りで、この日の①上方VSKOBE、②KGモルツVSナニワ、③ヘルプVS大阪の3試合がつつがなく行われた。
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<今週の読書室>
「草莽枯れ行く」上・下 北方謙三 集英社各1700円
幕末の戊辰戦争の契機をつくった赤報隊隊長の相良総三の生涯を描いた小説。幕末の巨人西郷隆盛のずるがしこさを始め、大久保一蔵など薩摩人のしたたかさが際立って描かれている。
薩摩にいいようにあやつられ、江戸で幕府への挑発活動をおこない、江戸薩摩藩邸を襲わせた功があったにもかかわらず、年貢半減令を手に幕府征討軍の先鋒として中山道を進むも、にせ官軍として処刑されてしまう相良たちの無念さは、尊王の志を持ちながらもみじめな最期をとげた水戸天狗党と重なるものがあり、時代に利用する側とされる側の論理というものを考えさせられる。このとき相良ら赤報隊を利用した西郷も、西南戦争には逆に利用されることになるのだから。
フィクションだとは思うが、相良を取り巻く、薩摩の益満休之助や清水次郎長、新門辰五郎などのキャラが、普通に読んだら悲惨でしかない物語を楽しく彩っている。 しかし、赤報隊といえば思い出すのが、朝日新聞阪神支局襲撃事件。にせ官軍の汚名を無理矢理着せられた相良の赤報隊の名前を語って、あのような卑怯な事件を起こした連中にぜひとも名前を返上してもらいたいものだ。
(今週の筆者 LMF仲屋聡)