第11号 大文字今季初試合 立命大に快勝!

京都が誇るビジュアル系ラクロッサー軍団、左大文字L.Cの今シーズン初の練習試合である対立命館大学戦が13日、嵐山東グラウンドで行われ、6-2でHIDARIが見事に初戦を勝利で飾った。
あいにくの小雨模様のなか、左大文字の主力が続々と集合。星野選手が野良犬にマーキングされ、濱田選手の毎度の遅刻などハプニングも多々あり、ゴーリーもいないため、急きょ立命館からレンタル。20分ハーフで試合を開始した。
新戦力を加えたオフェンス陣の活躍が光り、ぬかるんだグラウンドに足元を取られ、俊足を生かせない現役立命生たちを尻目に、大人の試合運びを見せるHIDARIは、鶴原、宮崎、山田などアタッカー陣が好調。1オン1を中心に、得点を重ねる。練習開始から間もないことありスライド連携のミスから失点を許すものの、後半には星野のミドルショットなども決まり、危なげない試合運びで勝利した。
今季初試合での勝利に、選手たちもファミレスミーティングでもご機嫌。ランチに勝利祝いのデザート、パフェもつけて「今年はいけるで」と手応えを感じていたようだ。
= 左大文字L.C 対 立命館 6-2勝利=
<出場メンバー>
AT:山田、宮崎、芝、遠藤、鶴原、広田
MF:濱田、沖中、田中、星野、八木、加来
DF:吉井、仲屋、服部、志賀
G:ゲスト
マネージャー:エムクミ
<得点> 鶴原(2)、山田(2)、宮崎、星野
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
「スクープ!JUNKとお花見大会計画発覚!」

春の訪れが端々で感じられるこのごろ、左大文字ラクロスクラブの年間恒例行事のお花見が4月10日の練習後嵐山グラウンドで、女子クラブチーム 「JUNK」と合同で行われる計画があることが13日までに分かった。
同計画は、2月に極秘で開かれたHIDARI・JUNK懇親会のあと、一部の部員による数回の会合によって、今回のお花見に発展したとされている。計画当日は、午前中に合同でボディーコンタクトありの激しい練習を行ったあと、桂川沿いに移動しバーベキューを行いながらのお花見に突入する。
すでに双方の一部部員の間では、今回の「合同お花見案」の議案書に調印がなされていることが確認されており、実施は確実。JUNK側からも練習をすることもあり、相当数の人数が期待されHIDARI内部のコンパ推進派にとって、思わぬ朗報に派閥代表の鶴原氏の顔もこころなしかほころんでいた。

<メモ> JUNK=大阪を中心に活動する女子クラブチーム。大阪、神戸近辺の大学出身者が多い。美形ぞろいのフェロモン系ラクロッサーとして知られる部員約30人で大阪を中心に活動している。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
「HIDARI上層部でマネージャー定数増加案可決」

左大文字上層部は13日のファミレスミーティングで、現在1人のマネージャーの定数を1増とする議案を提出、原案通り可決し閉会した。
沖中主将は提案理由を、現在江村久美子氏(23)1人だけとなっているマネージャーでは、仕事の負担が1人にかかりすぎることから、今後のチーム運営をスムーズに進めるため、定員の1人増にしたいと説明した。
この提出議案に部員たちは全会一致で賛成で可決。さっそく、京大OBの部員が、知人に対しマネージャー就任の要請を行い、調整に動いている。新マネージャーの詳細はまだはっきりしないが、調整のつきしだいでは、早ければ28日の練習で、新マネージャーの就任会見が開かれることも予想される。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
お知らせ 「4月の練習日程決定」

4月 3日(土) 嵐山東グランド        9:00~
10日(土) 嵐山東グランド        9:00~
17日(土) 洛西浄化センターグランド  9:00~
24日(土) 嵐山東グランド        9:00~
29日(祝) 嵐山東グランド        9:00~
嵐山東グラウンドが中心になります。練習に来れない時は、掲示板に書きこむか、 電話連絡を。また部員以外でも体動かしたい人は来て見て触ってください。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
<今週のコラム>

「ヘビー級統一世界戦 疑惑の判定?について思う」

初春の夜長?におじさんが夜なべして徒然なるままに書き綴ってみました。
知らない人は全く知らないと思うが、ボクシング統一世界ヘビー級戦の判定を巡り物議が醸されている。
この試合はWBA・IBF王者イベンダー・ホリフィールドとWBC王者レノックス・ルイ スの間で行われたが、判定にもつれ込み3団体それぞれから選出されたジャッジは三者三様ホリフィールド、ルイス、ドローとした為引き分けとなった。この試合を残念ながら私は見ていないが、様々な報道によると明らかにルイスの勝利であったらし い。(この試合を務めたレフェリーですらルイスの勝利だ、と断言している。)
ボクシング(特にタイトルマッチ)においてホームタウンディシジョンと呼ばれ る所謂身びいきが存在する事は周知の事実だ。タイトルマッチにおいては敵地で戦う 挑戦者はK.O.ないしは明らかな判定での有利材料(ダウンを奪う等)が無ければ、タ イトル奪取は望めない。ジャッジが下した判断については、それに従うのがスポーツマンシップというものだろうが、ボランティアリズム(?)に支えられている我々の日本ラクロスと異なりボクシングの世界は興行である。もちろん世界一の称号を得るためにボクサーは戦うわけだが、同時に金儲けがついて回ることになる。そこに存在するプロモーターが今回はあのドン・キング氏であり、ホリフィールドは彼の持ち駒の一人(金のなる木)であった。かなり胡散臭い話だ。
この件で最も得をした(関西風に言うと儲けた)のはもちろん他ならぬドン・キングだろう。マッチメイクとそれに伴う入場料、放映権は莫大な金になる。再戦となればグリコ並に、一粒で二度おいしいという事になる。彼の辣腕ぶりは有名だが、これほど強引なやり方には不快感すら感じる。
もちろん入場料を協会員(選手)から集めるラクロスと違い観客動員・視聴率が全ての世界である。しかしプロレスと違いボクシングは格闘技である。(お怒りにな る方もいらっしゃると思いますが、プロレスはショーであると独断します。『おいおい、今のんカウント早いんちゃうん』と思われた方いると思います。)
我らがラクロスにおいても様々なスポンサーのお世話になっている(アマチュア・ マイナースポーツとしては異例だと思う)。もちろん学生主体の運営の支援を頂いている訳だが、企業としてはそこにメリ ット(支援という評判や消費者としてのプレーヤー)を認めているからだ。まぁ金になりにくいとは思うが…。後ろ盾や縁の下の力持ちがあまり表立ってくるのはいただけない。
K1人気をはじめ、格闘技人気が盛り上がっているが、真の世界一を決めるこの二人の再戦を実現し、白黒はっきりつけてほしいものだ(ドン・キングを喜ばす事になるが)。
(今週の執筆者 DF山口大蔵)      

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。