第12号 PRIDEの申し子田中彰善 献血大貢献!

日本ラクロス協会大阪支部が、世のため人のため日本赤十字社に協力する「第2回 ラクロス献血」が27日、JR大阪駅前で行われた。血の気の多い左大文字LCからも多くの参加が期待されたが、鬼コーチ山本昌宏と「HIDARI在籍継続か?」と野茂なみに今後の進路が注目されている関西初の高校生ラクロッサーであった田中彰善選手の2人が参加したのみだった。
 田中選手はLAXKONGにグローブを新調しに向かう途中に鬼コーチに偶然つかまり「痛いの怖い!」と涙を浮かべながらも強引に400ccの熱い血液を抜かれる羽目となった。 しかし社会に貢献したと気分を良くした献血後の田中選手は買い物で終始ごきげん。金のない高校生のくせに1万6千円もするウォーリアーのグローブを購入し、自慢げに再び献血カーの看護婦の前に現れた。田中選手の慈愛あふれる行為に満足していた山本鬼コーチだったが、彼は献血前の問診で、肝臓の数値の異常を現すγGTPの値 が異常に高いことが発見され献血できないという失態を犯してまった。献血カー看護婦隊とともに徹底的に原因追求を試みたが、はっきりした原因はわからなかった。消息筋では昨年のリーグ戦、左大文字の超少数ミッドフィールダーのやりくりに頭を悩まし、試合前の飲み過ぎがたたったのではと噂されている。
 今年度には再度この献血イベントは予定されており、血の気の多い松本、山田、山口選手には、次回の参加が日本赤十字社から、HIDARIのキムタクこと西端選手にも献血マニアの木村拓哉氏から参加協力依頼が来ているという。
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「滋賀大OB練習参加!HIDARIに新しい風」

 嵐山東グラウンドでの28日の定例練習に、滋賀大を今年卒業した小林克秀選手と柳川瀬崇選手の2人が参加した。京都中心の選手が多かったHIDARIにとって初めての滋賀県出身の選手の入団でチームの京滋をまたにかけた活動も期待ができると部員たちは喜んでいる。
 滋賀大は、湖北の彦根市で練習をおこなっていることもあり東海リーグに所属していたため、京都圏との交流は少なかったが、小林選手(AT)は4月から社会人として滋賀県内の金融機関で働くため、彦根市で学生生活のほとんどを費やしたラクロスを就職してからも続けるため入団を希望。柳川瀬選手(AT)は名古屋市に勤務先が決まったため、中東ラクロスか、HIDARIでラクロスを続けていく予定。
 サクラもちらほらと顔をのぞかせてきた嵐山で、マネージャーになる予定だったが 実は違った2人の美女の見学のもと、新戦力を交えた練習で選手たちは必要以上に気合を入れ、生き生きと汗を流していた。
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<今週のJリーグから>

 京都サンガ4連敗。名門左大文字と同じ京都在住のプロスポーツ球団として情けないですなあ。これもフロントのチーム運営が意味不明なため。今年横浜フリューゲルスから大量の若手を補強したが、期待の手島、辻本などを全く使わず(Uー20に出場ということもあるが・・・)、先を考えた補強とのたまう。今年、下位2チームが自動的にJ2に降格というのにだ。
 昨年のチーム主力を残すことができなかったのも納得がいかない。昨年1得点の山田(V川崎へ)は不要としても、岩本(川崎Fへ移籍)は残すべきだった。チームの顔となっていただけに残念な移籍。金銭面での折り合いがつかなかったというが、双方の言い分をぜひとも聞きたいものだ。1番の痛手のエジミウソンの移籍もなんとかならなかったのだろうか。
 代わりの補強だが森保の跡目のシジクレイ(山形から移籍)はなかなかの好補強。森保もいいかげん年だったし、シジクレイは得点能力もある。横浜Fからの佐藤尽も結構、結構。MFではガンバからの森岡と横浜Mからの三浦に期待していたが全く機能せず。
 オフェンス面では、これまで森岡の1得点のみというのが悲しいところ。試合を見てて思うのが、どうやって点をとるのかというビジョンが全く見えてこない。最近は光岡のケガから黒崎の1トップにしているらしいが、黒崎でとるのか、ポストでつかって2列目でとるのかどっちやねん!2列目の森岡、三浦の詰めが遅いし、昨年13得点の黒崎も、しんどい。ディフェンスの忍耐力のなさと得点のとり方を忘れたサンガの試合から、わたくしめが学生現役時代だったころのラクロスを思い出してしまったよ。
 今年は下位2チームは自動落ちってことで、福岡も横浜を破って頑張ってるし、市原も引き分けが多いながらも着実に勝ち点をかせいでいる。サンガも4連敗はないだろう!しかも全部90分で。せめて引き分けで勝ち点をかせいでほしいもんだ。 U-20が終わったら、パワーアップした手島、辻本、遠藤を使ってぜひとも巻き返しをねらってほしい。ということでホームゲームがある土曜日は、練習終わったら西京極へ集合を!
(今週の筆者 LMF仲屋 聡)

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