第638号 久々のラクロスの巻

投稿日:

頼んだ覚えのないピザが10年間届き続ける「怖くて眠れない」系クラブチームの左大文字ラクロスクラブは6月21日、淀川河川公園木屋元グラウンドで定期練習を行った。
「有田のイエローハットでオイル交換してたらドライブ中の沖中さんとばったり会ってよ~」(by坂井氏)といつものように平和だった日本は一変、2月に一度練習をして以来コロナウイルスの影響で活動を自粛することとなった。
ピエール瀧氏や沢尻エリカ女史もひそかに楽しみにしていると噂の『週刊左大文字』も『季刊左大文字』と化し実質休刊に。
史上初となる緊急事態宣言と異例のアベノマスク&10万円給付を経て長い長いオフシーズンもやっと開けた。
「ラクロスシーズンに健康診断があるときだけ数値が良い」というメンバー間でコロナと中年の健康について積極的な情報交換がなされた模様だ。
「自宅でのリモートワークがいかに楽か」に始まり、
「ガラガラになった通勤電車の素晴らしさ」
「出勤せんでいいから定期代丸儲けや」
「外に出ないから運動量と酒の量がやばい」
「オンライン飲み会は終わり時がわからんただ時間ばっか過ぎてかなん」
「宣言が解除されて街に人多くなったってツイッターでつぶやいてるけど、そこにおる時点でお前もその一人やんけ」などなどトレンドに乗った話題が中心で、なんだかんだでそこそこ日本は平和だったようだ。
リーグ戦があるのかはまだ未定な上、接触プレーや合同錬を自粛したうえでの活動再開となっているが、それでも自粛期間中さらに増えた腹回りもものともせず「週末はまたラクロスできるなあ」とメンバー一同ほっとしている。

今週のコラム『フラッシュバック週刊左大文字』

コロナ渦はありとあらゆる経済活動を中止に追い込んだ。
いたるところで見られた外国人観光客が姿を消すところから始まり、学校は数か月休校、休業要請を受け店舗は一斉休業となった。
海外から・海外への渡航は実質不可能になり、イベントはセンバツ高校野球から資格試験、盆栽の展示会まで中止となった。
「試験は実施する。だが受けるのは自粛してほしい」(ボイラー技士試験)など一休さんもびっくりのトンチ大会と化したものもあったという。
興味のある人もない人もそれなりに気にしていた2020東京オリンピックは3月24日にほぼ中止に近い形で延期が決まり、3月29日志村けん氏の訃報は全国に衝撃を与えた。
先週の東京都での新規感染者数は一日40人前後であったが、これはオリンピック延期が決まった3月下旬とほぼ同じ水準である。
関西から遠い東京の話ではあるが、東京と大阪を行き来する人は1日10万人ともいわれ、不安は付きまとう。
検査数を意図的に減らしているとの疑惑は今でも消えず、日本は自粛解禁ムードに包まれているが油断はできない。
また活動自粛をしなければならない可能性も大いにあり、全国500万のラクロスファンが毎週楽しみにしている週刊左大文字もいつまた休刊になるかわからない状況だ。
(ただぶっちゃけて言うと自粛期間中SNSを頻繁に更新しているチームは更新し続けていたので、結局は自粛関係ないっちゃ関係ないのだが)
そんな日夜ラクロスのことが頭から離れないラクロスバカの左大文字メンバーに、厳選週刊左大文字バックナンバーを紹介したい。
ラクロスができない夜の寂しさを紛らわせてくれること間違いなしだ。
またそうならなくても飲み会のネタにもどうぞ(OBの皆さん大昔のことをいじってごめんなさい)。
ライターの仲屋氏は本職ともあって昔の週刊左は本当に面白いので、第1号から通しで見ることをぜひともお勧めする。

1『山山戦争』

第18号 関西に新クラブチーム「ポンセ上方L.C」発足へ


東京へ赴任した山口氏を山本氏が訪問、東京生活で変わり果てた山口氏を目にする。
「日ハムのフランクリン選手の打席の際には、京都人の誇りを示すべく「トランポリン 三振どすえ!」などとわけのわからないヤジを飛ばしていた。山本特派員の驚きはまだ続き、ダイエー城島がホームランを放つとしまいには「いいぞ!リーダー!!」とさらにわけのわからない発言をする始末。これはどうやらTOKIOのリーダー城島とかけていたことが、後になって判明した」
ところがその後この記事はやらせであることが発覚。
ラクロス協会からおしかりを受けたとかなんとか。

2『左大文字のSPEEDで(上)(中)(下)』

第40号 新ユニフォームやっと完成!17日の同志社戦から着用開始

第41号 同志社と練習試合中止!KOBE戦まであと1週間、23日もグラウンド取れず !

