今年の関西クラブチームリーグ優勝に向けて、いよいよ左大文字の初練習が6日、 嵐山東グラウンド(京都市右京区)で行われた。練習には、大国大OBの芝氏、鈴木氏や京大OBの遠藤氏、宮崎氏、星野氏と立命OB清島氏など新人を含め、15人が参加。人事異動により新キャプテンとなった沖中選手の指導の下、軽めの運動で気持ちのいい汗を流した。
春の訪れを思わせる青空の下、部員たちは毎度のように練習開始時間より、約30分遅れて集合。みな久しぶりの運動とあって動きも鈍く、入念に準備運動を行った。 クロスを握る手もぎこちなく、ラインドリルやパスドリル練習などでもボールをポロ ポロ。リーグ戦への練習課題を浮き彫りにしながらも、冬眠開けの選手たちは生き生 きと楽しそうに練習に取り組んでいた。
今後の練習は洛西浄化センター、嵐山東グラウンドで週1回のペースで主に土曜日に行う。また京都内の大学との練習試合の交渉も進んでおり、早ければ今月20日に も今年初の練習試合が企画される予定。さらに3月中には「入部内定者のつどい」も 開くことが、練習後のミーティングで決議された。
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「松本選手、4月から名古屋へ転勤!HIDARIに残留か?」
昨年のリーグ戦では、抜群の運動量でHIDARIのダイナモとなって活躍したMF松本健選手(23)=独身=が、勤務先の人事異動により、4月から名古屋市に転勤となることが五日までにわかった。
松本選手は「中東L・Cででもやろうかなー。でも去年の試合でケンカしたしなー」と話しており、今後の進退を悩んでいる様子。しかし、気分はすでに名古屋っ子。ういろう、きしめん、味噌カツなど、大阪出身の松本選手にとって未知の食べ物 に思いをはせ、名古屋弁習得のため、駅前留学を決意したとも言われている。
元来の人見知りの性格のため、部員たちからは名古屋での人間関係が心配されてお り、孤独に耐え切れなくなったおりに、貴重な戦力を中東L・Cに奪われぬよう、GMなど幹部クラスが松本氏の待遇向上を条件に慰留に動く模様だ。
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<今週のコラム>
仕事柄、車で移動する時間帯が多いのでカーステレオにCDとMDをぜいたくしてつけています。そのステレオで何を聞くのかというと、全く昔の曲ばかり。中学、高校のとき聞いていたアーティストのCDをいまだに車内に持ち込んで「αステーション」のきよぴーの声とともにかわるがわる聞いています。最近、新しいCDは昔好きだったアーティストの新作以外を買っていません。だからといってレンタルで済ましているわけではないですよ。つまり、全く最近の音楽を買い求めてはいないんです。
断っておきますが私は音楽嫌いではありません。3度の飯よりというわけにはいか ないですが、かえって好きなくらい。高校生時代には、ヘッドフォンステレオを付けて浜田省吾の「詩人の鐘」などを激唱しながら自転車で通ってたので、車のおっちゃ んなどから、白い目で見られていたものです。では、なぜ最近になって新しい音楽を買わなくなったのか?それは買う必要がないからにほかなりません。
ベスト版全盛のこの時代に、わざわざ買って手元に残しておきたいと心から思える 音楽に巡りあうことが難しい時代となってます。MDの普及によるCD軽視化の動きもあるでしょうが、一時的な気まぐれで買って損するものが大半。今でも中古CD店をのぞいて見ると、ウインクやジッタリンジンなどのCDが並んでいます(KANも多かったなあ、あとKATSUM Iって知ってる?)。現在の音楽シーンを騒がしている人たちが3~4年後はどうなっているのでしょうか?
先日、すでにベテランの域に達しているミュージシャン、角松敏生のライブに行ってきたとき、現在の音楽業界にうんざりして、五年間の 凍結期間に入った経緯を話していました。しかし、凍結を終え、今年1月に、7年ぶりの発売となった角松のフルアルバムはオリコン初登場で3位にランクインしたといいます。7年休んだあと、すぐにオリコンチャートに入るのはたいへん珍しい例らしく、早朝の情報番組では、あまりに唐突のランクインに「オメガトライブにいた人ですよね ?」とアナウンサーにカルロストシキと間違われていました。本物の音楽はいつの時代でも通用するということを示した良い例と言えましょう。
こんなこといってても、結局は私が単なる懐かし物好きなだけかもしれません。たまに昔のジャンプコミックスなどが実家で発掘されると「ブラックエンジェルス」の松田のタックルや「魁!男塾」の富樫と虎丸の戦いの出番争い、「ゴッドサイダー」 の法粛のパンク頭、「北斗の拳」のサウザー篇でのシュウの最後、「ジョジョの奇妙 な冒険」ではリサリサのもとでの波紋修行(ロギンス、メッシーナ師範代による)など、ついつい懐かしく読みかえしてしまいました。音楽の問題と一緒でここ数年マンガを読まなくなったのも、最近のマンガに力強さがなくなってきたこととつながりがあるのではないのかな?どちらの世界も華やかなように見えて案外衰退期に入っているのかもしれません。
(今週の筆者 仲屋 聡)
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