（百万遍支局　宮崎記者）
　Ａブロックリーグ最大の壁となる相手中東ラクロスクラブとの１９日の対戦がいよいよ１週間後にせまり、左大文字の選手たちは決勝トーナメント進出に向け、一層の練習に励んでいる。
　現在、左大文字ラクロスクラブの成績は、１勝１敗。同じ成績で並ぶと思われる中東と、次の試合でブロックリーグ２位を決めることになる。中東ラクロスクラブは中部地区を代表するクラブチームで毎年安定した成績を保っている強豪。元日本代表ゴーリーの日比野を擁し、堅いディフェンスに定評がある。我が左大文字は６月の名古屋遠征での練習試合で勝利はしているが、難敵であることは変わりはない。
　残り少ない練習に励むメンバー、１１日の練習では、前日の雨の影響もあり、グラウンドから蒸発する水分による湿気が多く、梅雨時期を思わせる中かけまわった。モチベーション、フィジカルコンディションも最悪であまり身のある練習ができなかったため、チーム上層部ファミレスミーティングでは、中東戦に向け「このままではまずい」と、この1週間は「コンパ禁止」、「チームドクターによる体調管理」を徹底させると議決した。
　中東戦まで練習は残すところわずか２回。気合だけが空回りしないよう、練習でも最後の仕上げをしていきたいところである。なお、１５日のベテランをたたえる「敬老の日練習」では、ＫＧＢに委託して入手した大量の「中東対モルツ」のＶＴＲがレンタルされる模様。これを参考に、選手たちはスカウティング、イメージトレーニングなどに励み、万全の態勢をもって中東戦に臨む。
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「左大文字広報部長仲屋氏　ラクロスマガジン編集委員に就任か？」

　左大文字広報部として、週刊左大文字の編集を中心に活発に活動している仲屋氏が、来春に発売されるラクロスマガジン１２号の編集委員として起用される話があることが１１日までにわかった。
　ラクロスマガジン編集委員は、仲屋氏が日本ラクロス協会の広報担当寺本香氏から 委託を受ける格好で要請があり、現在就任に向けて微調整がなされている。仲屋氏も 「以前から参加してみたかった。感動で胸が震える思いです。震えるぞハート！」と就任に対して前向きな姿勢を示している。
　仲屋氏は立命館大出身で２４歳の独身ナイスガイ。学生時代から、電子メールを使ってＯＢ向けの部報を作成しており、社会人となった今も、よほどひまなのか、週刊左大文字の編集を手がけ、ホームページの更新にいそしんでいる。写真と文章を扱う仕事を手がけているので、写真の腕のほうも確か。しかし、締め切りに追われる生活にさらに拍車がかかることが懸念されている。編集委員正式決定は、寺本氏との会談いかんにかかっており、１０月中にいは決定すると思われる。会談後、辞令交付などの予定。
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＜今週のコラム＞
「アニメ、特撮もの変遷記」

　今年で機動戦士ガンダム生誕２０周年を迎え、我々ガンダム世代にとっては２０世紀最後の年でもあり、いよいよ宇宙世紀へ突入かと、感慨深いものがある。
　このところ、3000円のマスターグレードという非常に精巧なプラモデルをさらに凌駕する１２０００円の最高級モデルのＲＸ－７８とシャア専用ザクが発売された模様である。子どものころ、模型店に行って、巡洋艦ムサイとジム、ボールしか残ってなかった時の落胆といったら筆舌に尽くし難いものがあり、現在のプラモ事情は感動もの。（広報部の仲屋氏は先日、ガンキャノンを完成させた）
　これほどまでに一世を風靡したガンダムであるが、最近はZZ以降、おこさま向けのアニメになってしまったきらいがあり、残念でならない。
　一昨年、「エヴァンゲリオン」がはやったが、あれは格闘シーンなどが暴力性にあふれ、 「こりゃ中学生がきれるのも無理ないな」と思ったものだ。ウルトラマンゼアスなんかも初代ウルトラマンとくらべると、ほんとに人間が人間をいたぶっているようなシーンを彷彿とさせる格闘シーンが多く、心が痛んだ。
　それにくらべ、ガンダムはヒューマンドラマにあふれ、善悪の範疇ではおさまりきらない壮大なテーマがあった。 こんな、昔を懐かしむようなコメントが出るのはすでにおっさんの兆候だろうか？
　とにかく、あの手の子どもが見るような作品の作り手は次世代の意識を形成する上で重要な役割をになっているのを、もう一度かみしめる必要はないだろうか？「スピリッツ」なんかでもほとんどエロ漫画と化しているし、世の乱れを感じざるをえない。
　最後に部員のＨくんは最近エロビデオすらもっぱら実写ではなくアニメらしい。 彼のような人格を形成しないためにも、アニメの作り手に以上のようなことを求めてやまない。
　　　　　　　　　（今週の筆者　ＡＴ宮崎祐丞）