第42号 KOBEに快勝!左大文字5位決定


左大文字きってのアイドルオタク・匿名希望氏がSPEEDについて熱く語る。
「彼女たちは、就職活動によって腐りきった現代社会に汚されていく私の心にPUREな気持ちを呼び戻させてくれたのだった。最初は自分の気持ちに嘘をついて「何がSPEEDや、このガキが!」と言い聞かせるも、知らず知らずのうちに、『BODY&SOUL』を口ずさんでいる私がいた。そうして当時付き合っていた彼女からもバカにされ、さよならを告げられても、ますますSPEEDに惹かれていく私だった」
とSPEEDへの愛はかなりマニアックだ。
その後西端氏は福岡へSPEEDのライブに行ったりもしている。

第51号 週刊左大文字50号いつのまにか突破


「大阪ドームで多香子との愛を誓い合った思い出の「多香子」ボードが入口のアルバイトに没収された」とトラブルが発生したが、「背後から「キムタク」と呼ぶ声。何故俺のあだ名を知っているのか?と振り返ってみると、あの、元左大文字のメンバーで龍谷大との練習試合(2年前)では、今年のクラブ選手権で見せたHELP中川氏のフェイク同様のフェイクで、無人ゴールにシュートしたことでも有名な「金堂 氏」が、現在では見事に太りはててコンサート開始予定時刻が過ぎているにも関わらず、空腹を我慢できずにフードコートでカレーライスを食べまくっていた。その横には、元立命館の木村氏がビール片手に既にできあがっており、元京都工繊のデブAT仙波氏の姿もあった」と福岡で懐かしのメンバーと再会したりなんかもしている。
今はほぼ姿を消した寝台列車で帰阪したりと時代を感じさせられる名文だ。

3『左大文字映画クラブ、ザコ映画に憤慨!』

第133号  左大文字映画クラブ、ザコ映画に憤慨!


練習後映画を見に行った左メンバー7名は『ジュラシックパークIII』のつまらなさのに憤慨、
「なんちゅうざこ映画や!」
「はよ終われや!」
「おれのほうがもっといい映画作れんぞ」
「おれの夏休みを返せ!」
などと叫びちらかし、リベンジを決め込むため夜『千と千尋の神隠し』を見ることを決定。
でも『千と千尋の神隠し』も微妙な反応だったという。

4『忘年会で田中氏・高井氏ご乱行』

第149号 MVPは星野主将に!忘年会で各賞発表!


忘年会ですっかり出来上がった田中・高井両氏は鴨川で裸の寒中水泳をし、その後河原にいる女子に「おれらはホモじゃー」と絡むという変態テロを決行。
木屋町を恐怖のどん底に陥れたという。

5『竹志氏結婚おめでとう!へタレ全裸で祝福』

第127号 竹志氏結婚おめでとう!へタレ全裸で祝福


結婚式での余興を頼まれた田中氏が全身銀のタイツで寄せ書きを集め、それを脱いで贈呈、式に集まったスッチーたちの悲鳴が式場にこだましたという。
なお前述の忘年会とこの結婚式、田中氏本人に聞くとしらふの時は「思い出したくない」と言いながら、今でも酒が入ると必ず語りだしている。

6『ばたくんの悲しい年末年始物語』

第182号 左大文字大阪支部が新年会開催、濱ちゃん復帰か?


弟との2人部屋は「ロリコン立ち入り禁止」と張り紙され、部屋にすら入れない西端氏が30歳になった年末年始を描く傑作ドキュメンタリー。
「大学のゼミの女の子達にパーティーでもしてもらおうと考えていたらしいが、「その日はゼミのみんなでスノボ行くから」って断られ (おいおい、誘われてないやん)」となかなかのモテっぷりだ。

7『DF陣、マンダウンミーティング開催』

第168号  田中主将国際親善で大失態!解説降板か?


仲屋氏の自宅でミーティングを開催、その後なぜかあつかま宮崎氏だけが居残り映画『日はまた昇る』を見に行ったり『Zガンダム』をプレイしたりする。
「ゲーム上で自らコントロールする百式、ガンダムMKⅡを次々と大破させた宮崎選手はニュータイプとしての才能はさらさらなく、「おもしろくねえ」といいながら、電源を切った。今度は「逆襲のシャア」をやりはじめ、通常の3倍あつかましくなるというシャア専用宮崎ぶりを発揮。これもクリアできるはずもなく、失意のなか、午後11時半に仲屋邸を退出した。
仲屋氏は「大学時代には、私のしらんまに家にきて大戦略を朝までやっていたこともありました。学生の一人暮らしには貴重な食料は食い尽くすわであつかましさはわかっていたので今回はまだまだ序の口です。彼も大人になりましたねえ」と話していた」とガンダム好きにはたまらないワードが満載だ。

8『東京でサインをねだられる』

第184号 衝撃!三宅選手引退へ 送別会開催


その面白さから週刊左の名は関東にまで届くようになる。
講習会を受けた山本氏が、女性に呼び止められる。
♀「沖中さんってどんな人なんですか?」
私「・・・(あまりの唐突の質問に無言)」
♀「じゃあバタ君ってどんなひとなんですか?」
私「・・・(さらに無言に)」
♀「私の中でブームなんですよヒダリが!」
私「そっそうなの・・・」
♀「週刊左大文字を毎回楽しみにしてるんです。」
私「それってファンではなくマニアやね」
♀「違いますよ、ファンですよ!会社のパソコンのお気に入りにも登録してるんですよ。」

とマニアぶりを発揮。
また関東に知れわたるぐらい面白い文章を書けたらなあと思い今週の週刊左を締めくくることにしたい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。